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【スパイス】をまとめて紹介!使いこなして料理上手を目指そう!

【スパイス】をまとめて紹介!使いこなして料理上手を目指そう!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 児玉智絢(こだまちひろ)

鉛筆アイコン 2020年3月24日

料理のアクセントに欠かせない、スパイス。一口にスパイスといっても、その種類はとても豊富なので、どの料理に何を使えばいいのかわからないという人も少なくない。今回は、スパイスの上手な使い方やスパイスごとの特徴、相性のいい料理について解説する。スパイスを使いこなして、料理のレベルアップを目指してみよう。

  

1. スパイスの基本的な使い方

カレーやタンドリーチキンなど、スパイスが主役となる料理を作るためにその都度必要なスパイスを用意するというのはよくあるケース。そのうち、ほかの料理に活用する方法がわからないスパイスたちがキッチンにたまっていき、いくつかのスパイスが使われないままになっているというのも珍しくないパターンだ。

料理の味に深みを出すためには、スパイスを有効活用するのがおすすめ。美味しい料理を作るためには、自宅に眠っているスパイスを使わない手はないのだ。スパイスには、パウダー状になったものと砕かれずそのままの形で販売されているものとがある。パウダー状のものはそのまま手軽に使えるが、そのままの形で販売されているホールスパイスに比べて香りが弱くなってしまうというデメリットがある。

スパイスの香りを強く出したいときは、ホールスパイスを料理へ入れる直前につぶしてから使うのがおすすめ。すり鉢やスパイスミルを活用すれば、初心者でも簡単につぶせるのでぜひ使ってみてほしい。
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2. 万能に使えるスパイス「ナツメグ」

ハンバーグを作るとき、肉のくさみを消すために用いられることの多い「ナツメグ」。ひき肉と相性がよく、一般家庭でも比較的よく使われているスパイスである。ハンバーグに使うのはもちろん、ミートソースやドライカレーなどに使ってもよい。ナツメグを少し入れるだけで料理自体の味わいに深みが出るので、使わない手はない。

ナツメグは、ひき肉料理以外でも力を発揮してくれるスパイス。ホワイトソースやシチューなど、クリーミーな味わいの料理とも相性がいいのだ。チーズフォンデュの仕上げにナツメグを加えるのも、知っていて損はないテクニック。お店のような本格的な味わいになるので、だまされたと思って試してみてほしい。

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3. 中華料理の定番スパイス「八角」

「八角」は、中華料理に欠かせない存在として知られるスパイス。中国産の「トウシキミ」という木になる果実を乾燥させて、作られたスパイスだ。五香粉にも使われており、スーパーなどでも比較的手に入りやすいスパイスである。八角は、少量でしっかりと香りがつくため、料理に使う際は入れすぎないように注意が必要。花びらのようになっている袋果を、一つずつ折って数個ずつ使うのが基本の使い方だ。八角と相性がいいのは、豚の角煮や鶏レバー煮など。八角を入れるだけで中華料理らしい味わいに変化するので、自宅でも試してみてほしい。
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4. 取り扱い注意なスパイス「アサフェティダ」

聞きなじみのない人も多いであろう「アサフェティダ」は、別名「悪魔」とも呼ばれるほど強力な香りのスパイス。セリ科の植物の一種で、根茎に傷をつけてそこからにじみ出てくる液体を集めて乾燥させ、ブロック状にしてスパイスとして使っているのだ。密閉された瓶で保存されるほど香りが強いスパイスなので、取り扱いには注意が必要である。

香りだけの感想は、お世辞にもいい香りといえるものではない。しかし料理に使うと驚くほど豊かな風味に変化するため、インドで「ヒング」と呼ばれる豆のスープやピクルスなどに用いられている。自宅にストックがあるという人は珍しいだろうが、アサフェティダのように驚きの変化を遂げるスパイスがあることも知っておいてほしい。

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5. さわやかな香りのスパイス「カルダモン」

カレーに入れたりスリランカ料理に使われたりする機会の多い、「カルダモン」という名のスパイス。ショウガ科の植物で、柑橘類のようなさわやかな香りとほろ苦さ、辛みが特徴である。殺菌力が強く、古代エジプト時代には解毒剤として使われていたほど。カルダモンは、ヒンドゥー語で「心臓の形をした生薬」という意味の言葉でもあり、重宝されてきたことがよくわかる。いつものカレーをレベルアップさせたいときや、サラダのアクセントとして使うのがおすすめ。コーヒーやハーブティーに入れて楽しむこともできるので、いつものティータイムにカルダモンをプラスして、エスニックなティータイムを楽しんでみてほしい。
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6. カレーに必要不可欠なスパイス「フェネグリーク」

「フェネグリーク」という名前を聞くだけでは、どんなスパイスなのか想像しにくい人も多いだろう。香りをかいでみるとまさにカレーの香りがするため、どんな料理に使われるスパイスなのかすぐに理解することができる。マメ科の植物であるフェネグリークは、パウダーやホールタイプとして販売されているのが、日本では一般的。インドでは、フレッシュハーブとしてフェネグリークの葉も活用されている。フェネグリークは、カレーに使うのはもちろん、スパイシーさを強調させたい料理に活用するのもおすすめ。タンドリーチキンにフェネグリークのパウダータイプを使えば、本格的な味わいに変わるので活用してみてほしい。
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7. アジア料理で活躍するスパイス「ガランガル」

スパイスが多用される料理を多く生み出しているアジアで、欠かせない存在となっているのが「ガランガル」という名のスパイス。ショウガ科に属する植物であり、日本でなじみ深い「しょうが」と同じような見た目である。味は、しょうがと胡椒を混ぜたような辛みで、わずかに酸味も感じられるのが特徴。トムヤムクンに欠かせないスパイスとなっているのも、納得の味わいである。ガランガルは、トムヤムクンだけでなくマッサマンカレーやグリーンカレー、ナシゴレンやカオマンガイなど、日本でも定番となっているアジア料理に使えるスパイス。自宅で本格的なアジア料理にトライしたいときは、ガランガルをぜひ使ってみてほしい。
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8. 日本でもおなじみのスパイス「パプリカパウダー」

赤や黄色、オレンジなどカラフルな色合いが特徴の「パプリカ」。唐辛子が品種改良されて生まれたという歴史を持ちながら、辛みが一切ないことでも知られている。そんなパプリカを乾燥させて粉末の状態にしたのが、「パプリカパウダー」だ。スペイン料理などによく使われており、真っ赤で情熱的な色味が特徴である。

パプリカパウダーはパプリカを乾燥させたものなので、パプリカにある栄養素がまるごと含まれている。ビタミンCや鉄などが豊富なので、疲労回復や抗酸化作用などの効果も期待できるスパイスなのだ。パプリカパウダー自体に強い味わいや香りがないため、いろいろな料理に使えるのも長所のひとつ。フライドポテトにかけたりサラダにひとふりしたりと、気軽に活用できるスパイスである。
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結論

独特な香りのものや、辛みのあるものなどが多いスパイス。しかし、スパイスの特徴さえ知っておけば、家庭料理にも十分に生かすことができる存在なのである。普段の料理をグレードアップさせるためにも、ぜひスパイスを有効活用してみてほしい。
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  • 更新日:

    2020年3月24日

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