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海苔の旬と保存方法を解説!栄養満点の海の幸をパリっと美味しく食べよう

海苔の旬と保存方法を解説!栄養満点の海の幸をパリっと美味しく食べよう

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 出口美輪子(でぐちみわこ)

2020年4月 9日

日本人の食卓にすっかり定着している海苔。庶民の間では江戸時代から食べられていたそうだ。食卓にあるのが当たり前のようになっている海苔だが、その生産方法や栄養について説明する。

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1. 海苔の旬と生産方法

●旬はある?
年中、スーパーや百貨店などで販売されている海苔だが、海苔には旬がある。11月頃に摘み取られた海苔の原料である海藻は、「一番摘み」「初摘み」と呼ばれ、その後、収穫は4月中旬まで続けられる。つまり、この時期に獲れた海苔が旬なのである。

●海苔の生産方法
海苔の旬は分かったが、そのまま出荷されるわけではなく、海藻を加工して海苔になる。まず、海苔の原料である海藻にはオスとメスがあり、春から夏にかけて受精して卵細胞が誕生する。その後、卵細胞は果胞子(かほうし)と呼ばれるものを放出する。その果胞子をカキ殻の中に入れることから養殖は始まるのである。

やがて9月~10月になると果胞子が成長して海苔のタネができる。そのタネを陸上もしくは海上に浮かべた網に均等につけていく作業「採苗(さいびょう)」が行われるのである。この均等に植え付ける作業は、非常に難しいと言われている。

やがて10月下旬くらいになると芽が15cmくらいに成長し、刈り取りが行われる。刈り取った海藻は、細かく切断され、水洗いした後に手すき和紙を作るように板状に加工されるのである。昔は手作業で作られていたが、近年は機械化されている。

2. 海苔の栄養

海苔にはビタミンの他、鉄分や食物繊維などミネラルが豊富に含まれている。また、鰹節に含まれるイノシン酸や椎茸に含まれるグアニル酸、昆布に含まれるグルタミン酸という3種の旨味成分すべてを含んでいる。このように旨みが豊富な食品は、他にはないと言われている。

のりにはみかんの1.3倍のビタミンCが含まれている。また、のりのビタミンCは加熱しても壊れにくく、そのため他の食品よりも効率的にビタミンCを摂取できる。また、日本人に不足しがちな食物繊維も豊富なので、のり1枚でバナナ1本分の食物繊維に相当するので、のりを献立に取り入れると少ない量でたくさんの食物繊維を摂取できる。そして、注目すべきはのりの鉄分で、のり5枚でほうれん草1束に含まれる鉄分が摂れるのである。

また、海苔には鉄分とタンパク質も含まれているのだが、それらの栄養が鉄分の吸収効率を高めることができる。その他、海苔には良質な植物性タンパク質がたくさん含まれていいて、その量は納豆よりも多いと言われている。しかし、タンパク質のことだけ考えると海苔でも十分な量を摂取できるが、納豆には海苔にはないアミノ酸も豊富なので、一緒に食べると互いに足りない栄養素を補うことができる。

3. 海苔の保存方法

海苔は汁物に入れることもある。ただ、調理の過程で水分を含ませることがあっても、保管する時はパリッと乾燥した状態を保ちたい。

●冷蔵保存する方法
海苔が湿らないように保管するには、開封前であっても開封後であってもストックバッグに入れて、ぴったりフタをしめて冷蔵庫で保管すると良い。開封後は、いったん海苔をラップでくるんでから、ストックバッグに入れる。ストックバッグの中には、乾燥剤も一緒に入れておくと効果的である。

●冷凍保存する方法
海苔の包装袋のフタをしっかり閉じるだけでもよいが、より保存性を高めるためには、海苔の袋ごとラップでくるみ、フリーザーバッグに入れて冷凍保存する。フリーザーバッグの中の空気は海苔が湿る原因になるので、できるだけ抜いておくとよい。

●解凍方法
冷凍した海苔を解凍する時は、すぐにフリーザーバッグのフタを開けないことが肝心だ。凍っていた海苔を冷凍庫から出して常温に戻す時、冷たいままフリーザーバッグの口を開けると、温度差で結露が起こり、海苔が湿ってしまうことがあるからだ。きちんと保存すると冷蔵で2~3ヶ月、冷凍の場合1年くらい保管できる。

結論

小さくて薄いけれどビタミンやミネラルなど日本人に不足しがちな栄養を摂取できる海苔。少ない量でもたくさんの栄養を摂取できるのも魅力だ。毎日継続して食べたい食品である。

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