豆腐ハンバーグに合う鉄板ソース3選！調合よりもタイミングが大事？

あなたが「豆腐ハンバーグ」と聞いて思い浮かべるソースは何だろうか。さまざまな種類のソースを使い分けている人もいるだろう。その中でも、定番といわれるソースを3種類紹介する。

定番のソースといえば、やはり「デミグラスソース」は外せないだろう。豆腐ハンバーグだけでなく、一般的な種類のハンバーグにもよく使われる。とくに、豆腐ハンバーグはヘルシーな鶏肉で作られる場合も多く、さっぱりしすぎないようにコクのあるデミグラスソースを好む人も多い。

さっぱりとした豆腐ハンバーグだからこそ、「おろしポン酢」に惹かれる人も多いだろう。おろしだけでもポン酢だけでもなく、おろしポン酢だからこそ箸がすすむ。油の多い合いびき肉を使った豆腐ハンバーグを作る際におすすめしたい。

どこの家にもあって、多くの人に好まれるソースといえば「ケチャップ」だ。豆腐ハンバーグとの相性もばっちりだ。ケチャップだけでは物足りないという人は、ウスターソースを少し合わせるだけでコクと旨味がプラスされる。

先ほど挙げた3つのソースは、何もしなくても十分美味しい。しかし、ひと工夫するだけでさらに本格的な味になる。そこで次は、豆腐ハンバーグのソースをワンランク上の味にするコツを紹介しよう。

デミグラスソースを作るのは簡単ではない。市販のものを買うという人も多いだろう。それをそのまま使うのももちろんよいが、そこにひと工夫を加えることをおすすめする。市販のデミグラスソースを火にかけ、赤ワイン・バター・チョコレートを少し加えて煮込むのだ。これでより本格的なデミグラスソースに生まれ変わる。火にかける際、焦げ付かないようにだけ注意してほしい。

おろしポン酢をさらに美味しくするコツは、「大葉」を混ぜ合わせることだ。大葉を細かく切っておろしポン酢と一緒に食べるだけで、口の中いっぱいにさわやかな風味が広がる。大葉のクセも豆腐ハンバーグの肉汁が中和してくれるのでおすすめだ。

ケチャップ好きなら自家製ケチャップにも挑戦してほしい。作り方は意外と簡単で、トマト缶と玉ねぎを煮詰め、味付けに砂糖・塩・酢を加えれば完成である。コツは、「ローリエ」と一緒に煮詰めることだ。こうすることで、トマト缶独特のクセがなくなり食べやすくなる。

豆腐ハンバーグのソース作りでもっとも気をつけてほしいのが、ソースをかける「タイミング」である。豆腐ハンバーグは、すでにソースがかかった状態で食卓に並ぶことが多いだろう。しかし、それではせっかくのソースを台なしにしてしまっているかもしれない。ソースをかけるタイミングが早すぎると、ソースから水分が出て豆腐ハンバーグ自体も水っぽくなってしまう。これを防ぐために、ソースは別の小皿に取って置き、食べる直前のタイミングでかけることをおすすめする。せっかく作った豆腐ハンバーグとソース、どちらも最高に美味しい状態で食べたいところだ。

定番のソースが美味しいことは間違いない。しかし、いつも同じ味では飽きてしまうだろう。そこで次は、自宅で簡単に作ることができる変わり種ソースを3つ紹介しよう。

1つ目の変わり種ソースは「ホワイトソース」だ。豆腐ハンバーグにかけることは少ないかもしれない。しかし、簡単に作れるうえに作りすぎた場合でもグラタンやクリームスープに応用できるのでおすすめだ。

次の変わり種ソースは「オニオンソース」である。玉ねぎをみじん切りにして火にかけ、しんなりしてきたところで水と醤油と酢を加え煮詰めたら完成だ。にんにくは豆腐ハンバーグの物足りなさを解消してくれる。豆腐ハンバーグが一気にごはんのすすむメニューになるだろう。

ファミリーレストランなどで定番の「チーズinハンバーグ」というメニューを知っているだろうか。多くのファンを抱えるほどチーズとハンバーグの相性はいい。それをソースにしてしまえば、子どもも喜ぶこと間違いなしだ。表面をバーナーであぶれば、見た目にも美味しい一品となる。

豆腐ハンバーグのソースは、間違いなく料理のできを左右する。だからこそ味付けには細心の注意を払い、かけるタイミングも意識したいところだ。そうしてできた最高の豆腐ハンバーグを、最高の笑顔でほおばってほしい。