1. モッツァレラチーズスティックとは?

チーズスティックと聞くと棒状に成型されたチーズを思い浮かべるだろう。たしかに棒状であることには間違いないが、モッツァレラチーズスティックの場合は表面に衣がついている。
モッツァレラチーズは熟成させていないフレッシュチーズで、カビ付けしたチーズのような独特のクセがなく食べやすい。モッツァレラチーズは牛乳を用いて作られていることが多く、日本人でも食べやすい味わいだ。またほかのチーズにはない、ほどよい弾力が噛みごたえを感じさせてくれるため、日本のみならず世界中で愛されている。
モッツァレラという名はちぎりながら成型することから由来しており、丸く成型されるのが一般的だが、モッツァレラチーズスティックではあえて棒状にカットして衣で包んで揚げて作られる。モッツァレラチーズは生の状態でも十分に美味しいのだが、加熱することでモッツァレラチーズが溶けるためトロっとした食感を楽しむことができる。衣のサクサクした食感ととろけたモッツァレラチーズの組み合わせが絶妙で、チーズ好きならば食べておいて損はない。
そのままでも十分美味しいが、ソースを工夫することでより美味しく食べられる。フライなのでウスターソースとの相性はもちろんよいが、ケチャップとマヨネーズを混ぜ合わせたオーロラソースをつけて食べるのもおすすめだ。
2. モッツァレラチーズスティックを購入して食べる

スナック好き、チーズ好きから注目を集めているモッツァレラチーズスティックだが、一般のスーパーではあまり見かけない。モッツァレラチーズスティックが購入できる場所として有名なのがアメリカからやってきた大型スーパー、コストコの冷凍食品コーナーだ。コストコが近くにない場合は通販で購入することもできる。
大型スーパーや通販で購入することができるが、問題点もある。それは販売している1袋あたりが大きいこと。せっかく買ったのに自分の好みではなかった場合、後始末に困ってしまう。そんなときは、まず自分で作ってみるという手もある。
3. モッツァレラチーズスティックは自分で作れる?

メインとなるモッツァレラチーズは一般のスーパーでも購入することができるし、衣部分は小麦粉と卵、パン粉があればできるため、普段からフライを作る人であれば作ってしまったほうが早いかもしれない。
購入してきたモッツァレラチーズを棒状にカットし、揚げるまで冷蔵庫に入れておく。衣と油の準備ができたら、モッツァレラチーズに小麦粉、卵、パン粉の順で衣をつけて油で揚げれば手作りモッツァレラチーズスティックの完成だ。チーズは長時間加熱しなくても油の温度で溶けるため、なるべく手早く揚げるようにしよう。
モッツァレラチーズスティックを手作りにすることで、自分好みのモッツァレラチーズを使えること、パン粉にガーリックパウダーなどを加えてオリジナルの味を作ることができるといったメリットも得られる。
結論
見ためは棒状のフライだが、食べてみると中からモッツァレラチーズが出てくるモッツァレラチーズスティックは知る人ぞ知るスナックだ。購入できる場所が限られているため現在は認知度が低いが、一度は食べておきたい一品だ。もし購入できなくても手作りできるため、モッツァレラチーズを買って作ってみてはどうだろうか。
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