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へぎ蕎麦ってどんな蕎麦?蕎麦との違い正しく説明できる?

へぎ蕎麦ってどんな蕎麦?蕎麦との違い正しく説明できる?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 南城智子(なんじょうさとこ)

2020年3月15日

料理の世界には、似て非なる調理法、食材、加工法が多く存在する。今回お届けするのは、へぎ蕎麦と蕎麦。みなさんはその違いをご存知だろうか?違いが明確にわかるよう、それぞれの特徴をお届けしていこう。

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1. 蕎麦とは

皆さんご存知の蕎麦。お好きな方も多いことだろう。蕎麦は日本を代表する麺料理の1つでもある。蕎麦の栽培自体は、縄文時代からともいわれており、日本人とはとても縁深い食品だ。現在のような麺状になったのは江戸時代だといわれている。

蕎麦屋御三家

江戸時代になるとそれまで蕎麦饅頭のようにして食べられていた蕎麦が、麺状に変化する。当時はこれを蕎麦切りと呼んでいた。数多く登場した蕎麦屋のなかには、今でも暖簾を守る店がある。それが、蕎麦屋御三家と呼ばれている「薮」「更科」「砂場」である。始まりはそれぞれ1店でそれが暖簾わけを繰り返し、現在に至る。

蕎麦の基本材料

江戸時代など古くは、蕎麦のみで作られていたが、現在ではつなぎに小麦粉を使ったものも多い。蕎麦粉だけのものを十割、小麦粉2、蕎麦粉8のものを二八、半分ずつのものを半々と呼ぶ。うどんなどと違い、塩は加えないのも特徴で、その分、蕎麦粉の味が物を言う。

2. へぎ蕎麦とは

へぎ蕎麦とは新潟県発祥の蕎麦。普通の蕎麦との大きな違いは、つなぎに布海苔が使われている点だ。布海苔とは刺身のツマなどにも使われる海藻の一種で、粘着力があり、食べ物としてだけでなく、さまざまな用途で使われている。2~4月が旬。十日町、魚沼、小千谷など、へぎ蕎麦が有名な地域では蕎麦=へぎ蕎麦のことを指すことも多い。

へぎ蕎麦のへぎとは

へぎ蕎麦は、板状の器に盛った状態で提供されることが多い。この木の器のことをへぎと呼ぶ。これがへぎ蕎麦の名前のルーツだ。さらに、茹でて水を切った蕎麦を、一口分に丸めて盛られるのが一般的で、この盛り方を手繰りと言う。へぎに手繰りで盛り付けられたものをへぎ蕎麦と呼ぶのだ。

へぎ蕎麦の歴史

へぎ蕎麦は、新潟県生まれだが、発祥の地域においては諸説ある。ただ、布海苔が使われた経緯には、おおよそ一貫性がある。新潟は古くから織物の産地として知られる地域。その織物を折る際、機織り機に横糸をピンと張るために使われていたのが、布海苔なのだ。大量に入手した布海苔の使い道を模索する中で生まれたのが、へぎ蕎麦だったといわれている。

3. 蕎麦とへぎ蕎麦の違い

食感と味

蕎麦とへぎ蕎麦の違いとしてまずあげられるのが食感と味。へぎ蕎麦は、一般的な蕎麦と違い、シコシコとした独特の食感が特徴で、ほんのり磯の風味が香る。これは乾麺であっても同様だ。歯ごたえに関して言えば、稲庭うどんに近いものがあるかもしれない。ちなみに普通の蕎麦は、蕎麦粉の分量が増えるほど、蕎麦本来の味わいを楽しむことができるといわれており、十割を好む人も多い。

薬味の違い

蕎麦と聞いて、皆さんはどんな薬味をご想像するだろう?ざる蕎麦であれば、ネギとわさびを思い浮かべる人がほとんどであろう。実はへぎそばには、からしが薬味としてついてくることが多い。初めて見た人は驚かれることだろう。新潟は豪雪地帯ということもあり、わさびがあまり収穫できなかったため、代わりにからしが用いられるようになったという。今でもその時の名残で、からしが提供されているそうだ。

結論

蕎麦とへぎ蕎麦。食べ比べてみるとよくわかるが、味わいがまるで異なる。近頃では、へぎ蕎麦も全国で人気を集めているので、スーパーなどに売られている場合も多い。たまにはトライしてみるのもいいかもしれない。

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