目次
1. タコの下処理ってどうして必要?

タコを調理する場合は、下処理が必要になる。なぜタコには下処理が必要なのだろうか?
ぬめりを取らないと生臭くなる
生タコは、ぬめりがあり、ぬめり取りを行わないとと生臭くなってしまう。それは、刺し身にして食べる場合も、茹でる場合も同じだ。つまりタコの下処理としてぬめり取りは大切な作業になる。
生タコの場合は色合いよく茹で上がる
生タコの下処理としてよく塩もみをすると、下茹でした際に、タコの色合いがよく仕上がる。また、茹でる際は沸騰した湯に塩を少々入れ、タコの足からゆっくり入れるのがいいだろう。冷凍保存したい場合は、すぐに食べる場合とは違い、長めに茹でるのがおすすめだ。
2. タコの下処理の手順:生タコ編

生タコの下処理はどのような手順で行うのがいいのだろうか?正しい下処理方法の手順をチェックしてタコの刺身を作ってみよう。
①クチバシを取り除く
タコは、足を裏返すと中心部にクチバシがある。まずが、このクチバシを取り除く必要があるのだ。クチバシの周りに包丁を入れると取り除きやすい。
②胴体に付着している内臓を取り除く
生タコの頭と胴体の付け根を裏返すと、内臓が付着している。この内臓を手で引っ張りながら外したら、胴体を元に戻しておく。
③汚れとヌメリを取り除く
クチバシと内臓を取り除いたら、塩で生タコの汚れとヌメリを取り除く。タコに多めの塩をまぶしたら、両手でしっかりと揉みこむと、だんだんと泡が出てくる。もみ続けると泡がどんどん黒くなり汚れが取れてくる。この時、タコの足も1本ずつしっかりと洗おう。
④充分に水洗いをする
汚れやぬめりが取れたら、しっかりと水洗いする。汚れやぬめりが取れるとタコはさらっとした触感になる。
⑤叩く
生タコは叩くことで、身が柔らかくなる。水を入れたペットボトルなどを使い、しっかりとタコを叩いてみよう。
3. タコの下処理の手順:茹でダコ編

タコを茹でダコにする場合も、下処理が必要だ。茹でダコに必要な下処理をチェックしてみよう。
①汚れを落とす
茹でダコにする場合も、生タコの際と同様、汚れを落とす必要がある。流水でやさしくこすりながら、汚れを落とそう。
②頭と足を切り分ける
茹でる前に、タコの頭と足を切り分けておく。足は1本ずつ切り分けておくといいだろう。
③固いところを切り落とす
タコを切り分けていくと、固いところがある。タコの足の根元の水かきも固いので、包丁を使ってそぎ落としておくといいだろう。ほかにも内臓や口を取り除く。
美味しくするコツ
生タコだけではなく、茹でダコにする場合も、下処理を行ってから茹でることで、美味しい仕上がりになる。美味しくするコツは、茹でる前に頭や足を切り分けたり、固い部分を取り除いておくことだ。固い部分を事前に落としておくことで、柔らかい食感のタコに茹で上がる。
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4. 下処理したタコにおすすめレシピ3選

下処理したタコは美味しく味わいたい。そんな時におすすめのタコレシピを紹介しよう。
たこ焼き
タコを使ったレシピといえば、たこ焼きを思い浮かべる人も多いだろう。タコ焼きはタコのほかにも生地が大切だ。専用のたこ焼き粉がなくても、薄力粉やコーンスターチを合わせて、美味しいたこ焼きを作ることができる。
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タコのわさびポン酢和え
茹でたタコは茄子とともにわさびポン酢で和えるだけでも美味しい。わさびポン酢に白だしを加えるとより旨みがアップする。
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アヒージョ
オリーブオイルとにんにくを煮込んで作るアヒージョにもタコはよく合う。タコのほかにもさまざまな野菜を加えられるので、野菜嫌いの子どもでも食べやすいのも魅力だ。串にタコや野菜を刺してホットプレートで焼いて食べると、普段の食事とはひと味違った楽しさを味わえる。
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結論
タコは、生で食べる場合も茹でる場合も下処理が大切だ。しっかりと下処理をすることで、タコをより美味しく味わうことができる。タコは、ぬめりがあるので生で食べる場合は、とくにしっかりぬめり取りをする必要がある。正しいタコの下処理方法をマスターして、いろいろなタコレシピを楽しんでみてもらいたい。
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