1. にんにくをきかせて!ホタテとキャベツのペペロンチーノ風

少しばかり高価な食材であるホタテと日常的に食べるキャベツ。この2つの食材を使って簡単に一皿を作るには炒め物が筆頭に挙げられる。にんにくと唐辛子を生かしてメリハリのある味を演出してみよう。
オイルかバターか
ホタテとキャベツを使ったペペロンチーノ風の炒め物は、唐辛子をしっかりきかせるのならばオリーブオイルがふさわしい。フライパンに入れたオリーブオイルを弱火で加熱し、にんにくと唐辛子の香りや辛みをゆっくりと引き出すのである。ホタテを炒めるときにはバター一択という場合は、フライパンにバターとおろしにんにくを入れるとよい味わいになる。
白ワインでコクを加えてもOK!
オリーブオイルやバターににんにくの香りがついたところで、キャベツとホタテを投入する。貝柱ではなくホタテの身全体を使用する場合にはあらかじめ火を通しておくとフライパンでさっと炒めることができる。味わいを深くするために少量の白ワインを加えてもよいだろう。塩で味を調えればホタテとキャベツのペペロンチーノ風ができあがる。
パスタに絡めても美味
ホタテとキャベツのペペロンチーノ風の炒め物は、ごはんともパンとも合うおかずになる。また、パスタに絡めれば子どもたちも喜んで食べる一品となる。子どもがいて唐辛子を控える場合にはブラックペッパーを挽いて香りを出すとアクセントになる。
2. しょうが香る!ホタテとキャベツのスープ煮

ホタテとキャベツでほっこりと温まりたい場合は、しょうがをきかせてスープにするという手がある。あっさりと楽しめるこのスープ、キャベツを大目に消費したいときには役に立つレシピである。
スープに合うホタテは?
キャベツとスープにするホタテは、もちろんまるごとの身や貝柱の刺身でも問題ない。しかしホタテ缶がある場合にはこのスープはより美味しくなる。ホタテがほろほろとほぐれてスープで食べやすいほか、ホタテ缶の汁がよい出汁となってくれるためである。食品庫に眠っているホタテ缶があればぜひ活用したい。
鶏ガラスープとしょうがを活用
ホタテとキャベツのスープは市販の鶏ガラスープの素を使うと便利である。鶏ガラスープに酒や塩コショウを加えて味を調え、ほどよい大きさに切ったキャベツとホタテ、そして千切りにしたしょうがを投入する。缶詰の場合は汁も一緒に加える。キャベツがしんなりしホタテに火が通れば完成である。
片栗粉でとろみをつける
スープはこのままでもじゅうぶんに美味しいが、極寒の季節は片栗粉を溶いてとろみをつけてもよいだろう。具材に火が通ったら水に溶いた片栗粉を鍋に加えるだけである。アツアツのスープで身体の芯から温まる。
3. ホタテとキャベツのマスタードサラダ

ホタテとキャベツで前菜風のサラダを作っても絵になる。粒マスタードをきかせた自家製ドレッシングで食べればワインも美味しい一品となる。
刺身用のホタテの貝柱で
サラダ風の一品を作るにはホタテは刺身用の貝柱が便利である。切ったキャベツとホタテは別々に火を通しておく。自家製のドレッシングは、粒マスタード、酢、オイル、塩とコショウをミックスして作る。火を通したホタテを3等分に切り、キャベツとともに自家製ドレッシングで和えればできあがる。おかずとしてボリューミーにしたい場合にはジャガイモを加えてもよい。
結論
ホタテとキャベツは接点がなさそうな食材であるが、実際にはさまざまな料理を作ることが可能である。冬ならば温かくスープで、夏ならば涼しげにサラダにして臨機応変に楽しめる。シンプルに炒める場合にも香味をきかせればおかずとしてもおつまみとしても本格的な味を堪能できる。ホタテとキャベツの料理、ぜひ定番メニューに加えてほしい。
この記事もCheck!