目次
1. ステーキの基本的なカロリーと糖質量

ステーキのカロリーや糖質量は、使う牛肉の部位、重さ、種類(産地)、ソースの種類などで大きく異なる。しかし、輸入のサーロイン肉(200g程度)を使っている場合、カロリーは570kcal程度、糖質量は0.9g程度となっているようだ。なお、それぞれ内訳については以下のとおりである。
【ステーキのカロリーの内訳】
・輸入サーロイン(200g):546kcal
・牛脂(2~3g):17~26kcal
・塩(少々):0kcal
・コショウ(少々):1kcal
・牛脂(2~3g):17~26kcal
・塩(少々):0kcal
・コショウ(少々):1kcal
【ステーキの糖質量の内訳】
・サーロイン(200g):0.8g
・サラダ油(2~3g):0g
・塩(少々):0g
・コショウ(少々):0.1g
・サラダ油(2~3g):0g
・塩(少々):0g
・コショウ(少々):0.1g
2. 牛肉の部位別のステーキのカロリー

前述のステーキでは輸入牛肉の「サーロイン(脂身つき)」を参考にしたが、ステーキに使われる部位はサーロイン以外にもさまざまある。そこでサーロイン以外の牛肉を使った場合のカロリーについても確認しておこう。なお、以下の数値はいずれも100gあたりのカロリー量となっている。
輸入牛肉100gあたりのカロリー
・バラ(脂身つき):338kcal
・肩ロース(脂身つき):221kcal
・ランプ(脂身つき):214kcal
・リブロース(脂身つき):212kcal
・肩(脂身つき):160kcal
・もも(脂身つき):148kcal
・ヒレ(赤肉):123kcal
・サーロイン(脂身つき):273kcal
・肩ロース(脂身つき):221kcal
・ランプ(脂身つき):214kcal
・リブロース(脂身つき):212kcal
・肩(脂身つき):160kcal
・もも(脂身つき):148kcal
・ヒレ(赤肉):123kcal
・サーロイン(脂身つき):273kcal
3. 和牛肉の部位別のステーキのカロリー

牛肉には輸入牛肉のほかに、和牛肉などの種類もある。そして輸入牛肉と和牛肉ではカロリーなどが異なる。そこでここではステーキに使われることの多い和牛肉のカロリーについて確認しておこう。なお、以下の数値はいずれも100gあたりのカロリー量となっている。
和牛肉100gあたりのカロリー
・バラ(脂身つき):472kcal
・肩ロース(脂身つき):380kcal
・ランプ(脂身つき):319kcal
・リブロース(脂身つき):514kcal
・肩(脂身つき):258kcal
・もも(脂身つき):235kcal
・ヒレ(赤肉):207kcal
・サーロイン(脂身つき):380kcal
・肩ロース(脂身つき):380kcal
・ランプ(脂身つき):319kcal
・リブロース(脂身つき):514kcal
・肩(脂身つき):258kcal
・もも(脂身つき):235kcal
・ヒレ(赤肉):207kcal
・サーロイン(脂身つき):380kcal
4. ステーキソースのカロリーとは?

ステーキのカロリーはほぼ牛肉の種類、大きさ、種類(産地)で決まるが、ステーキソースによってもカロリー量は変化する。例えば、一般的なバターと赤ワインなどで作る「グレイビーソース」の場合、1食分(25g程度)のカロリーは80kcalである。また、市販の主なステーキソースのカロリーは以下のようになっている。なお、商品のリニューアルに伴いカロリーが変更される場合がある。
市販のステーキソースのカロリー
・H.J.ハインツ社(HPソース):122kcal/100g
・ブレンズ社(A1ソース):88kcal/100g
・ブレンズ社(A1ソース):88kcal/100g
5. 外食チェーンのステーキのカロリー

