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グアバってどんなフルーツ?有名なのに意外と知らないグアバとは

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 藤江美輪子(ふじえみわこ)

2019年9月17日

ジュース以外では、なかなか目にする機会がないフルーツ、グアバ。暑いところに出向かなければ食べられないトロピカルフルーツで、日本でよく食べられている場所は沖縄くらいだろう。日本のほとんどの場所では、なかなかフレッシュなものは手に入らないグアバについて紹介する。

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1. グアバとは

グアバは「芭楽」という漢字があてられている。和名は「蕃石榴」と書いて、「ばんじろう」や「ばんせきりゅう」、「ばんざくろ」と読む。フトモモ科の常緑樹であり、木は8~10mほどにもなるが、鉢植えなら1.5mほどで維持できる。葉の形や枝ぶりもよいため、観葉植物としても人気がある。
食用の果実は、果皮は緑から黄色っぽく熟していく。大きさは、品種によって3cm程度のものから13cmと、差が大きい。果肉の色も赤肉と白肉が主だが、ピンクやオレンジなどさまざまな種類がある。
果肉の色によって食感が異なり、赤肉系はねっとりとした食感、白肉系はさっくりとした食感だ。イチゴや桃のような味わいだが、いささか薄味系でもある。また、硬い種が多いので、知らずにかぶりつくと戸惑うことになる。しかし香りは驚くほど甘く、食べると満足感がある。そのため、生食も美味しいが、濾してジャムやムース、ジュースなどの加工品に向いている。
フレッシュなまま食べるときは、皮ごと食べることができるが、野性味が強いため気になるようなら皮をむこう。真ん中の固い種の部分を、メロンの種のようにくりぬいて食べることもできる。しかし、真ん中の種を含むあたりが、一番甘みがあり美味しいのである。
すいかのように簡単に種を飛ばせるならばいいのだが、グアバの種は、飲み込むか吐き出すかを一瞬迷ってしまうような小さいサイズだ。真ん中をかじってみて種が気になるようであればくり抜いて食べる、とケースバイケースで対応していこう。
旬は8~10月の夏の終わりのころである。日本では沖縄が主産地、鹿児島県でも栽培されている。
フルーツ王国として名高い台湾では、さまざまな種類のグアバが店先に並ぶ。最盛期の夏はもちろん、品種を変え、リレー栽培をしているため、グアバは一年中販売されている。
世界には、ハワイの「バーモント」、台湾「梨仔抜」「真珠抜」「珍珠芭樂」、インド原産「アラハバドサフェタ」など、160種類以上の品種があるといわれている。とくに台湾のものは種類が多い。

2. グアバの名前の由来

「グアバ」という名前はスペイン語のguayaba(果実)が訛ったものだといわれている。
日本では、グアバをバンジロウとも呼ぶ。なぜこのような別名がついたかというと、もともとグアバは漢方薬として使われており、蕃石榴と書いてバンシルーと読んでいた。これが沖縄で、バンジロウと訛り、そのまま名前になったといわれている。ちなみに「蕃」とは外国という意味を持つ。柘榴はざくろのことである。

3. グアバの葉の効用

グアバは果実は食用、葉はお茶に、木は観賞用と無駄がない植物である。
グアバは昔から漢方薬として使われてきたほか、南米では樹皮を下痢止めや整腸など、インドでは通風によいとされてきたようだ。現在、グアバの実にも栄養が豊富であることがわかっているが、グアバの葉を使ったグアバ茶の効用も見逃せないものだろう。
グアバの葉は「グアバ葉ポリフェノール」を含んでいる。これは糖質分解酵素をおさえ、糖の吸収をおだやかにしてくれるといわれている。とくに血糖値の上昇に悩んでいる人におすすめの飲料である。一度に飲む量は規定量抽出したお茶200cc程度でいい。食事と一緒に飲むのがよいとされる。
グアバ茶には、枯草のような独特なにおいがあるが、品種改良によって微かな甘いフルーティーな香りがたつようになったため飲みやすくなっている。味はウーロン茶を少し薄めたような味で、お茶が好きな人は抵抗なく飲むことができるだろう。食事の邪魔もしない味わいだ。
グアバ茶といっているが、茶の木の葉ではないのでカフェインが含まれていない。夜に飲んでも、また子どもが麦茶代わりに飲んでも安心である。グアバ茶の葉はもちろん、利用しやすいようなティーバッグやペットボトル飲料としても販売されている。

結論

日本でもとくに暖かいところでしか栽培収穫できないグアバ。果実はトロピカルフルーツらしい美味しさがあり、栄養価も高い。しかし普段口にするものは、どうしてもジュースやお菓子などの加工品が多くなりがちだ。グアバ茶は、スーパーマーケットやコンビニでも手軽に買えるようになっている。トロピカルフルーツの華やかさはないが、グアバの健康効果を手軽に手に入れることができる。
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