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生食で有名なマスカット(モスカート)を使ったワインの特徴を解説

投稿者:ライター 亀崎智子(かめざきさとこ)

監修者:管理栄養士 氏家晶子(うじいえあきこ)

2019年10月23日

モスカートと聞くと聞きなれない名前かもしれないが、マスカットと聞くと馴染み深い人が多いのではないだろうか。生食のイメージが強いマスカットであるが、じつはワインも作られていることをご存知だろうか。そこで、今回はマスカット(モスカート)で作られるワインがどのようなものであるのか紹介する。

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1. マスカットの別名「モスカート」

ムスクの香りをもつぶどうを総称してマスカットと呼んでいるが、ギリシア・ローマの時代から人気があった果物である。そして、このマスカットは地域により別の名で呼ばれていることをご存知だろうか。英語ではマスカットと呼ばれるが、フランスではムスカ、スペイン語ではモスカテル、ポルトガル語ではムスカテル、イタリアではモスカートと呼ばれている。
栽培されている品種のぶどうの中では一番最古のぶどうであるといわれている。

白でも赤でもどちらにも適している

モスカートと呼ばれるぶどうにはさまざまな種類が存在しており、白ワインに適しているものがあるのはもちろん、赤ワインに適しているものも存在している。モスカート品種のぶどうはイタリア全土で栽培されており、モスカートワインはイタリアでたくさん醸造されている。

2. モスカートは甘口ワイン

モスカートは白と赤の両方があるワインであるが、3種類の甘口ワインに醸造されるワインでもある。

スティルワイン

一般的にイメージするワインのことである。発酵させる時に生じてしまう炭酸ガスが除かれる非発泡性で泡がたたないワインである。アルコール度数も低めで、コクや渋味が少ない分、フレッシュでフルーティーなので飲みやすい。そして、マスカット特有の甘い香りがしっかりとある。

発泡性があるワイン

マスカットの香りをそのまま瓶に閉じ込めたように、香りがとても強いワインである。

デザートワイン

マスカットをまず干しぶどうにしてから、醸造する方法である。デザートワインは香りがとても強いだけでなく、アルコール度数が高いという特徴がある。ワインの色も白ではなく、黄金色から琥珀色に色づいている。とくに、イタリア南部やシチリア島などで盛んに醸造されている。

3. 産地で味が異なるモスカート

モスカートはムスクの香りがする香りが特徴のワインである。甘口ワインが多いがじつは辛口ワインもある。そして、地中海沿岸地域においては、酒精強化用ワインの原材料としても使用されているのである。また、栽培される地域によってさまざまなワインができあがっている。

北イタリア製造モスカート

ピエモンテ州周辺で、モスカート・ビアンコが多く栽培されており、生産量が多いため、イギリスやドイツに輸入を行っている。イタリアでは定番の乾杯ワインでありしっかりと香りがあり、甘口の味わいである。

フランス製造モスカート

北東部のワイン製造地域でアルザス地方の白ワインの原材料として使用されている。香りは桃やメロン、洋ナシのようなジューシーでフルーティーな香りであるとともに、さっぱりとした酸味があり、とても辛口のワインである。
また、南フランスでは天然の甘口ワインも作られており、とろりとした食感が特徴のデザートワインを楽しむことができる。

スペイン製造モスカート

アンダルシア地方で製造される酒精強化ワインで、遅摘みしたり天日干ししたりして甘みが濃縮されることで、とても甘く仕上がる。

オーストラリア製造モスカート

南東部のヴィクトリア州は酒精強化ワイン製造が盛んな地域であり、マスカットから作られる濃厚な極甘口のデザートワインがとても有名である。

結論

生食でマスカットを食べたことがある人は多いかもしれないが、ワインとしてモスカートを飲んだことがある人は少ないかもしれない。モスカートは甘口ワインであり、食後にデザートワインとして飲むことで、いつもの自宅ごはんを素敵に演出してくれること間違いなし。一度飲んでみてはいかがだろうか。
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