1. チータラとは?
チータラとは、おつまみの製造・販売を行っている株式会社なとりの登録商標であり(※1)、スティック状のチーズをタラなどのすり身で挟んだ同社の人気商品である。チーズのコクとタラのうま味がマッチした美味しいおつまみで、現在は通常の「チータラ」の他に「カマンベール入り」や「パルメザン入り」なども販売されている。また、チータラを使ったアレンジレシピも増えている。
チーズ鱈との違いは?
チーズ鱈もチータラ同様、株式会社なとりの登録商標である(※1)。チーズ鱈は、イカがおつまみの王道であった1982年に満を持して登場。今までにない新しいおつまみとして注目を集め、大ヒットを収めることになる。そんなチーズ鱈とチータラの主な違いは原材料にある。チーズ鱈はチーズとタラだけでできているが、チータラはタラのほかにホッケなどの白身魚も使われている。
2. チータラ・チーズ鱈のラインアップ
株式会社なとりでは現在、さまざまな種類の「チータラ」「チーズ鱈」を製造・販売している。ここでは2021年4月時点で販売されている「チータラ」「チーズ鱈」をまとめて紹介する。
チータラのラインアップ
- JUST PACK チータラ
- JUST PACK カマンベール入り チータラ
- チータラ お徳用
- チータラ カマンベール入り お徳用
- まろやかチータラ カマンベール(要冷蔵)
- チータラ パルメザン入り お徳用【期間限定】
チーズ鱈のラインアップ
- マイハッピーバリュー チーズ鱈
- 一度は食べていただきたい 熟成チーズ鱈
- 一度は食べていただきたい熟成 チーズ鱈 小袋
- チーズ好きが食べるおいしい チーズ鱈
- チーズ鱈 BLACK イカスミ風味【期間限定】
3. チータラの基本的な栄養価
株式会社なとりの公式ホームページによれば、チータラの栄養価は商品によって異なっている。そこで代表商品である「JUST PACK チータラ」と「チータラ お徳用」の基本的な栄養価を以下にまとめておく。(※なお、写真は「チータラ お徳用」の栄養価である。)
「JUST PACK チータラ」の栄養価(27gあたり)
- エネルギー:93kcal
- たんぱく質:5.5g
- 脂質:6.0g
- 炭水化物:4.2g
- 食塩相当量:0.8g
「チータラ お徳用」の栄養価(100gあたり)
- エネルギー:322kcal
- たんぱく質:20.1g
- 脂質:20.5g
- 炭水化物:14.2g
- 食塩相当量:2.9g
4. チータラの美味しい食べ方・アレンジ方法
チータラはそのまま食べても十分美味しいが、アレンジを加えることでさらに美味しく食べられる。そこでいくつか美味しい食べ方やアレンジ方法を紹介しておこう。また、株式会社なとりの公式ホームページでもチータラを使ったアレンジレシピを紹介している。そちらもぜひチェックしてみよう。
その1.焼きチータラ
トースターでこんがりと焼いた「焼きチータラ」はおすすめ。香りとうま味がアップして、より美味しくなる。作り方は簡単で、クッキングシートを敷いた天板に、チータラを1cm間隔で重ならないよう10本ほど並べる。あとはトースターで3~5分程度、焼き色が付くまで加熱するだけだ。
その2.チータラスティック
電子レンジで加熱して作る「チータラスティック」も美味しい。チーズが溶け出して、通常とは異なる食感などが楽しめる。作り方は「焼きチータラ」と同じで、クッキングシートの上にチータラを等間隔に並べる。その後、500Wで1分30秒、600Wで1分程度を目安に加熱すれば完成となる。
その3.チータラ揚げ
チータラを豪快に揚げて「チータラ揚げ」にするのもよい。サクサクとした食感を楽しめるようになる。作り方はチータラにてんぷら粉を絡める。その後、170~180度程度に熱した油でキツネ色になるまで揚げれば完成だ。また、青のりなどを絡めて磯部揚げ風に仕上げても美味しい。
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結論
1980年代に誕生したチータラ・チーズ鱈は、約40年間にわたって愛されている国民的なおつまみの一種である。食べやすいことはもちろん、チーズとタラの相性は非常によくて美味しく食べられる。また、最近はチータラを使ったアレンジレシピなども多く紹介されているので、焼きチータラ、チータラスティック、チータラ揚げなどを試してみるのもよいだろう。
【参考文献】
- ※:おつまみのなとり-株式会社なとり「トップページ」
https://www.natori.co.jp/ - ※1:工業所有権情報・研修館「特許情報プラットフォーム」
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/
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