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大根市場の大半を占める【青首大根】ってどんな大根?

投稿者:ライター 松崎茉莉奈(まつざきまりな)

監修者:管理栄養士 南城智子(なんじょうさとこ)

2019年10月23日

根の上部が淡い緑色を呈する「青首大根」。全国各地で栽培されている、もっともポピュラーな大根である。日本ではかつて、根全体が白い「白首大根」が主流であったが、1970年代より、この青首大根に取って代わった。今回は青首大根の特徴について、なぜ青首大根が流通の大半を占めるようになったのか、その理由も併せて紹介しよう。

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1. 青首大根の特徴

青首大根は、地表から出た根の上部が薄い緑色なのが特徴。緑色になるのは、せり出た部分に葉緑体ができるためである。全体的に甘みが強く、やわらかい。みずみずしさもあるので、サラダなどの生食にも適している。

青首大根が主流になったのはなぜ?

日本書紀や古事記にもその記載があるほど、古くから日本で親しまれてきた大根。かつて日本において、その主流は首の部分まで白い、白首大根であった。
しかし、1974年に発表された青首大根が、瞬く間にその市場を独占していったのである。4品種の特徴を集めた四元交配種である青首大根には、次のような特徴があった。
  • 育つのが早い
  • スが入りにくい
  • 病気に強い
  • 柔らかく、甘い
4つの品種を交配したとあって、形がそろいにくいところが当時の青首大根の欠点であったが、現在では、それも改善された品種が開発されている。また、地表からせり出ており収穫しやすいことも、青首大根が市場の大半を占めるようになった理由の一つである。

2. 青首大根の旬や選び方

青首大根の旬は11~2月頃で、主な産地は北海道、千葉県、青森県である。しかし、青首大根はさまざまな気候の土地で全国的に栽培されているため、店頭では年中見かけることができる。
青首大根を選ぶ際には、次の点に注意するとよい。

葉が鮮やかな緑色で、いきいきとしているもの

大根は葉も食べることができるので、可能であれば葉つきのものを選ぶ方がよい。葉がしなびていたり、黄色くなったりしているものは鮮度が落ちているので気をつけよう。

根の上部が明るい緑色のもの

緑色が濃いものは、食感が悪い場合がある。

根にハリとツヤがあって、ひげ根の穴が少ないもの

根の表面が乾燥しておらず、つややかなものがよい。よい環境で育ったものほど表面がなめらかであるといわれている。

持ったときに重みがあるもの

青首大根が重いのは、みずみずしい証。なるべく重みのあるものを選ぼう。
また、2分の1などにカットされたものを購入する場合は、切り口が白くみずみずさがあるもの、スが入っていないものを選ぶようにしよう。
次に紹介するように、青首大根は部位によって適した食べ方があるので、何の料理に使うのかを考えたうえで、購入する部位を決めるとよい。

3. 青首大根の食べ方

生食、煮物、漬物など、さまざまな食べ方を楽しめる青首大根。部位によって特徴が違うため、それぞれに適した食べ方をすると、より美味しく食べられる。
また春~夏に収穫された大根に比べ、冬の寒い時期に収穫された大根は甘い傾向にある。

大根の葉

大根は、葉にも栄養がたっぷり。ちりめんじゃこと炒めてふりかけにしたり、漬物にしたりと、美味しく食べられるのでぜひ活用してほしい。

根の上部(青い部分)

もっとも甘みが強い部分。サラダや和え物など生食におすすめである。辛みの少ない大根おろしがほしい場合は、この部分を使うとよい。

根の中部

みずみずしく、上部と同様辛みが少ない部分。おでんや、ぶり大根などの煮物に適している。

根の下部

比較的、辛みの強い部分。薬味としてインパクトがほしい場合は、この部分を大根おろしにするとよい。漬物などにも合う。

結論

日本の食卓には欠かせない、青首大根について紹介した。普段何気なく食べている青首大根だが、開発までにはさまざまな苦労があったのである。一本まるまる買うと大きいので、カットされたものを買うという人も多いだろう。しかし、それぞれの部位に適した食べ方があるので、購入する際はぜひ葉つきのものを1本買って、青首大根の美味しさを堪能してほしい。
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