1. 食パンの保存は冷凍がオススメ
食パンは、生ものではないのであまり気にせず常温で保存している人が多いのではないだろうか。しかし、食パンは水分が多いので常温だとカビやすく、パン袋のままだと密閉できずに乾燥してしまう。また、冷蔵庫で保存の場合は、より水分が抜けやすいだけでなく0~4℃ではデンプンの劣化が早くなってしまう。そのため、食パンは冷凍で保存するのがおすすめなのだ。冷凍であれば常温や冷蔵保存でのデメリットが解消でき、さらには長期保存も可能になる。
2. 食パンの冷凍保存方法
食パンは常温や冷蔵での保存には向かず、冷凍保存が適していると分かった。今度は、実際に食パンを冷凍する方法について見てみよう。
1枚ずつアルミホイルかラップで包む
食べやすい厚みに切ってから、1枚ずつラップかアルミホイルに包む。アルミホイルで保存をすると急速冷凍ができ、冷凍焼けを防げるのでおすすめだ。ラップの場合は、できるだけ空気が入らないようピッタリとかけよう。
保存袋に入れて冷凍
そのままの袋で保存すると、空気が入って乾燥の原因となる。密閉できる保存袋に入れて保存すれば、乾燥やにおい移りを防げるだろう。長期保存する場合は、ラップに包んでから保存袋に入れたほうがよりにおい移りを防いでくれる。
保存期間
冷凍した食パンの保存期間は2週間~1ヶ月ほどだ。いつまでに冷凍すればよいか迷う人もいると思うが、賞味期限前にできるだけ早く冷凍するのがおすすめだ。
3. 食パンの解凍方法
食パンの冷凍保存の方法が分かったところで、今度は解凍方法について見てみよう。
解凍は必要?
解凍をしないでも焼くことはできるが、トースターの性能などによっては中まで火が通るのが遅く、表面だけ焼けてしまう場合もある。そのため、電子レンジや自然解凍してから焼くとよいだろう。
冷凍食パンの焼き方
しっとりとした食感がほしいときは、霧吹きなどで湿らせてから焼くのがおすすめだ。
自然解凍でも大丈夫?
焼かずにサンドイッチなどに使用する場合は、自然解凍でも問題はない。常温に出しておけば2~3時間ほどで解凍できる。たとえば、昼に使いたい場合は朝に冷凍庫から出しておくとよい。
4. 作り置きトーストが便利!
冷凍した食パンの解凍の方法や焼き方などが分かった。次は作り置きトーストについて見てみよう。作り方も紹介するので、ぜひチェックしてみてほしい。
作り置きトーストとは?
作り置きトーストとは、食パンに味を付けたり具材をのせたりして冷凍したものだ。朝食作りの手間が省けるだけではなく、具材を変えればさまざまな味わいを手軽に楽しめる。また、具材を選べば朝食の栄養バランスが整うのでおすすめだ。
作り置きトーストの作り方
作り置きトーストの作り方はとても簡単である。好みのサイズの食パンを用意し、具材に合わせたソ-スを塗る。好みの具材をのせたら、空気が入らないようにしてラップに包み保存袋に入れて冷凍すれば完成だ。どんな具材をのせても基本的に大丈夫だが、なるべく水気の多いものは避けたほうがよい。
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結論
食パンは常温や冷蔵では、カビが発生したりデンプンが劣化したりするなどのデメリットがある。冷凍保存することで、それらのデメリットを防いで長期保存が可能になる。また、作り置きトーストがあれば、朝食を作る手間も省けるだろう。これらを参考にして、食パンの保存に活用してみてはいかがだろうか。
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