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重曹とは?食用と掃除用の違いや掃除への活用法、注意点や代用品まで

重曹とは?食用と掃除用の違いや掃除への活用法、注意点や代用品まで

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2020年7月15日

重曹とはどういった物質なのだろうか?食用と掃除用があるが、違いは何なのだろうか?本稿ではそうした「重曹とは?」について解説するとともに、食用や掃除用それぞれの重曹の使い方などを紹介していく。掃除用に関しては、重曹の代用品についても解説しているので、ぜひ参考にしてほしい。

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1. 重曹とは?食用と掃除用の違いも解説

重曹とは、アルカリ性の性質を持つ「炭酸水素ナトリウム」のことだ。最近は、スーパーやドラッグストアなどで購入することができる。もともとヒトの体内にも存在する物質なので、当然ながら人体にも無害だ。昔から、蒸しパンなどを作るときのベーキングパウダー(ふくらし粉)として用いられてきたほか、掃除や料理の後片付け、美容や装飾品の手入れ、脱臭など幅広く使われてきた。重曹を多目的に使うことができるのは、この炭酸水素ナトリウムにいろいろな特徴があるからだ。

重曹の6大特徴とは

  • 発泡性や膨張作用がある
  • 弱アルカリ性で酸を中和する働きがある
  • 加熱するとアルカリ性が高まる
  • 油と混ざると、石鹸のような働きをする
  • 消臭作用や吸湿作用がある
  • 研磨作用がある
たとえば重曹が酸と混ざると中和作用が起こり、二酸化炭素の細かい泡が発生する。その泡を利用してお菓子を膨らませたり、炭酸ドリンクを作ったりすることができる。鍋などで加熱したときも二酸化炭素が発生し、その後はアルカリ性が高まる。それにより酸性の汚れが落としやすくなる。

酸性を中和する点や、油と混ざることで親水性と親油性をあわせ持つ石鹸のような働きをする点などは、掃除に重宝するだろう。後述するが、とくに水垢や油汚れを落とすのに重曹はピッタリなアイテムだ。

また重曹は結晶が丸みを帯びており非常に細かい。そのため粉末の重曹を直接使うと研磨作用も得られる。そのうえ消臭作用や吸湿作用も備えている。冷蔵庫やクローゼット、靴箱などの消臭や除湿にも役立つという、まさに万能アイテムなのだ。

食用と掃除用の重曹の違いとは?

ドラッグストアなどでは、食用と掃除用と2種類の重曹が売っていることがある。主成分は同じで、含まれている不純分の含有量によって食用と掃除用にわかれている。食用の重曹は純度98~99%で、掃除用は95%~98%程度というのが一般的な仕分け方だ。純度が低いということは、その分不純物が混ざっていることを意味する。

食用を掃除に使う分には問題ないが、ペットや小さな子どもが舐めてしまう恐れがあるのなら、食用には食用の重曹を使ったほう買った方が安心だろう。

重曹を使う際の注意点とは?

お伝えしたように基本的には人体に無害だ。だが、高血圧症や腎臓に疾患があるなどで治療中の方および薬を服用している方が食用を用いる際は、事前に医師に相談してほしい。また、重曹はアルカリ性のためやや皮膚への刺激がある。肌が弱い方などは、重曹を使用する際にゴム手袋を着用するとよいだろう。

そのほか、木や畳に使うとシミになることがあるほか、アルミや銅、真鍮といった製品への使用も黒ずみの原因になるので控えたほうがよいだろう。コーティングされたフローリングなどへの使用もおすすめしない。

2. 食用と掃除用それぞれの重曹の使い方

食用と掃除用の重曹の、基本的な使い方を紹介する。

食用の重曹の使い方

たとえばキャベツを柔らかくするには、鍋に8分目程度まで水を入れて沸騰させたのち、重曹をひとつまみ入れる。その後でキャベツを入れて茹でると柔らかく仕上がる。あるいは、魚に直接重曹を振りかけて軽く揉み込み、調理の前に流水でよくすすいでから水気を切ると臭みやヌメリが取れる。

