1. アヒージョに使うしいたけの下ごしらえ方法

干ししいたけ・生しいたけ問わず、しいたけのアヒージョを作るうえで、おさえておくべき下ごしらえのポイントは3つある。下ごしらえをおろそかにすると、「栄養素が逃げる」「食感、風味、味わいが落ちる」などの影響が出るため、注意が必要だ。
汚れを落とすなら乾拭き
しいたけの汚れを落とす際は、ふきんやキッチンペーパーで乾拭きしよう。
しいたけを水洗いすると水分を含み、風味や肉質が落ちてしまうため、おすすめはできない。
スーパーなどで販売されているしいたけは、汚れが落とされている綺麗な状態のものが多いが、どうしても洗わないことに抵抗のある人は、塩水で洗おう。
塩水で洗うことで細胞が締まり、風味や肉質を損なうことなく、汚れが取れる。
しいたけを水洗いすると水分を含み、風味や肉質が落ちてしまうため、おすすめはできない。
スーパーなどで販売されているしいたけは、汚れが落とされている綺麗な状態のものが多いが、どうしても洗わないことに抵抗のある人は、塩水で洗おう。
塩水で洗うことで細胞が締まり、風味や肉質を損なうことなく、汚れが取れる。
石づきは取る
石づきとは軸の先端にある固い部分で、食べても害はない。しかし根元の部分で味わいはないため、一般的に取り除くことが多い。この処理は忘れがちなため、笠と軸を分ける際に処理しておこう。
天日干しする
天日干しすることで免疫機能を調整するビタミンDの量がアップし、香りも強くなる。天日干しの目安時間は、数時間程度だ。一手間加えて栄養価が高く風味のあるしいたけを味わおう。
2. 絶品!しいたけのアヒージョの作り方

しいたけを使用したアヒージョは、3つの工程で簡単に作ることができる。酒とも相性バツグンなので、ぜひ家庭でも作ってみてほしい。
ここでは、しいたけアヒージョの作り方について紹介していく。
ここでは、しいたけアヒージョの作り方について紹介していく。
下ごしらえ
しいたけの汚れをふきんなどで落とす。しいたけの根元部分にあたる石づきを取る。数時間の天日干しをして、栄養価を高める。
具材を切る
しいたけは笠と軸に分け、4等分に切る。組み合わせる具材は、具材によって大きさを変えて切る。
フライパンで炒める
フライパンにオリーブオイルを1cmの深さまで注ぎ、刻んだにんにくを入れて中火にかける。
にんにくの香りがたってきたら、オリーブオイルを具材が半分浸るまで足し、しいたけとほかの具材を炒める。しいたけがしんなりし、オリーブオイルが具材となじめば完成。
にんにくの香りがたってきたら、オリーブオイルを具材が半分浸るまで足し、しいたけとほかの具材を炒める。しいたけがしんなりし、オリーブオイルが具材となじめば完成。
3. しいたけのアヒージョを使用したアレンジレシピ3選

一般的なアヒージョはエビなどの海鮮系のイメージがあるが、しいたけのアヒージョは、肉やさまざまな海鮮と組み合わせることができる。
そこで、しいたけに鶏肉や鯖、タコを組み合わせたアヒージョレシピを紹介する。
そこで、しいたけに鶏肉や鯖、タコを組み合わせたアヒージョレシピを紹介する。
生しいたけのアヒージョ
しいたけは石づきを取り、食べやすい大きさに切っておく。鶏肉は一口大の大きさに切り、塩を少々まぶす。にんにくはみじん切りにする。
鍋に具材が半分浸るくらいにオリーブオイルを注ぎ、そこににんにく、種を取った鷹の爪を加える。香りが立ってきたら鶏肉も加える。鶏肉に火が通ったらしいたけを加え、煮立てばこしょうをかけて完成だ。
鍋に具材が半分浸るくらいにオリーブオイルを注ぎ、そこににんにく、種を取った鷹の爪を加える。香りが立ってきたら鶏肉も加える。鶏肉に火が通ったらしいたけを加え、煮立てばこしょうをかけて完成だ。
鯖缶のアヒージョ
にんにくはみじん切り、鷹の爪は小口切りにする。しいたけとブロッコリーは食べやすいサイズに切る。フライパンにオリーブオイルを注ぎ、にんにくと鷹の爪を弱火で炒める。そのあとにしいたけ・ブロッコリー・鯖缶を汁ごと加える。具材が浸るくらいにオリーブオイルを追加し、5分程度煮て完成。
タコのアヒージョ
タコを一口サイズに切り、マッシュルームは半分、しいたけは4等分に裂く。フライパンに具材が浸るくらいのオリーブオイルを注ぎ、具材を加える。そのあと、ハーブ・ブラックペッパー・鷹の爪を適量加え、5分程度煮立てて完成だ。
結論
オーソドックスなアヒージョの作り方をマスターすれば、絶品のしいたけのアヒージョを作ることが可能だ。アヒージョは、調理段階でしいたけをすりつぶしたり、刻んだりすることはないので、しいたけ本来の素材の味わい・食感を楽しめる料理だ。今回の記事を参考に、いろいろな食材としいたけを組み合わせてオリジナルアヒージョを作ってみてほしい。
「アヒージョ」をもっと知る!