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鍋の季節に知っておきたい!【春菊】の種類と選び方

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

2019年12月 2日

鍋に欠かせない冬の代表的な葉物野菜「春菊」。菊に似た特有の匂いも香しく、青々とした緑色は、冬枯れの季節に彩りをもたらしてくれる。関西では「菊菜」とも呼ばれ、西日本と東日本でちょっと形が違っている点も興味深い「春菊」について紹介しよう。

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1. 種類

春菊は、地中海沿岸地方が原産地とされる、キク科キク属の一・二年生の草本。日本では葉を食す葉物野菜と認識されているが、原産地のヨーロッパでは花の鑑賞用として栽培されている。日本には室町時代に伝わり、江戸時代に栽培が広まった。

キク科ゆえに、可憐な花も匂いも菊に似ていること、さらに花が春に咲くことから「春菊」という名になったという。関西では「菊菜」と呼ばれ、東と西では流通する品種が異なる。

■株立ち中葉

関東を中心に栽培される品種。茎が立ち上がり、葉は切れ込みが深く、枝が分かれた茎と葉を摘み取って利用する。

■中葉春菊(株張り)

同じ中葉種でも、成長しても茎が立たず株が横に張る。大阪のなにわ特産品。

■大葉春菊・おたふく・鍋春菊

成長しても茎が立たず葉が肉厚で大きく、切れ込みが少ない品種。九州での栽培が多い。若い葉はアクが少ないのでサラダでも食す。

■スティック春菊

香りが控えめでクセも少なく生食にオススメ。長い茎も美味しくいただける。

2. 特産地&旬

春菊の生産地としては、千葉と大阪が年間収穫量の1位2位を競っている。作付け品種は、千葉・茨城・群馬などの関東エリアと、大阪・福岡の西日本エリアに大別できるだろう。前者は株が立ち、葉が中位の大きさで切れ込みが多い「株立ち中葉」がメイン。後者は大阪が「中葉春菊」、福岡が「大葉春菊」と、共に茎が立たずに葉のみを食す春菊の特産地となっている。

福岡の「大葉春菊」は北九州市周辺に畑が多く、お隣の山口県下関市との関係性も大きいようだ。下関は有名なフグの産地。アクが少なく、さっと湯にくぐらせれば美味しくいただける大葉春菊は、フグちりには欠かせない食材とされてきた。

いずれの品種も通年出回るが、鍋物の出番が多くなる10月以降~3月頃までの冬場が旬。冬季の代表的な緑黄色野菜として、
鍋物やおひたしにと、日々の食卓で活躍する。

3. 選び方&美味しい食し方

色が鮮やかで全体にハリがあるもの、葉先までピンと元気のいいものを選ぼう。色が褪せて黄ばんだり黒ずんだりしているものは鮮度が落ちているので避けたい。「株立ち中葉」の場合、茎が太いものは固いので、ほっそりした茎で下の方にも葉がついているものがオススメだ。「大葉春菊」は茎がないので、葉の張りや鮮度で判断しよう。

小松菜やホウレン草をしのぐβーカロテンを含む春菊は、日常で不足しがちな栄養の宝庫。旬を迎える冬は、たっぷりいただきたいものだ。鍋を筆頭に和え物、炒め物、サラダ、スープ、スムージーなど何でもいけるが、春菊をたっぷり摂れるようザクザク豪快に刻んで、オムレツやチヂミ、お好み焼き、天麩羅などにして、ガッツリ食してみてはいかがだろうか。

結論

日本の西と東で、スーパーに出回る春菊の形が違っていて、驚いた人も多いのではないだろうか。特有の香りに胃腸の働きを助け、
喉を守る働きがある春菊は、冬場の元気の源。たくさん手に入ったら固めに茹でて冷凍庫でキープして、食卓を鮮やかな緑で彩ろう。

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