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沖縄そばの原料は?そばアレルギーでも食べられる?

沖縄そばの原料は?そばアレルギーでも食べられる?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年5月20日

沖縄には美味しい名物料理がたくさんある。ぜひとも食べておきたいもののひとつが沖縄そばだ。その名前からして、そばアレルギーの人は食べることができないのでは?と思っている人も多いのではないだろうか。そこでここでは、沖縄そばの原料や作り方を紹介しよう。

  

1. 沖縄そばの原料

■沖縄そばにそば粉は使われていない

沖縄そばの歴史をたどると、中国から沖縄に麺が伝えられたことが起源とされている。沖縄「そば」と言っても、本土の和そばとは違い、中華麺に近い材料で作られている。和そばは、小麦粉などと黒いそば粉を混ぜて作られているため、そば粉の香りや独特の色合いをしているものが多いが、沖縄そばの麺は黄色っぽい色をしており、当然そば粉の香りもしない。それもそのはずで、そば粉自体が使われておらず、小麦粉を木炭、またはカンスイなどで引き締めて作られている麺なのだ。つまり、中華麺やうどんのように小麦粉が主原料の麺を使用しているため、沖縄そばの麺は、そばアレルギーを持っている人でも食べられる食材になっていると言えるだろう。

■沖縄そばの麺の作り方

沖縄そばの作り方は、基本的には小麦粉100%で作られる。小麦粉と重曹や卵、塩、水などを混ぜ合わせた仕込み水を一緒に大きなボウルなどに入れて混ぜ合わせる。生地がそぼろ状態になったら、手のひらで押すようにして混ぜ合わせて、ひとつにまとめて、さらにこねる。出来上がった生地はビニール袋などに入れて乾燥させないようにして30分から1時間ほど寝かせる。あとは生地をめん棒で均一に薄く伸ばして、生地に打ち粉をつけて重ね合わせ、包丁で切っていけば出来上がりだ。このような過程からもわかるように、沖縄そばの麺にはそば粉は一切使われていない。

2. 沖縄そばはアレルゲンを含まないものが多い

■昔ながらの沖縄そばは卵を使わない

最近では沖縄そばの麺を作るのに、中華麺と同じように卵やカンスイをつなぎとして使用しているところが増えてきている。しかし、昔ながらの沖縄そばの麺は、つなぎには灰汁を使っている。現在でも沖縄そばのお店の中にはつなぎに卵を使用していないお店もある。そのため、もともとは沖縄そばはアレルギーを持っている人でも安心して食べることができる万能な料理だったと言えるだろう。ただし、最近は卵を使っているお店も多くなっているため、卵アレルギーを持っている人が沖縄そばを食べる際には、お店に確認することは必要不可欠だ。もちろん小麦粉アレルギーの人は食べることはできない。

■沖縄そばの麺以外は?

沖縄そばの麺以外にも注目してみたい。沖縄そばのスープは、一般的にはカツオだしや豚骨でとられていることが多い。また、基本の具材は豚の三枚肉に刻みねぎ、かまぼこが主流だ。ここまでは、アレルギーを持っている人でも比較的問題のない食材ばかりだと言えるだろう。ただし、ひとつ注意して欲しいのは、具材のかまぼこ。多くのかまぼこはつなぎに卵白を使っていることが多いため、卵アレルギーの人はかまぼこは避けたほうがいいだろう。また、お店によってはトッピングにゆで卵や錦糸卵、卵焼きなどを乗せていることもある。ただ、それ以外の麺、スープ、具材は、比較的アレルゲンを含まないもので作られている料理になっている。

結論

沖縄そばは、いわゆる和そばとはまったく別物で、そば粉は使われていないため、そばアレルギーを持っている人でも安心して食べることのできる料理だ。ただし、麺には小麦、麺のつなぎや具材に卵が使用されていることもあるため、小麦アレルギー、卵アレルギーを持っている人は、十分注意していただきたい。

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  • 公開日:

    2018年7月17日

  • 更新日:

    2021年5月20日

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