ステーキは家でも食べられるが、ステーキ専門店やファミレスなどでも食べることが可能だ。そこでここでは主な外食チェーンの代表的なステーキのカロリーをまとめておく。なお、以下の商品はリニューアルなどに伴いカロリーが変更される場合がある。
主な外食チェーンのステーキのカロリー
・いきなり!ステーキ(リブロースステーキ300g):828.6kcal
・ロイヤルホスト(アンガスサーロインステーキ ドミグラスバターソース225g):855kcal
・フォルクス(厚切り熟成サーロインステーキ 200g):753kcal
・ビッグボーイ(アンガス牛 リブアイステーキ 200g):862kcal
・ステーキのどん(リブロースステーキ300g):944kcal
・ロイヤルホスト(アンガスサーロインステーキ ドミグラスバターソース225g):855kcal
・フォルクス(厚切り熟成サーロインステーキ 200g):753kcal
・ビッグボーイ(アンガス牛 リブアイステーキ 200g):862kcal
・ステーキのどん(リブロースステーキ300g):944kcal
6. ステーキをカロリーオフする方法3選

「ステーキは食べたいけれど、どうしてもカロリーが気になる」という人もいるだろう。そこでここでは美味しいステーキをカロリーオフする方法を3種類紹介する。以下の方法を取り入れれば、ステーキの美味しさはそのままにカロリーオフすることが可能だ。
その1.低カロリーの牛肉にする
前述のとおり、牛肉は部位や種類(産地)によりカロリー量が大きく異なる。そのため、例えばサーロインを選ぶよりも、肩ロースやリブロースを選んだ方がカロリーを抑えることが可能だ。また、脂身が少ない肩やももにすればよりカロリーを抑えられる。牛肉の脂身は甘み・うま味などの美味しさに関係するが、カロリーオフしたいなら低カロリーの牛肉の部位・種類を選ぶようにしよう。
その2.焼くときに油を使わない
ステーキを焼くときは牛脂やサラダ油などを使うのが一般的だが、このような油を控えることでカロリーオフが可能だ。油を控えるときにはフライパンに牛肉がくっつかないよう、「クックパー(R)フライパン用ホイル」などを使うのがおすすめ。これでステーキ肉をこんがりと美味しく焼き上げられる。家でステーキを焼くときには、ぜひフライパン用ホイルを使うようにしよう。
その3.低カロリーのソースを使う
ステーキをカロリーオフしたいなら、低カロリーのソースを使うのもおすすめ。例えば、グレイビーソースは1食分80kcal程度であるが、わさび醤油にすれば13~14kcal程度にすることが可能だ。他にもポン酢醤油や大根おろしソースなどのような和風ソースはカロリーが低め。このようにカロリーが気になるなら、バターなどを使っているステーキソースを避けるようにしてみよう。
7. ステーキの栄養面に関するよくある質問

ここまでビーフステーキのカロリーや糖質量について詳しく解説してきた。しかし、まだステーキについて知りたいことや気になることなどもあるだろう。そこで最後に、ステーキの栄養面に関するよくある質問・疑問に回答する。
Q1.牛肉に含まれている主な栄養素は?
牛肉は代表的な「たんぱく質食品」のであり、良質なたんぱく質を多く含んでいるのが特徴だ。たんぱく質は筋肉や内臓などを構成したり、ホルモン・酵素・抗体などを調整したりする働きを有しているといわれている(※2)。このほか、ビタミンB群・ビタミンA・ビタミンDといったビタミン類、カリウムやリンといったミネラル類も含んでおり、優れた栄養源となっている。
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Q2.トンテキやチキンステーキのカロリーは?
ステーキといったら、一般的には「ビーフステーキ」を指すことが多い。しかし、豚肉を使ったポークステーキ(トンテキ)や、鶏肉を使ったチキンステーキなどもある。トンテキの1人前(200g)のカロリーは約400kcalであり、チキンステーキの1人前(177.5g)のカロリーは約500kcalとなっている。なお、部位や調理方法によって異なるので、あくまで目安程度に考えておこう。
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結論
ステーキのカロリーは使う牛肉の部位、食べる量、種類(産地)、かけるソースなどにより大きく異なる。特に牛肉の部位と食べる量はカロリーに大きく影響するので、カロリーが気になるなら注意したほうがよさそうだ。また、もしステーキのカロリーオフがしたいなら、低カロリーの牛肉やソースを使う、油を使わずに焼くなどの工夫を行うようにしよう。
(参考文献)
- ※1:文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」
https://fooddb.mext.go.jp/ - ※2:e-ヘルスネット「たんぱく質」
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-044.html
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