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炊飯器の寿命は何年?故障の兆候や買い替えと修理の判断基準も解説!

炊飯器の寿命は何年?故障の兆候や買い替えと修理の判断基準も解説!

投稿者:ライター 渡辺恵司(わたなべけいじ)

鉛筆アイコン 2021年9月10日

生活に欠かせない炊飯器だが「芯が残る」「ご飯が臭う」など味や見た目に変化が出てきたら、寿命が近づいているサインかもしれない。本稿では炊飯器の寿命や怪しい症状、買い替えるかどうかの判断基準などを解説するとともに、長く使うためのコツも伝授する。

  

1. 炊飯器の寿命は何年?

メーカーや機種、使い方などによって大きく変わってくるが、まずは一般的にいわれている炊飯器の寿命について解説しよう。

平均3〜6年、長ければ10年以上使えることも

炊飯器の寿命は平均すると3〜6年ほどといわれているが、中には10年など長寿のケースもある。毎日使用するものと想定した場合、少なめに見て3〜6年ほどと思っておいたほうがよいだろう。

メーカーの部品保有期間は製造終了から6年

公益財団法人・全国家庭電気製品公正取引協議会(家電公取協)では製造業表示規約を定めており、その中に「補修用性能部品の保有期間」というものがある。製品の製造を打ち切ったあとも、修理などのために部品を保有しておかなければならない年数を規定したものだ。それによれば炊飯器の保有期間は6年である。すなわち製造終了から6年は修理できる可能性があるが、6年を超えてから故障した場合は寿命を迎えることになる。

内釜の劣化が寿命に影響する

多くの場合、炊飯器の内釜が劣化することで寿命を迎える。外側は内釜と比べるとかなり頑丈であり、それこそ10年など長く使うことも可能だ。場合によっては内釜だけを買い替えて使い続けるといったこともできるだろう。

2. 炊飯器の寿命が近づいたときの兆候

次のような症状が現れるようになったら、炊飯器の寿命が近づいている、またはすでに寿命であると考えてよいだろう。

内釜のコーティングが剥がれた

炊飯器の内釜には焦げつき防止のコーティングがしてある。これが剥がれてしまうと美味しく炊けなくなるため寿命と捉えよう。

美味しく炊けなくなる

芯が残っていたり生炊きだったりするときは、内釜のコーティングが剥がれたことで温度をうまく感知できなくなっているか、そもそも炊飯器自体が寿命を迎えていることが考えられる。

異音がするようになる

加熱する際にこれまで聞いたことのないような異音がするようになった場合、内部の部品が劣化しているおそれがある。故障または寿命が極めて近づいていることが考えられるため、早めに買い替えるなどしよう。

ご飯が臭くなる

単純にお手入れ不足で、残ったご飯や汚れが腐敗しているだけということも考えられるが、掃除をしてもにおいが取れないときは劣化や寿命が近づいているなどと捉えたほうがよいだろう。

温度に異常をきたすようになる

米と水の量は適切であるにも関わらず、なぜかベチャッとしたり硬かったり、焦げたりするようになったという場合は、温度センサーなど内部の部品が劣化または故障しているおそれがある。寿命が近いと思っておこう。

電源が入らなくなる/入りにくくなる

プラグを抜き差ししても電源が入らない、あるいは入りにくくなったという場合、寿命を迎えた可能性が高い。

3. 炊飯器を修理するか買い替えるかの判断基準

明らかに故障や寿命で動かないといった場合は即買い替えが必要だが、そうでないケースでは修理に出すべきか買い替えるべきか迷うこともあるだろう。そんなときの判断基準をまとめたので、ぜひ参考にしてほしい。

3〜6年使っている場合は買い替えを検討する

平均寿命である3〜6年を超えている場合、また製造終了から6年を超えている場合などは買い替えを検討したほうがよいだろう。

ご飯が美味しく炊けなくなったら交換を検討する

温度センサーに不具合が生じていることなどが考えられる。メーカーの保証期間内で無償交換できるといった場合はそれでもよいかもしれないが、修理に対応していないこともあるため、初期不良などを除き買い替えを検討したほうがよいだろう。

ご飯の味やにおいがおかしいと感じるようになったら買い替えを検討する

分量などに問題がないのにご飯が臭い、味がおかしいと感じるようになったら、部品の劣化などで正しく炊けなくなっているおそれがある。使用期間にもよるが、やはり買い替えを検討したほうがよい症状のひとつだろう。

内釜だけ寿命がきたのであれば交換で済むことも

内釜に原因があることがはっきりしている場合、内釜の交換だけで済むこともある。とはいえ素人にはなかなか判断しにくいところでもあるため、まずはメーカーに点検などを依頼するとよいだろう。

修理したほうがよいケースとは?

