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ソース&ケチャップのうま味を最大限に料理に活かす調理法公開。

ソース&ケチャップのうま味を最大限に料理に活かす調理法公開。

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2020年3月20日

ソースやケチャップは、食材の旨味が凝縮した万能調味料。ただ、ご家庭では何かにかける調味料として使われていることがほとんどだ。料理の味付けや隠し味に活用するとぐっと料理の腕が上がることはあまり知られていない。今回は、そんなソースやケチャップを使った料理を特集していく。

  

1. ケチャップの秘密

コクのワケ

ケチャップの主たる材料は、ご存知の通りトマト。しかし、普通にトマトを食べるより、断然コクがある。その秘密はどこにあるのだろう?ケチャップの材料になる加工用のトマトは、生食用のトマトに比べて、リコピンなどの含有量が多い。その美味しさをぎゅっと凝縮して作るので、コクがグンと増す。

旨味のワケ

トマトは旨味成分であるグルタミン酸を多く含む野菜。グルタミン酸といえば、昆布の旨味の主成分で知られている。そもそも旨味のある材料を惜しみなく、たっぷり使って作ることで、旨味が増すのだ。さらにこのグルタミン酸は、他の旨味成分を合わせることでより旨味が際立つ。ケチャップが旨味を多く含む肉や魚介類、キノコなどと相性が良いのはこのためだ。

バランスの良い味

ケチャップは、甘味、塩味、酸味、旨味がすべて含まれている調味料。バランスがとれているので、これだけで味が決まる。また、香りも高く、醤油や味噌に比べると塩分も控えめ。健康のために塩分を控えたい方にもってこいの調味料なのだ。

2. ソースの秘密

コクのワケ

皆さんはソースが何から作られているかご存知であろうか?ソースは、トマト、人参、玉ねぎ、セロリ、りんごなど、多くの食材を使って作られる。食材それぞれの旨味が溶け合うことで、自ずと味わいが複雑になるのだ。日本の家庭でよく用いられる中濃ソースやウスターソースは、それぞれブランドによって配合が異なるので、チェックしてみよう。

味の決め手はスパイス

ソースは、野菜や果物の美味しさが味わいのベース。そこに深みや旨味をもたらすのが、スパイスの存在である。ソースには唐辛子や胡椒、タイムやフェンネル、シナモンなど、多くのスパイスが配合されている。奥行きのある味わいの秘訣は、このスパイス使いにあったのだ。

ヘルシーさもウリ

ソースには、油分はほとんど含まれていないのでカロリーもマヨネーズなどに比べると控えめ。さらに醤油や味噌に比べるとケチャップ同様、塩分も少ない。それでいてコクがあるので、上手に取り入れたい。

3. ケチャップ&ソースのおいしいレシピ

ルーなしハヤシライス

ハヤシライスは、ルーかデミグラスソースを使って作るのが定番。しかし、ソースとケチャップのダブル使いでも簡単に作ることができる。材料をバターで炒め、ソース大さじ3で味付け。そこに少しの小麦粉を加えて炒め、ケチャップ大さじ7~8と水を加え煮詰めれば出来上がりだ。ソースはウスターソースでもとんかつソースでもOKである。

ポークチャップ

豚のヒレ肉を使ったポークチャップは、簡単でヘルシー。ヒレ肉を1cmの厚さに切り、塩胡椒で下味をつけておく。油を敷いたフライパンで両面を焼き、火が通ったら、ケチャップとほんの少しの醤油を加えるだけ。ケチャップは、1人当たりだいたい大さじ1と覚えておけばOKだ。最後にバターを落として出来上がり。豚肉でなくチキンでも美味しくいただける。

キャベツのソース炒め

炒め物の味付けをソースにすると、目先が変わって新鮮。ざく切りにしたキャベツを油で炒め、火が通ったら、さっとソースを加えるだけだ。キャベツ1/4個に対して、大さじ1のソースが目安。ほんのひとつまみ砂糖を加えると、子供も好きな味わいになってオススメだ。肉や魚を加えた炒め物にも応用可能である。

結論

それだけで味わいが完成しているソースやケチャップを使用すれば、面倒な調味料の計量もいらず、スピーディーにご飯を作ることができる。ぜひ活用してみてほしい。

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  • 更新日:

    2020年3月20日

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