1. 余ったハーブはどうする?
■ハーブの保存方法
野菜などは冷蔵庫の野菜室で保存しておくのが普通だが、余ったハーブを冷蔵庫に入れておいたらすぐにしおれて、色も黒く変色してしまった、なんて経験をしたことのある人も多いのではないだろうか。
冷蔵庫でハーブを保存するには少々コツがいる。一番簡単な方法だと、タッパーの底に湿らせたキッチンペーパーを敷き、その上に水にさらしたハーブを置いてキッチンペーパーでくるみ、タッパーの蓋をしめて保存する方法。ハーブの種類にもよるが、およそ一週間は保存することができる。しかし、それ以上の期間となると、正直冷蔵保存では難しいだろう。
冷蔵庫でハーブを保存するには少々コツがいる。一番簡単な方法だと、タッパーの底に湿らせたキッチンペーパーを敷き、その上に水にさらしたハーブを置いてキッチンペーパーでくるみ、タッパーの蓋をしめて保存する方法。ハーブの種類にもよるが、およそ一週間は保存することができる。しかし、それ以上の期間となると、正直冷蔵保存では難しいだろう。
■冷凍保存も可能
それでは冷凍保存はどうだろうか。実はハーブは冷凍保存をすれば、新鮮さを一定の期間は保つことができる。余ったハーブを少量ずつラップなどでくるみ、ビニール袋に入れて冷凍庫で保存するのがおすすめだ。しかし、それでも新鮮な状態を保てるのは数週間程度だろう。
■乾燥させれば長期間保存可能
余ったハーブを長期間保存するのに最適なのは乾燥保存だ。乾燥保存の方法は、水洗いしたハーブをネットなどに並べて乾燥させるか、量が多いのであれば、輪ゴムなどで根元を縛って干して乾燥させることもできる。ただし、湿気が多い日や湿気が多い場所でおこなうとカビが生える原因にもなるため、風通しがよく直射日光の当たらない場所で乾燥させるようにしよう。
乾燥後は適度な大きさに砕き、煮沸消毒した瓶などに乾燥材と一緒に入れておくと良いだろう。これで、1年ほどはドライハーブとして使用することができる。
乾燥後は適度な大きさに砕き、煮沸消毒した瓶などに乾燥材と一緒に入れておくと良いだろう。これで、1年ほどはドライハーブとして使用することができる。
2. ハーブをその場で上手に活用
■ハーブティー
料理などで余ったハーブの一番簡単な活用方法と言えば、やはりハーブティーを楽しむということだろう。
<フレッシュハーブを使ったハーブティーの淹れ方>
① ハーブを適当な大きさにカットし、ティーポットに入れる。
② 沸騰させたお湯をポットにそそぐ。
③ 蓋をしめて3分〜5分ほど蒸らしたらできあがり。
ハーブはカットしておくことで香りが出やすくなる。ハーブの量はティーカップ1杯(約150ml)につき、大さじ1杯ほどが目安だ。ハーブ料理を楽しんだ後の食後の1杯などにおすすめだと言えるだろう。
<フレッシュハーブを使ったハーブティーの淹れ方>
① ハーブを適当な大きさにカットし、ティーポットに入れる。
② 沸騰させたお湯をポットにそそぐ。
③ 蓋をしめて3分〜5分ほど蒸らしたらできあがり。
ハーブはカットしておくことで香りが出やすくなる。ハーブの量はティーカップ1杯(約150ml)につき、大さじ1杯ほどが目安だ。ハーブ料理を楽しんだ後の食後の1杯などにおすすめだと言えるだろう。
■ハーブ入りクリームチーズ
ハーブはチーズともとても相性が良い。そのため、クリームチーズとハーブを混ぜておくことで料理にも使えるし、ディップにも使える。作り方はとても簡単。ハーブを細かく刻んでクリームチーズと混ぜ合わせる。たったのこれだけだ。分量としては、100gのクリームチーズに対して、刻んだハーブを大さじ1杯程度が良いだろう。料理で余ったハーブをクリームチーズとサッと混ぜ合わせて、野菜やバゲットなどに添えて前菜にするのもおすすめだ。
