1. 無病息災を願って飲む"新茶"

春から初夏へ向かう光眩い季節。5月2日頃に毎年迎えるのが「八十八夜」だ。初夏の陽光をたっぷり浴びて、すくすく伸びる茶の新芽。その新芽を摘んだお茶は「一番茶」と呼ばれ、不老長寿、無病息災の縁起物とされてきた。もともと、中国から伝来した当初は、薬として飲まれていたお茶。新茶には渋さを感じさせるカテキンよりも旨み成分であるテアニンがたっぷり含まれ、ことのほか甘く、美味しく感じられる。
2. 茶殻は水に溶けない栄養の宝庫

通常の緑茶もそうだが、味も香りも一段とフレッシュな新茶は、ただお湯を注いで飲むだけではもったいない。緑茶にはビタミンCやカテキンのほか水に溶けない栄養素があり、常日頃捨ててしまう茶殻にはニンジンの2.4倍のβ-カロテン、ホウレンソウの25倍ものビタミンEなども含まれている。
そこでオススメなのが、残った茶殻を食すこと。そのまま佃煮やかき揚げ、お浸しにしてモリモリ食べてもいいが、乾燥させて粉末にすれば使い勝手も抜群。塩やゴマと混ぜてふりかけにしたり、卵焼きに加えたり、パンケーキやクッキーに入れてもOK。食物繊維もたっぷりで消臭効果もあるから、お父さん世代の気になる口臭ケアにもなるだろう。
そこでオススメなのが、残った茶殻を食すこと。そのまま佃煮やかき揚げ、お浸しにしてモリモリ食べてもいいが、乾燥させて粉末にすれば使い勝手も抜群。塩やゴマと混ぜてふりかけにしたり、卵焼きに加えたり、パンケーキやクッキーに入れてもOK。食物繊維もたっぷりで消臭効果もあるから、お父さん世代の気になる口臭ケアにもなるだろう。
結論
青々とみずみずしく、甘さあふれる新茶は、毎年味わうのが楽しみな初夏の風物詩。入手したらぜひ丸ごと味わって緑の季節そのものを体内に取り込めば、心身ともに爽快にリフレッシュできそうだ。
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