1. モロヘイヤは冷凍保存できる
モロヘイヤは夏に多く出回る野菜のため、暑さに強いと思う人も少なくない。しかし、じつはモロヘイヤは傷みやすい野菜のため、冷蔵庫で保存しても数日しか日もちしない。時間が経てば経つほど乾燥し、美味しさが損なわれてしまう。そのため、買ってきた日に冷凍保存するのがおすすめ。
モロヘイヤは常温や冷蔵庫で保存するとすぐに鮮度が落ちるので、すぐに冷凍したほうが美味しく栄養も摂れる。スーパーなどでモロヘイヤを購入する際は、できるだけ新鮮なものを選ぶようにしよう。新鮮なモロヘイヤは鮮やかな緑色をしていて、葉がピンと張っている。鮮度が落ちてくると茎が黒っぽくなったり、葉がしおれてくるのだ。
2. モロヘイヤは生より茹でて冷凍がおすすめ
生のままでも冷凍できるが、扱いにくくなってしまうため軽く湯がいてから冷凍するとよい。塩を加えた湯でサッと茹でて氷水に取ってから水気を絞り、使いやすいサイズにカットしてから密閉できる袋などに入れて冷凍する。茹でておけばアク抜きもでき、カットして冷凍すれば解凍後にすぐ調理できて便利だ。冷凍するときはできるだけ平らにし、金属製のバットにのせて、急速冷凍すると美味しさがより保てる。モロヘイヤは細かくカットするほど粘りやとろみが強くなる野菜なので、解凍後の調理方法にあわせたサイズにしておくとよい。
生のまま冷凍するときの注意点
モロヘイヤは加熱してから冷凍するのが基本だが、時間がないときは生のまま冷凍保存しておこう。生のまま冷凍するときは、密閉袋に入れて空気を抜いてから冷凍する。解凍すると水分が抜けて食感が悪くなってしまうため、冷凍したまま調理するようにしよう。
3. 冷凍モロヘイヤの解凍と使用方法
茹でて冷凍したモロヘイヤは、凍ったまま使用できるのが大きなメリット。凍ったままフルーツなどと一緒にミキサーにかければ、美味しいスムージーが作れる。また、味噌汁やスープに使う場合も凍ったまま調理できて便利。和え物やサラダに使いたいときは、電子レンジで軽く解凍してから味付けをするとよい。薬味などとして使う場合は、冷蔵庫で自然解凍か電子レンジで加熱すればOK。茹でたモロヘイヤは解凍する際に水分が出てしまい、冷凍する前よりも粘りが増すので注意しよう。
離乳食にも活用できる
モロヘイヤは離乳食にも活用できる野菜で、料理にとろみを付けたいときにも便利。細かく刻んでから小分けにして冷凍しておけば、料理にとろみをプラスするのに使える。モロヘイヤはクセがないため、スープやおかゆなどいろいろな料理にあわせられるのも嬉しいポイントだ。
4. モロヘイヤの冷凍食品
モロヘイヤは自分で買って冷凍してもよいが、市販のものを使うとより便利。ここでは、おすすめの商品をいくつか紹介しよう。
ジェフダ 「そのままOK!モロヘイヤ」
ジェフダの冷凍モロヘイヤは、そのまま使えるのが嬉しいポイント。一度茹でてから冷凍されているため、再加熱の必要がなく使いやすい。小さめにカットされたモロヘイヤで、自然解凍で食べても粘りや風味をしっかり感じられる。モロヘイヤ好きな人にはおすすめの商品だ。
ロコパン 「業務用モロヘイヤ」
ロコパンの業務用モロヘイヤは価格が比較的安く、購入しやすいのが大きなポイント。ロコパンはネットの業務用スーパーで、さまざまな業務用食材が安価で売られている。モロヘイヤ以外にも魅力的な商品があるので、ぜひ一度チェックしてみてほしい。
結論
モロヘイヤはあまりメジャーな野菜ではなく、食卓に登場する機会が少ない家も多い。しかし、実際はクセがなくて食べやすいだけでなく、栄養価も高いおすすめの野菜。冷凍食品を使えば、より手軽に食卓に取り入れられる。モロヘイヤを食べたことがない人も、ぜひ試してみてはいかがだろうか。
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