同じように、肉に重曹をひとつまみまぶして揉み込み、30分ほど放置してから重曹を落とさずに調理すると柔らかく仕上がる。コップ1杯の水に重曹0.5g、さらにレモン1/4個分の果汁を混ぜると微炭酸のレモン水ができあがる。酸味がまろやかになり、体内もキレイになるなどうれしい効果が得られる。

掃除用の重曹の使い方

  • 粉末のまま振りかける
  • 水溶液にする
  • ペースト状にする
重曹を掃除に使用する場合、主にこうした使い方をする。水溶液を作る際は、空のスプレーボトルに水100mlにつき小さじ1杯の重曹を目安にしよう。ペーストにする際は、小皿などを用意し、重曹2:水1の割合で混ぜるとよい。水っぽいときは重曹3:水1で試してみよう。掃除用の重曹の使い方は、この3パターンを覚えておけばかなり幅が広がるはずだ。

3. 重曹で茶渋や水垢を落とす方法

お気に入りのマグカップや湯呑も、長い間使っているとコーヒーや紅茶などの茶渋や水垢がシミとなって残るようになる。軽い汚れならば、洗剤を使ってスポンジでこすればだいたい落ちるが、長期間経過した汚れはなかなか落ちない。そんなときは重曹を使おう。

重曹で茶渋や水垢を落とす方法

重曹の粉を水垢や茶渋といった汚れが気になる部分に振りかけ、数分待ってからスポンジなどでこすり洗いをすればすっきりと汚れを落とせるはずだ。頑固な汚れがある場合には、重曹を水に溶かしたものに浸しておくとよい。急須や水筒の水垢や茶渋汚れを取りたいときにおすすめの方法だ。

4. 重曹で油汚れを簡単に落とす方法

フライパンが古くなったり、油が少ない状態で長い時間炒め物などの加熱料理をしたりすると、頑固な油汚れがこびりつくようになる。洗剤とスポンジでは落ちそうにない油汚れには、親水性と親油性の性質を併せ持った重曹が役立つ。

重曹で油汚れを落とす方法

やり方は、まず重曹と水を2:1の割合で混ぜて練っておく。このペーストを、油汚れが気になる場所に塗って、数分間そのまま放置する。その後、スポンジなどでこすると、油汚れも簡単に落とすことができる。丹念に磨けば古いフライパンもピカピカになる。また、このペーストを使って油汚れの溜まりやすい換気扇や、ガス台周りの掃除をするのもおすすめだ。

ただし研磨作用があるため、表面が傷つきやすいものはこすりすぎないように注意しよう。

5. 掃除用の重曹がないときの代用品

「重曹を切らしてしまったけれど、掃除をしなくてはいけない」というときに知っていると便利な、重曹の代用品を最後に紹介する。

掃除用の重曹の代用品とは

ガスレンジ周りの簡単な掃除であれば、お酢やレモン汁なども使うことができる。重曹と同じように、掃除した場所に振りかけた後でこすり、最後にふき取るだけだ。小さい子どもやペットがいるご家庭などでも安心して使うことができるだろう。

また、水垢を落とすのであればクエン酸を使うのもおすすめだ。クエン酸を水に溶かして、汚れを落としたものに浸すだけ。10分ほど待ってから、重曹のときと同じようにこすると汚れが落ちる。

水垢はアルカリ性の汚れで、クエン酸は酸性だ。中和作用が起こり、水垢が落としやすくなる。ただし酸性の汚れが付着している水垢だったときは、やや落としにくいかもしれない。

結論

重曹とは人体にも優しい天然由来の物質だ。食用と掃除用があり用途も幅広い。本稿で紹介した以外に洗濯などにも応用できるなど、まさに万能アイテムだ。ぜひ重曹の特徴や使い方をマスターして、日々の生活に役立てていただきたい。

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