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甘くない!世界も注目のセイボリータルト。ヘルシー派にもガッツリ派にも。

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:東京農業大学 醸造科学科 教授 前橋健二(まえはしけんじ)

2018年10月 8日

名前にタルトと付くが、決してスイーツではない「セイボリータルト」。海外では定番であり、近年は日本国内でも注目されている話題の食べ物だ。自身で食べるのはもちろんだが、差し入れとしても喜ばれる事だろう。今回の記事ではどんな食べ物で、どんな時に食べるのか等の基本的な情報を始め、家で作るときのポイントも紹介する。

1. セイボリータルトはどんな食べ物?

セイボリーの意味

  • 【名称】シソ科のハーブの名前
  • 【形容詞】いい味(香り・匂い・風味)のする
  • 【形容詞】(料理の味が)ピリッとした
  • 【形容詞】塩味の
  • 【スラング的に】クラッカーやポテトチップスのような、塩気があるスナック。塩気さえあれば、日本の煎餅やナッツ類も同じく分類される。
などの意味がある。
今回の記事で紹介するセイボリータルトの「セイボリー」は2~5の意味に当てはまり、タルトでありながら甘くない。惣菜や軽食としても充分楽しめるほどだ。

セイボリータルトが注目される理由

もともと存在していたセイボリーだが、ここ数年でさらに注目を浴びている。海外を中心に、間食には甘いスイーツよりも塩気のあるセイボリーを選ぶべきだという健康意識が広がりつつあるからだ。程良い間食は食事の量を減らせる場合があり、セイボリーなら甘いものを食べるよりも糖質の摂取を抑えることができる。肉・魚介類・チーズを使ったものなら食べ応えがあり、男の間食にはうってつけでもある。香港のアフタヌーンティーセットでは、メンズ用にセイボリー多めのセットを用意している店まで存在する。

セイボリータルトには野菜をたっぷり使ったものが多いのも、健康を気にする者にとっての嬉しい点だ。同じく野菜をたっぷり使うことが多いフランスのケーク・サレ(塩味のケーキ)もセイボリーであり、通じるものがある。とはいえバターやマーガリンなどの脂質が多ければ肥満の元となる。塩分の摂り過ぎも良くはないので、くれぐれも食べ過ぎには注意してほしい。

2. 日本でのセイボリータルトの位置づけ

欧米ではパン並みにポピュラーだが、日本ではまだ馴染みが少ない。2015年には日本初のセイボリータルト専門店「What a Tart!」が表参道にオープンしているが、全国的に見れば知名度は低いといえるだろう。地方の一部のカフェやレストランなどで提供されていることもあるが、やはり知る人は限られている。にも関わらず「What a Tart!」には連日多くの人々が訪れ、売切商品が続出する。現にSNSで「What a Tart」と検索してみると、数々の美味そうなセイボリータルトの画像がアップされている。セイボリータルトは、日本人にも受け入れられやすいようだ。獺祭の酒粕や下仁田ネギなど、日本人に馴染みのある旬の食材を多く取り入れていることも、その鍵なのだろう。

セイボリータルトがスタンダードとして浸透する日も、決して遠くはなさそうだ。それでは具体的にどんな味のものがあり人気なのか、トレンドを押さえるべく記しておこう。食事・間食・つまみに、食べてみたくなること受け合いだ。
  • ベジタブル系
    肉や魚を使わない。トマトをローストしたものやチーズと一緒にマリネしたもの、夏野菜や根菜をスパイシーに炒めたものやキノコのローストなど、意外と種類が多い。炒め玉ネギとマッシュポテトを合わせたものは「What a Tart!」の看板メニュー。
  • シーフード系
    スモークサーモンのマリネやシーフードとキノコのソテーなど、ワインに合わせたくなるラインナップが揃う。「What a Tart!」では、あさり出汁やサフランで炊きあげたキヌアの上にムール貝や海老を乗せたパエリアタルトが人気だ。
  • ミート系
    塊肉を使ったものから挽肉を使ったミートソース系まで幅広い。チキン・ポーク・ビーフ、どれでも美味くて食欲をそそる。ウィンナーを使ったものはビールが恋しくなる。

3. セイボリータルトを家で作るには

市販のタルトを使う

よくスーパーの製菓コーナーで販売されているものは、製菓用の甘みがある「パートシュクレ」という生地を使ったものが主流なので覚えておこう。このタイプでも作れないことはないが、より向いているのは「パートプリゼ」と呼ばれる塩気のあるものだ。キッシュ向き・料理向き・甘さ控えめと書いてあれば間違いない。

タルト生地から作る

腕に覚えがある場合や塩気のあるタルトが売っていない場合、一から作ってみてはいかがだろう。最近では百円ショップでもタルトの焼き型を売っているので、道具一式も割とリーズナブルに取り揃えられる。食材も薄力粉・砂糖・塩・卵・バター・水といった、身近なもので良い。ひたすら練り続ける作業が必要となるが、完成したときの達成感は一入だ!生地にハーブ・スパイス・ナッツ類を練り込んで、我流アレンジが出来るのも楽しい。

具材を決める

基本的には使う具材の決まりはない。例えば前日の残り物だって、きんぴらを使って和風に仕立てたり、麻婆豆腐を使って中華風に仕上げることができる。アンチョビやコンビ―フといった缶詰も便利だ。ただし、汁気対策を怠ってはいけない。タルトが過剰に水分を吸い込むと食感が損なわれたり崩れてしまうため、そういった食材を使う場合は、底にマッシュポテトやおからのようなものを敷いておこう。
また、なるべく食感の柔らかいものを組み入れた方がタルトの食感を活かすことができる。例えばきんぴらを使う場合。タルトときんぴらだけよりも、半熟気味のスクランブルエッグや豆腐や酒粕とクリームチーズのディップを層にしておいた方が格段に旨い。

結論

トレンドの食べ物というと女性が夢中になるイメージが強いものだが、このセイボリータルトは男性でもとっつきやすい。間食~つまみの一品として、気軽に取り入れてみてはいかがだろう。自分で作れば、一目置かれることも受け合いだ。
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