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焼肉で突然の腹痛!原因と対処法を徹底解説

投稿者:
オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:
管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

2019年1月22日

ジュウジュウと肉の焼ける音、食欲をそそる香り。焼肉はあらゆる食事の中でも、とくに楽しみだという人は少なくないはずだ。しかし食べ方をひとつ間違うと、激しい腹痛に見舞われてしまうこともある。今回は焼肉が原因で起こる腹痛について詳しく見ていこう。

1. 焼肉で腹痛を起こす原因とは

焼肉を食べたことによって起こる腹痛は、一体何が原因なのだろうか?ひとつは、脂肪分の取りすぎによる消化不良が原因である。脂肪を分解するため、消化液が大量に分泌された結果が下痢となり、腹痛を引き起こすのだ。単に焼肉の食べすぎによっても腹痛は引き起こされる。大量に摂取された食物を一気に処理するため、水分が体内に吸収される前に腸を通過し、便が排出されてしまうことで下痢、腹痛が起こるのだ。
また、焼肉と一緒ににんにくを過剰に摂取した場合も、腹痛を引き起こす原因となることがある。にんにくに含まれているアリシンという成分には抗菌や殺菌といった作用があるが、過剰に摂取することで腸内の有益な菌にまで作用してしまうこともあるようだ。その場合に腸内バランスが崩れ、腹痛を起こしてしまうのだ。
そのほか、食中毒菌が原因で起こる腹痛の場合もある。代表的な菌として、カンピロバクターやサルモネラ菌、O157などの腸管出血性大腸菌があげられる。食中毒菌は豚肉や鶏肉などの生肉に付着していることがあり、中心温度75℃以上で1分以上加熱すれば死滅させることができる。しかし生焼けの状態で食べてしまうと、それらの菌が原因で食中毒となり、激しい腹痛が起こることもある。

2. 焼肉が原因で起こる腹痛の症状

焼肉が原因で起こる腹痛は下痢症状がおもなものだ。たかが下痢と思うかもしれないが、下痢になると体内の水分が大量に奪われてしまうので、脱水症状を引き起こすこともある。ひどいものだと、水様性の下痢による激しい腹痛に見舞われ、トイレから出られない...という状況にもなりかねない。
また食中毒菌が原因で起こる腹痛は、激しい痛みのほか嘔吐や発熱などの症状も見られる。この場合の発熱は、38度から40度近くの高熱が出ることがほとんどだ。O157などの腸管出血性大腸菌に感染した場合は、下痢と同時に血便の症状が出ることもある。さらに腎機能障害、最悪の場合は意識障害といった緊急を要するほどに悪化する場合もあるので、最初のうちは軽い症状だったとしても、決して軽く考えずに様子を見ることが重要だ。
たかが腹痛、されど腹痛。焼肉を食べたあとに腹痛になった際は、自宅で療養して大丈夫なのか、緊急を要するかの判断がつけられるよう、腹痛の種類や痛みの度合いを自分で確認しておこう。

3. 焼肉を食べて腹痛になったときの対処法

焼肉が原因で腹痛が起こってしまったら、前述した通りどれほどの症状なのかをまず自己判断する必要がある。耐え難い激しい痛みや血便、発熱などの症状がある場合は食中毒の可能性があるので、一刻も早く医療機関を受診するのが正しい対処法だ。
下痢症状のみで、自宅で様子をみてよさそうだと判断できた場合の対処法は、まず安静にし、下痢による脱水症状を防ぐために少しずつ水分をとるようにしよう。食事は刺激の強いものを避け、胃にやさしいおかゆやスープなどにするのが好ましい。下痢止めの薬は、食中毒が原因である場合は問題の菌を体内に留めてしまうことになるため、安易に使用することは避けたほうがいいだろう。焼肉による食あたりの場合は、それに対応した整腸剤で様子をみる対処法がよい。
焼肉による食中毒は、肉に十分火が通るようしっかり加熱することで防ぐことができる。食べる際に、中までしっかり火が通っているのかを確認することも重要だ。脂肪分の摂りすぎによる下痢症状の場合は、脂肪の多い霜降り肉ばかりではなく赤身の肉を選んで食べることで防げるかもしれない。にんにくの大量摂取を控えることも大切だ。また野菜を先に食べておくと消化の促進につながるので、焼肉の際は先に野菜を食べ、合間にも摂取するように心がけよう。

結論

焼肉は、ついつい食が進んでしまうもの。しかし食後に腹痛に見舞われてしまっては、せっかくの楽しい食事も台無しである。腹痛を予防する知識をもち合わせ、それを実践することで楽しく焼肉を食したい。万が一焼肉で腹痛になってしまった場合は、冷静に症状を判断しよう。

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