1. チーズティーって何?

チーズティーという言葉を耳にしたことがあるだろうか?チーズティーは、台湾発祥の少し変わったティードリンクのこと。冷たいウーロン茶や緑茶、ジャスミンティーなどに上にチーズクリームを乗せたドリンクで、その意外な美味しさにファンが急増中なんだそう。
LAには専門店も!
台湾からアメリカ、イギリスに渡ったチーズティー。LAには専門店ができるほど、人気に。日本にも続々とチーズティーが飲めるお店が増えている。近頃、とあるTV番組で特集されたことでも話題になっている。
2. チーズティーの正体

チーズクリームの秘密
店によってさまざまだが、お茶の上に乗せるのはクリームチーズをベースにしたクリーム。フォームチーズなんて呼ぶお店もあるほどで、ミキサーなどで泡立てて、ふわふわにしたものを乗せることが多いようだ。乗せたクリームをお茶で溶かしながら飲む。味わいは、濃厚でリッチ。それでいて生クリームだけよりも清涼感が感じられるそう。
塩が決め手
お茶とチーズクリーム、一見合わない組み合わせだが、これがクセになるらしい。チーズクリームは、クリームチーズをベースに生クリームや砂糖、塩などを加えて、泡立てる。ポイントになるのが、チーズの濃厚さと砂糖の甘さを引き締める塩の存在。岩塩を使うお店もある。
お茶の種類
乗せるお茶もお店によって、ウーロン茶やプーアール茶、緑茶、紅茶、ジャスミンティーなど、さまざま。抹茶ベースのドリンクやミルクティーなどに乗せるケースもある。お茶によっては、ドリンクというよりは、どこかスイーツ感覚に近くなるものもありそうだ。
3. 自宅で作るなら

どんな味か想像しづらい、チーズティー。日本ではまだ飲める店舗も少ないので、自分で作ってみるのもいいだろう。用意するのは、クリームチーズと生クリーム、塩、砂糖。ボウルに材料を入れて、ミキサーでふわふわになるまで撹拌する。あまり重いチーズクリームだとお茶には合わないので、軽めに仕上げるよう分量を調整するのがおすすめ。ホイップクリームにクリームチーズを合わせて作ることもできる。
初心者はシンプルなお茶に
まずは、紅茶あたりから攻めるのが正解。ジャスミンティーやハーブティーなど、個性の強いお茶と合わせるのは、難易度がなかなか高い。あっさりとした濃いめの紅茶なら、チーズクリームの個性を上手に緩和してくれそうだ。また、お茶は必ず冷たいものを用意すること。さらにお茶には甘みをつけないほうがいい。まずは、乗せたままで楽しみ、だんだんとお茶に混ぜてみよう。今までに味わったことのない食体験が楽しめる。
トッピングでアレンジ
スイーツ感覚で楽しむのなら、トッピングにこだわるのもあり。チョコクランチやココナッツファイン、砕いたナッツ、シナモンなど、アレンジの幅は無限大。チーズに合う柑橘類やレモン、オレンジの皮を少し削ってもあしらっても美味しい。
結論
次にブームを巻き起こすと言われているチーズティー。一見合わない、チーズとお茶の組み合わせ。ものは試し。まずは、店舗で、自宅でトライしてみよう。