目次
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1. 洗濯機を回していいのは何時から何時まで?

戸建住宅ならそこまで気にすることはないかもしれない。だがマンションやアパートといった集合住宅にお住まいの場合、洗濯機を回しても迷惑にならない時間帯は何時から何時までなのか、気になることがあるだろう。
確かに洗濯機を回す時間帯によっては近隣に不快感を与えることもある。何時から何時までが常識の範囲内なのか、まずは一般的にいわれているマナーから見ていこう。
平日は朝7時〜夜9時まで、土日祝は朝9時〜夜9時まで
洗濯機を回しても非常識とならない時間帯は、平日か土日祝日かなどによっても若干、変わってくる。あくまで一般的に考えられている「常識」の範囲でお伝えすると、平日は朝7時から夜9時まで、土日祝は起床が遅めであることを想定して朝9時から夜9時までとされている。
近所トラブルが心配なら、朝8時から夜8時までなど短めに考えておくとよいだろう。
【周辺環境によって変わることがある】
たとえば平日は朝7時〜夜9時までが目安とお伝えしたが、それは周辺環境によっても変わってくる。にぎやかな都市部なら夜10〜11時に洗濯機を回しても騒音が気になりにくいし、気にする住民も少ないかもしれない。
一方、夜に静まり返るエリアなら夜8時くらいがギリギリという可能性もある。洗濯機を回してよい時間帯が何時までか判断しづらいときは、周囲が静かになる時間帯を把握する、あるいは何時頃まで洗濯機の音を聞いたことがあるか、などに注目しよう。
【建物の構造で変わることがある】
木造と軽量鉄骨、鉄筋コンクリート、鉄骨鉄筋コンクリートなど建物の構造によって音の響き方も変わってくる。このため、時間帯とあわせてお住まいの住宅の構造もチェックしておくと安心だ。
【配管の状態で変わることがある】
排水管が上階から下階まで1本でつながっている場合、上階から排出された洗濯機の排水が、その配管を通って下階へ流れていく。壁のすぐ裏に配管されていれば、ザーッと水が流れる音が聞こえることもある。
逆に、洗濯機を回すのに非常識とされる時間帯は?
朝6時より前、または深夜0時以降に洗濯機を回すのはマナー違反と捉えられかねない。稼働音が大きい機種ならなおさらだ。近所トラブルに発展すると住みづらくなったり、警察に通報されたりして面倒なこともあるため、可能であれば避けたほうがよいだろう。
アパートやマンションなどの集合住宅の場合は?
アパートやマンションなどの賃貸住宅、集合住宅は基本的に隣室とは壁1枚を隔てただけの状態だ。近隣住民が活動していない時間帯に洗濯機を回すと迷惑になるおそれがある。規約で何時から何時までと決められているようなら、そのルールは必ず守ろう。
戸建住宅の場合は?
周りの生活リズムがなんとなくでも把握できているのであれば、その中で非常識にならなそうな時間帯を選んで回せばよいだろう。周りに住宅が少ないエリアの戸建てなら近隣には聞こえにくいため、夜10時など遅くまで洗濯機を回しても問題になりにくいはずだ。
2. 近隣トラブルを防ぐための洗濯機の騒音対策4選

「何時から何時まで」とあわせて、少しでも近隣の迷惑にならないようにするため、不要なトラブルを避けるためにも、洗濯機の騒音対策を講じることも検討しよう。
洗濯パンと洗濯機の脚の間に「防振ゴム」を取り付ける
洗濯機の下に敷く防振ゴムは、振動が床を伝わり下階へ響くのを防ぐまたは軽減する役割がある。防音効果もあるので騒音対策に効果的だ。通販やホームセンターなどで手に入る。洗濯機のまわり貼れる吸音材も一緒にチェックしておくとよいだろう。
洗濯物を詰め込みすぎない
洗濯物を詰め込みすぎると、洗濯槽内で衣類が偏るなどして重心がずれる。そのまま洗濯槽が回転すると振動が大きくなるおそれがあるため注意が必要だ。一般的に洗濯物は、容量の7〜8割程度に収めるのがよいとされているので、そのあたりを意識しよう。
洗濯機を水平に設置する
洗濯機が水平になるように脚の高さを調節しよう。安定感がないと振動でガタガタ鳴り、下階などへ響くおそれがある。不安定なら何かを噛ませたり、脚の長さを変えたりして水平になるように調節しよう。水平かどうか分かりにくければ「水平器」を使う手もある。
早朝や深夜の洗濯はコインランドリーを利用する
どうしても早朝や深夜しか洗濯機を回す時間がないという場合、近所に24時間営業のコインランドリーがあれば利用することも検討しよう。別日に洗濯できるものは残し、必要最低限のものだけコインランドリーで洗濯すれば、出費も少しは抑えられるはずだ。
3. 洗濯物を外に干す時間帯は何時から何時まで?

せっかくなので、洗濯機を外に干すのに適した時間帯についても知っておこう
1日の中でも湿度が低めの朝9時から昼3時までがおすすめ
夏の晴れた日なら2〜3時間で乾くこともある。気温が高く太陽の熱で水分が蒸発しやすいからだ。昼3時を過ぎると湿気が上がり始めるため、せっかく乾きかけた洗濯物も湿りやすくなる。いつまでも干しっぱなしにせず、乾いたら速やかに取り込もう。
一方、冬は気温が低いため乾ききるまでに5〜6時間かかることも多い。夏と同様、昼3時を過ぎるくらいになると湿度が上がり始めるので、朝8時か9時頃に干して昼3時までに取り込む、といったように計画を立てることが大切だ。
とはいえ洗濯物が乾く時間はその日の湿度・気温・風の強さなどでも変わる。外干しが難しい場合は部屋干しも検討しよう。
結論
洗濯機を回せる常識的な時間帯は「朝7時から夜9時まで」である。だが周辺環境などによっても変わるため、お住まいのエリアをよく知ることも大切だ。時間帯がたとえ常識の範囲内であっても、洗濯機の騒音が気になるという方は本稿で紹介した騒音対策を講じておこう。また外干しは、基本的には朝9時から昼3時までに済ませることをおすすめする。
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