1. マロングラッセのカロリーは高い!?

マロングラッセは食べるだけで高貴な気分を味わえる、オシャレなスイーツだ。栗の美味しさが存分に活かされているマロングラッセは、食べるとやみつきに。しかし、気になるのがカロリーだ。マロングラッセ1粒でどのくらいのカロリーがあるのかを知っておかないと、食べ過ぎて後悔するかもしれない。
マロングラッセのカロリーは、1粒(20g)あたり約64kcal。100gだと317kcalだ。つまり5粒(100g)食べると、60g入りのポテトチップス1袋程度のカロリーを摂取することになる。
なお、栗そのもののカロリーは、茹でたもの100gあたりの場合、167kcal。マロングラッセにすることで、150kcalものカロリーが増えることになるのだ。ちなみに栗の甘露煮は100gあたり238kcal前後なので、やはりマロングラッセのカロリーは高めであることがわかるだろう。
2. カロリーよりもマロングラッセの栄養を知りたい!

マロングラッセの栄養はどうなっているのだろうか。実は栗は古代から栄養素の高い食材として知られ、中国では漢方的な要素としても扱われていたという。栗は日本だけではなく、その性質から中国、アメリカ、ヨーロッパなどでも食されてきた人気の食材なのだ。ここでは、マロングラッセの主な材料である栗の栄養素を紹介していこう。
- 食物繊維
便秘対策に役立つ食物繊維が豊富だ。茹でた栗100gあたりの含有量は、6.6gである。
- カリウム
塩分の摂り過ぎによるむくみを対策できカリウムが豊富に含まれている。茹でた栗100gあたりの含有量は、460mg。
- 葉酸
細胞を作ったり、血液を作る重要な役目をしている葉酸。とくに妊婦には重要な栄養素である。
- ビタミンB1
糖質をエネルギーに変換する働きがある。糖質を多く含むマロングラッセを食べるときには、積極的に摂りたい栄養素である。
- ビタミンC
コラーゲンの生成に欠かせない栄養素である。日焼け予防など美容面にもメリットがある。栗に含まれるビタミンCは、熱により損失しにくいと考えられている。
3. マロングラッセの糖質はカロリーより高い?

マロングラッセは栗をシロップで長時間漬けているため、糖質が多く含まれているようだ。糖質オフダイエットなどをしている人は、とくに意識しておきたい。
栗の糖質量は?
栗は秋の味覚として楽しむイメージがあるが、同じように秋の食材として有名なのがさつまいもだ。食材そのものに甘みがあり、ずっしりとお腹にたまるさつまいももまた、糖質が高いというイメージがある。実は蒸したさつまいも糖質量は100gあたり29.9g、対して茹で栗は30.1g。サツマイモよりも糖質量が多いのだ。
マロングラッセの糖質量は?
皮をむいた栗を、何度も何度もシロップに漬け込んで作るマロングラッセは、生の状態よりも糖質量は当然多くなる。実は栗をマロングラッセにすると、100gあたり77.4gの糖質量となる。約47gも糖質量が高くなるのだ。マロングラッセが美味しいからといって、何粒も食べるのは危険である。
4. マロングラッセのカロリーオフする食べ方

カロリーも糖質も高めのマロングラッセを食べるとき、どうしたらカロリーをオフできるのだろうか。美味しいから食べたいが、もし効果的にカロリーを落とす方法があるなら知りたい。そこで、おすすめの方法をまとめていこう。
0kcalの飲み物と合わせたよう
マロングラッセそのもののカロリーが高めなので、できるだけカロリーが0kcalの飲みの物と一緒に飲みたい。コーヒーであればブラック、紅茶ならストレートが好ましい。おすすめは無糖の炭酸。シュワシュワした泡が空腹感も満たしてくれるのだ。市販飲料の場合は、緑茶やウーロン茶、ルイボスティーなど脂肪の吸収を抑えるという「機能性」が表示されているものを意識的に選びたい。
食べ過ぎない
マロングラッセは栗1粒の大きさなので、それを小さくカットして何度も楽しむのもいいだろう。栗自体は中が詰まっていて濃厚なので、少しずつ口に含んでも満足感は得られる。
結論
シロップで漬けたマロングラッセについて、気になるカロリーや糖質、カロリーオフして食べる方法などをまとめてきた。意外にも栄養素が高い栗は、ほどよく摂取したい食材だ。適切な量を考えながら、ぜひ美味しくいただきたい。
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