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北海道の雑煮の特徴や作り方を紹介!出身地によって違う?

北海道の雑煮の特徴や作り方を紹介!出身地によって違う?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

2021年1月 2日

北海道は石狩鍋やジンギスカン、ザンギなどの郷土料理の種類が豊富で、素材の味をしっかり感じられるメニューが多くある。こんな美食溢れる北海道だが、お正月の雑煮にはどのような具材が使われ、どんな味付けがされているのだろうか。北海道の雑煮の特徴や作り方なども詳しく紹介していこう。

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1. 北海道のお正月とは?

北海道では大晦日におせち料理を食べる家庭が多いといわれている。なぜなら大晦日にはご馳走であるトシトリ膳をいただく伝統的な習わしがあるからだ。このトシトリ膳のメニューは、焼き魚、刺し身、きんぴらごぼう、旨煮、なます、黒豆、茶碗蒸し、口取り菓子などが並べられる。とても豪華な食事でボリュームも満点だ。現代ではおせち料理は元旦に食す地域もあるようだ。
トシトリ膳に含まれている口取り菓子とは、白餡に色をのせた鯛や海老の生菓子、羊羹などを意味する。口取り菓子は、山や海などの珍味をかたどったもので、美しく盛り付けされている。また、口取り菓子は盛り付け方がキレイなため引き出物として持ち帰られるようになったといわれている。北海道や東北地域の大晦日にはおせち料理とともに並べられるのが特徴だ。

2. 北海道の雑煮の特徴

北海道は、明治時代から大正時代にかけて200万人が移り住んだといわれている。故郷を離れて雪国生活を送り、故郷の味を懐かしむ人も多いだろう。そのようなことも関係して北海道には全国各地の雑煮の味付けがあるようだ。

出身地 北海道や東北

北海道民の3分の1は東北地方にルーツがある。青森、岩手、秋田などの出身の人に共通しており、北海道でもっとも多い形態だ。
味付けは、鶏肉でとった出汁に醤油を加える。ごぼうや人参などの根菜類や油あげ、しいたけ、つとなどの具材を加えて、焼いた角餅を椀に入れて食す。

出身地 北海道(渡島や檜山地域)

渡島や檜山地域の漁村周辺の家々でみられる雑煮だ。海苔をトッピングする雑煮は日本海沿岸によくみられるようだ。
昆布や煮干しなどの海でとれる素材で出汁をとり、人参やごぼう、長ねぎやこんにゃく、手作りのかまぼこを具材に加える。醤油味のすまし汁が特徴だ。角餅を焼いて柔らかくして汁を注いだ椀に盛り付け、海苔を散らしたらできあがりだ。

出身地 青森や道南地域

青森や函館、松前などの家々にみられる。正月サンガニチ、ゴカニチの餅の形態だ。2日に小豆餅、3日にきな粉餅、5日にごま餅などそれぞれの家で決まった餅を食す。小豆餅は通称アンコモチと呼ばれ、角餅を焼いて小豆あんをまぶす。きな粉餅は東北と同じようにフキトリ餅と呼ばれ、ゴカニチのごま餅はごまをすって砂糖醤油で味付けをしたタレを絡める。

出身地 山形

山形出身の家々にみられる雑煮だ。丸餅を伝えている家々では、元旦は主人が先に起きて火を焚き、若水を汲んで雑煮を作る風習を伝承している。ごぼう、人参、豆腐、しいたけなど具だくさんで醤油味に仕上げている。丸餅は焼いたり、煮たりして柔らかくしてから椀に入れて汁を注ぐ。正月の餅は男性が焼くことが伝えられている。

出身地 新潟

新潟出身の家々に伝えられている雑煮で越後雑煮といわれている。新潟県の北部ではハレの日は鮭を食すと伝承されており、故郷を思い出して北海道でも正月に鮭やいくらなどを食べる。味付けは醤油のすまし汁で、角餅やごぼう、大根、豆腐、里芋、いくらや鮭など豪華で具だくさんだ。

3. 北海道の雑煮の作り方

北海道風雑煮  

作り方は、まず鶏肉を一口大に切り、人参は短冊切りに、ごぼうはささがきに、しいたけは薄切りにする。次に鍋に出汁を入れて沸騰させたら、醤油、みりん、酒を加えて味を調える。そして鶏肉、人参、ごぼう、しいたけを一緒に煮る。火が通ったら、焼いた餅を椀に入れ汁を注ぎ、具材や三つ葉を添えたらできあがりだ。

いくら入り北海道風雑煮

作り方は、前の日に昆布出汁を作っておく。大根はいちょう切りに、人参は輪切りに、長ねぎは薄くスライスしておく。昆布出汁に大根や人参、長ねぎを入れて煮る。野菜に火が通ったら、角餅を加えて柔らかくなるまで煮る。煮えたら椀に移して、いくらをトッピングしたらできあがりだ。

結論

北海道の雑煮はいろいろな地域から移住した人が集まったことも関係しており、味付けもバリエーションも豊かだ。お正月はいつもの決まった味ではなく、たまには違う味付けを家で楽しんでみるのもよい機会になるかもしれない。
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