春雨サラダの種類や春雨の戻し方を紹介！アレンジも自在！

春雨サラダに使われる春雨は、1種類しかないと思っている人もいるようだが、じつは大きく分けて緑豆春雨、国産春雨、韓国春雨の3種類があるのだ。違いは、春雨に含まれる「でんぷん」の原材料によって分類されている。種類によって適する料理も異なるのでポイントをおさえて美味しく食べてほしい。

少量で満腹感を得やすく、ヘルシーなイメージのある春雨サラダ。健康管理に欠かせないポイントであるカロリーは、100gあたりおよそ80kcal。ちなみにごはん100gあたりでは168kcalになるため、春雨のほうが低カロリーということになる。ただひとつだけ注意してほしいのが、春雨に含まれる糖質だ。でんぷんからできている春雨には多くの糖質が含まれているため、低カロリーでも一度の摂取量は気をつけたほうがいいだろう。

健康管理をするうえで、栄養バランスは欠かせないポイントになる。どんなに健康に適した食材でも、春雨だけでは炭水化物しか摂ることができない。そんなときには、春雨サラダがおすすめだ。春雨の定番料理ともいえる春雨サラダでは、卵やハムなどを加えることでタンパク質をプラスしたり、きゅうりやワカメなどを加えて食物繊維を摂ったりすることも可能になるのだ。

乾燥した状態の春雨を食べるには、まず熱湯で茹でて戻す必要がある。だが時間表記のままに戻してしまうとその後の調理で春雨が伸びてしまった...ということになりかねない。伸びずに春雨を美味しく食べるには、茹でる時間を目安時間の半分ほどにすることがポイントだ。半戻しの状態からほかの食材と合わせて調理することによって、食材の旨みや調味料をしっかり吸収しながら食べごろの状態になるのだ。

春雨サラダをレシピに取り入れる人の中で、1日で食べきれなくて、冷蔵庫で保存をしていたら固くなり美味しくなくなった...なんて経験はないだろうか。春雨サラダを美味しく保存するには、春雨を戻したあとにしっかりと水分をきることが重要になってくる。また、春雨が外気に触れないように密閉容器に入れることで乾燥を防ぐことができるのだ。

春雨サラダの定番といえば、多くの人が中華風を思い浮かべるのではないだろうか。どんな調味料にも合う春雨サラダは、バリエーションが豊富で、味がしっかりしみ込むのが特徴だ。健康効果の高い酢をベースにしたものから日本人に親しまれるめんつゆを使った和風テイスト、さらにはタイ料理のヤムウンセンなどさまざまなアレンジが可能。体重制限中にメニューに春雨サラダを取り入れても飽きずに楽しめそうだ。

さまざまなアレンジができる春雨サラダだが、基本的に酢を使うことが多い料理だ。中には春雨サラダは好きだが酸味が苦手...という人もいるのではないだろうか。そんな人におすすめなのは、酢を使わず春雨サラダを楽しめるナムル風春雨サラダ。醤油や鶏がらスープの素で味付けをするので、酸味がないのが特徴。ラー油やにんにくなどを使えばさらにアレンジ可能なナムル風春雨サラダは、おかずとしても重宝する。

タイ料理のヤムウンセンをご存じだろうか。春雨サラダを使ったタイの定番料理で、辛さがしっかりあるのが特徴だ。必要な食材も少なく、手間なく簡単に作ることができる。春雨、野菜、ひき肉を茹で、調味料と唐辛子を和えれば完成だ。普段の春雨サラダと違う味わいを楽しみたい人や、肉や野菜もまんべんなく食べたい人におすすめのアレンジレシピだ。

春雨サラダは食事摂取量を減らしたい人などにはぴったりの食材。少量でもしっかり食べごたえを感じることができる一品だ。野菜やタンパク質を一緒に摂取することもできるので、健康的に痩せたい人にはぜひ試してもらいたい。好みの味付けで自己流のアレンジを探してみるのもいいだろう。