メーカーの保証期間内かつ無償修理の対象となるトラブル、保証は切れているものの購入から1〜2年など新しい、修理費用が数千円程度で済むといった場合は修理でもOKだ。ただし修理に出す際、再発のリスクはないかといったことや、買い替えたほうがよいかどうかなどは相談しておくことをおすすめする。

4. 炊飯器の寿命を少しでも延ばすための「内釜」の使い方

炊飯器はちょっとした使い方のコツや、正しいお手入れ方法を実践するだけで長持ちさせられる。とくに内釜は、ちょっとした心がけで劣化を防ぐことが可能だ。

炊飯器を長持ちさせるための内釜の使い方

  • 内釜で米を研がない
  • 内釜の中で食器や包丁などをつけ置きしない
  • コーティング材は熱に弱いので熱湯を入れない
ちょっとしたことだが、こうした点に気をつけよう。なお内釜に保証をつけているメーカーもある。期間は1~5年とメーカーによってバラバラだが、期間内かつ補償対象となる症状であれば交換してくれるはずなので一度確認してみよう。

5. 炊飯器の寿命を少しでも延ばすにはお手入れも大切

炊飯器のお手入れ方法についても触れておこう。以下は一般的な炊飯器のお手入れ方法だが、メーカーや機種によって異なる場合があるため、必ず事前に取扱説明書をご確認いただくとともに、本稿で紹介する手順と異なる場合はそちら(トリセツ)を優先してほしい。

内釜のお手入れ方法

  • 内釜の8分目まで水を注ぐ
  • 1個分のスライスレモンを入れる
  • 「クリーニングモード」か「早炊きモード」を押す
  • クリーニングが終わったら内釜の水を捨てる
  • 内ぶたと蒸気キャップを外して洗う
  • 十分に乾燥させてから元に戻す

温度センサーのお手入れ方法

内釜を取り出すと本体内部にセンサーがある。汚れが目立つようであれば、水に濡らして固く絞った雑巾で軽く拭いておこう。

吸気口と排気口のお手入れ方法

炊飯器の底面にはモーターの熱を排出するための場所がある。そこにホコリが溜まっていた場合、モーターが熱を持ち故障の遠因となりかねないため、掃除機などで吸い取ろう。蒸気や油で固まっている場合は柔らかいブラシなどでこすりながら取り除くとよい。

6. 炊飯器が寿命を迎えたときの正しい処分方法

まだ使える炊飯器であればフリマアプリやリサイクルショップなどで売却できる可能性があるが、寿命を迎えた炊飯器は残念ながら処分するしかない。炊飯器は小型家電リサイクル法の対象品目にもなっているため、適切な処分方法を知っておこう。

自治体のルールに沿って処分する

たとえば東京都品川区では、1辺が30cmを超えている炊飯器は粗大ごみ、超えていなければ陶器・ガラス・金属ごみといったように分けられている。お住まいの自治体のルールに沿って処分するのがもっとも確実で安心だろう。

買い替える際、販売店に引き取ってもらう

新たに炊飯器を購入するお店で引き取ってもらえる可能性もある。もしくは近所に電気店などがあれば相談してみるのもよいだろう。

無許可の不用品回収業者に依頼するのは絶対にNG

一般家庭から排出されるゴミは「一般廃棄物」である。「産業廃棄物収集運搬業」「産業廃棄物処理業」「古物商」といった許可や免許では回収できないため気をつけよう。環境省で注意喚起しているので、詳しくはそちらをご確認いただきたい(※1)。

7. 炊飯器の寿命は平均3〜6年!早めの買い替えを検討しよう

お伝えしてきたように、炊飯器の寿命は平均3〜6年といったところだ。もちろん長く使える場合もあるが、いちばん困るのは完全に寿命を迎えてしまいご飯が炊けなくなってしまうことである。1〜2日なら出前でなんとかなるかもしれないが、やはり炊飯器で炊いたホクホクご飯に勝るものはないだろう。寿命が近い兆候が現れているときはもちろん、長く使っている炊飯器も突然寿命を迎えて困ることのないよう、早めに買い替えを検討し始めることが大切だ。

結論

消耗品である炊飯器には当然ながら寿命がある。突然使えなくなれば困ってしまうため、少しでも「いつもと違う」と感じたらそのままにせず調べてみよう。またこまめに掃除やメンテナンスを行い、炊飯器の寿命を少しでも延ばしていこう。

(参考文献)

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  • 公開日:

    2019年2月19日

  • 更新日:

    2021年9月10日

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