3. ちょっとした手間でハーブを便利に保存
■ハーブビネガー
ハーブをお酢に漬けこむことでハーブビネガーを作ることができる。お酢に漬けることで、ハーブの香りがお酢に移るため、料理やドレッシング、ドリンクなどにも便利に活用できる。
<ハーブビネガーの作り方>
(1)瓶にハーブを入れる。
(2)ハーブが空気に触れないようにたっぷりとお酢を注ぎ、蓋をする。
(3)直射日光の当たらない場所に1週間〜2週間置いて、ハーブを取り出したらできあがり。
ハーブをお酢に漬けてからは、1日に何回か逆さにしてハーブをなじませると良いだろう。また瓶は、必ず煮沸消毒をおこなってから使用するようにしよう。
<ハーブビネガーの作り方>
(1)瓶にハーブを入れる。
(2)ハーブが空気に触れないようにたっぷりとお酢を注ぎ、蓋をする。
(3)直射日光の当たらない場所に1週間〜2週間置いて、ハーブを取り出したらできあがり。
ハーブをお酢に漬けてからは、1日に何回か逆さにしてハーブをなじませると良いだろう。また瓶は、必ず煮沸消毒をおこなってから使用するようにしよう。
■ハーブバター
さきほどはチーズと混ぜ合わせることをおすすめしたが、バターと混ぜ合わせるのもおすすめだ。また、バターと混ぜ合わせて棒状に固めて冷凍しておけば、いつでも好きな時に好きなだけ切り分けて使用できるため、大変便利だ。
<ハーブバターの作り方>
(1)バターを室温に戻して柔らかくする。
(2)刻んだハーブをバターに混ぜる。
(3)ラップに包んで棒状に形を整えて、冷凍庫に保存する。
分量は、バター100gに対して刻んだハーブを大さじ3杯程度がおすすめだ。トーストに塗って食べるもよし、ステーキなどに乗せてもよし、パスタやピラフに使用するなど、使用用途は多岐にわたるだろう。
<ハーブバターの作り方>
(1)バターを室温に戻して柔らかくする。
(2)刻んだハーブをバターに混ぜる。
(3)ラップに包んで棒状に形を整えて、冷凍庫に保存する。
分量は、バター100gに対して刻んだハーブを大さじ3杯程度がおすすめだ。トーストに塗って食べるもよし、ステーキなどに乗せてもよし、パスタやピラフに使用するなど、使用用途は多岐にわたるだろう。
■ハーブオイルキューブ
ハーブで料理を作る際に、よく使うものと言えばオリーブオイルではないだろうか。そんなオリーブオイルを使って、余ったハーブを簡単に活用、保存できる方法がある。それがハーブオイルキューブだ。
<ハーブオイルキューブの作り方>
(1)製氷トレイに適当な大きさにちぎったハーブを入れる。
(2)その上からオリーブオイルを流しこむ。
(3)冷凍庫に保存する。
これだけで、簡単に余ったハーブをハーブオイルとして保存できる。料理で使う時にひとつずつ取り出すことができるため、手軽で便利なのもうれしいところだと言えるだろう。
<ハーブオイルキューブの作り方>
(1)製氷トレイに適当な大きさにちぎったハーブを入れる。
(2)その上からオリーブオイルを流しこむ。
(3)冷凍庫に保存する。
これだけで、簡単に余ったハーブをハーブオイルとして保存できる。料理で使う時にひとつずつ取り出すことができるため、手軽で便利なのもうれしいところだと言えるだろう。
結論
正直まだまだ、余ったハーブの活用法は考えられるだろう。そのまま料理に使うだけでなく、調味料やドリンクとしても楽しめるハーブ。その活用方法を追求していくと、余ったらもったいないではなく、もっとハーブが必要だという考えにまで到達できるのかもしれない。ハーブの活用は奥が深い。
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