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【にんにく】の保存って常温と冷蔵どっち?冷凍と解凍のコツも紹介

【にんにく】の保存って常温と冷蔵どっち?冷凍と解凍のコツも紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2020年12月11日

ステーキやパスタ、餃子や冷しゃぶなどににんにくを加えると、料理にパンチが効いて、思わず箸が進んでしまう。夏バテ気味の暑い時期にこそ大いに活用したい。

  

1. 吊るして常温で保存

にんにくは一度に大量に使うのではなく、料理の香りづけに少量必要になる。使う時にその都度買うというよりも、常備しておきたい食材だ。そこで、使いたい時にいつでも使えるように、上手に保存しよう。
〈吊るして保存〉...1ヵ月
外国映画でよく、キッチン周りににんにくを何個も吊るしているシーンを見ることがあるが、これも立派な保存方法だ。にんにくは湿気が苦手なので、ネットなどに入れて風通しのいい冷暗所に吊るしておくと、1ヵ月はもつ。大量にもらった時などは、ネットに入れてそのまま吊るして保存しよう。ただ、にんにくは低い温度を好む。寒くて乾燥する時期に吊るして保存するのは問題ないが、日本の夏のように高温多湿の時期は、常温で吊るしておくと、芽が出たりカビが発生したりすることがあり、傷むのが早まってしまう。真夏は冷蔵庫で保存する方が無難だ。

2. 冷蔵庫で保存

常温でも十分保存できるにんにくだが、高温多湿の真夏の時期は、冷蔵庫での保存がいいだろう。
〈丸ごと冷蔵〉...2ヵ月
皮がついたままのにんにくを丸ごとキッチンペーパーで包み、保存袋に入れて、冷蔵庫で保存する。にんにくは低い温度を好むので、このような簡単な方法でも長期保存が可能だ。
〈1片ずつ冷蔵〉...2ヵ月
丸のままのにんにくから1片だけを使ったら、残った使いかけをまたキッチンペーパーで包み直せば長期保存できるが、どうせなら一手間加えて1片ずつ個別に包み直しておけば、次に使う時にとても便利だ。外皮を取り除き、バラバラにして1片ずつキッチンペーパーで包み、保存袋に入れて冷蔵庫で保存しよう。

3. 下処理のコツ

にんにくの皮は、外側の厚めの皮と内側の薄い皮とで二重に守られているので、農薬の心配はあまりなく、洗ってからから調理する必要はない。農薬が心配な時は、青森県産などの国産のものを選べば、より安心だ。次に、にんにくを使う前に、下拵えのコツをおさえておこう。
〈外皮と薄皮を剥く〉
にんにくの内皮は薄いので破れやすく、しかも実に張りついたりするので、取り除くのに結構手間がかかる。指でちまちま剥いてもいいが、サッと剥きたい時は、まずは1片の根元を2mmくらい切り落とす。まな板の上に置き、上から手のひらでにんにくを押さえ、押し潰すようにごりっと一回転させると、薄皮がきれいに剥ける。
〈芯を取ってからスライス〉
薄皮を剥いたら縦半分に切り、中の芯を包丁の刃元で取り除く。芯を取り除いたら1mmほどの厚さにスライスする。輪切りのように横方向にスライスすると、繊維を断ち切ることができる。

4. 冷凍・解凍のコツ

にんにくは冷凍して保存することもできる。その方法を紹介しよう。

〈1片ずつラップして〉...1ヵ月
薄皮を剥いて、1片ずつラップで包み、保存袋に入れて冷凍する。使う時は、前の日に冷蔵室に移して自然解凍する。解凍されたらスライスしたり、すりおろしたりして使う。薄皮を剥かずに冷凍してもよい。薄皮を取る時は、凍ったまま根元を切り落とし、包丁でそぐように皮を剥くとよい。皮を剥いたら冷蔵室に移して自然解凍しよう。

〈スライスして冷凍〉...1ヵ月
薄皮を取り除き、薄くスライスする。1回分ずつ小分けにしてラップで平らに包み、保存袋に入れて冷凍する。みじん切りを小分けにして冷凍してもOK。使う時は凍ったまま調理できる。

結論

中華料理やイタリア料理には欠かせないにんにく。匂いが気になる場合は、にんにく料理を食べた後にリンゴを皮つきのまま一切れ食べるといい。リンゴの酵素とポリフェノールが匂いを早く抑えてくれるからだ。

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  • 更新日:

    2020年12月11日

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