このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。

ごま油と太白ごま油に使われているごまは同じだって知っていた?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 平原あさみ(ひらはらあさみ)

2019年5月19日

スーパーの油脂コーナーをのぞいてみると、多くの油脂が販売されている。なかでも家庭の定番とされているのが、サラダ油や菜種油、オリーブオイル、ごま油である。それぞれ種類が存在するが、その違いをしっかりと理解して使い分けているだろうか?今回は、なかでもごま油の違いについて考えていきたい。きちんと知っておくと、料理がもっと楽しくなるはず。

\この記事をシェアする/     
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

1. ごま油と太白ごま油の特徴

ごま油の原料は、もちろんごまである。ごまは国内での生産が少ないため、原料の多くが輸入品だ。なかには国産のごまにこだわって作っているものも存在するので、調べてみるとよい。やや高値ではあるが、国産ならではの安心感と美味しさを手にすることができる。

ごま油の製法

ごま油は古くから、圧搾と呼ばれる方法で生産されてきた。これはゴマに圧をかけながら、油を抽出する方法である。近年になり、大量生産のために溶剤を用いて、素材から油脂を溶かし出す方法も編み出されているが、香り・旨味・栄養分ともに圧搾製法には敵わないので、購入する場合はぜひ、前者を選んで欲しい。また、玉締めと呼ばれる方法も存在する。これはごま油の最高峰とも呼ばれるもので、玉締め機という特別な道具を用いて行われる。圧搾よりも、さらに低い圧力でごまから油を抽出するので、熱摩擦による変質が最小限に抑えられる。そのため、ごま本来の旨味が凝縮した味わいになるのだ。

2. ごま油と太白ごま油の違いとは?

「ごまの色の違い」は間違い?

ごま油の原料は黒ごま、太白ごま油の原料は白ごまであり、ごまの色が異なるため、見た目や香りに違いが生まれると思っている人がいるかもしれない。これは大きな間違いで、実際には同じごまが使われている。白ごまだけの場合と、白ごまと黒ごまをミックスする場合があるようだ。

違いは「焙煎しているか否か」

ごま油と太白ごま油の違いは、製造過程にある。一般的に、ごま油と呼ばれる琥珀色の油脂は、ごまを焙煎してから、いずれかの方法で抽出が行われる。対して黄金色に輝く太白ごま油は、焙煎はせず、生のままで抽出される。両者の違いは、焙煎の有無にあるのだ。

焙煎の有無は見た目だけでなく、味わいや香りにも大きな影響を与える。一般的に、ごま油はごまの芳醇な香りと深いコクを楽しむことができるため、炒め物の仕上げにひと回しする、和え物に使うなど、香りを楽しむ料理に使うとよい。対して太白ごま油は、あっさりとした味わいが特徴で、ごまの風味もほとんど感じられない。天ぷらに使われることが多いのは、このようにクセのない味わいだからこそ。料理の味を邪魔しないので、普通のサラダ油のように幅広く使うことができる。バターや乳製品を使わないお菓子にも、よく使用される。

3. ごま油と太白ごま油の使い分け

使い分けのコツは、香りである。ごまの香りをつけたいとか、楽しみたい料理には、ごま油をチョイスするのが正解だ。逆にごまの香りを控えたい場合は、太白ごま油を使うとよい。油脂にも種類があり、近年では摂取バランスが重要視されているが、ごま油を控えたいということでなければ、サラダ油の代用品として使うこともできる。

調味料使いも◎

ごま油と太白ごま油は、炒める・揚げるといった代表的な使い方以外にも、調味料として使うことができる。近頃話題になったのは、味噌汁にプラスするアイデア。この場合は、普通のごま油が有効だ。そのほか、麺類のつけだれ、トマトやきゅうりなどの生野菜との相性もよい。

結論

ごま油と太白ごま油の違いは、原料であるごまを焙煎するか否かにある。黒ごまと白ごまの違いではないので、注意しよう。使い分けも、ごまの風味を欲する場合はごま油を選ぶだけなので、さほど難しくはない。購入する場合は、遮光瓶に入ったものを選ぶと安心だ。
この記事もCheck!

おすすめ記事

ページトップへ ページトップへ