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甘さと酸味のバランスが絶妙!サンフルーツの特徴や由来

投稿者:
ライター 佐々木このみ(ささきこのみ)

監修者:
管理栄養士 藤江美輪子(ふじえみわこ)

2019年6月 4日

柑橘類の種類は豊富にあり、それぞれ見た目や味に違った特徴がある。さっぱりとした甘さやほどよい酸味を楽しみたい人におすすめなのが「サンフルーツ」だ。どのような特徴があるのか、サンフルーツの魅力をたっぷり紹介しよう。

1. サンフルーツの特徴

サンフルーツは、柑橘類の中でも甘夏の仲間に分類され、グレープフルーツに似ているといわれることもある。それは、甘いだけでなくさっぱりとした酸味があるからだ。甘すぎる柑橘類が多く出回るなか、甘さとともに酸味をしっかりと感じられる点は魅力といえるだろう。

皮は厚く硬めで種も多いので、食べやすさに関してはマイナス面もあるが、果実が大きめで食べ応えのあるフルーツだ。甘夏と比べると、果皮はなめらかで、果肉の糖度は高めである。サクサクとした食感もさわやかさを感じさせる。

栄養に関しては、酸味の主成分であるクエン酸が豊富に含まれるほか、食物繊維もたっぷりと摂れる。ビタミン類もCをはじめ
B1・B2・Aも豊富なため、身体の調子を整えるのに役立つといえるだろう。旬を狙ってぜひ食べたい果物である。

2. サンフルーツの誕生と由来

サンフルーツは、熊本県芦北郡にある山崎寅次氏の園地にて、1962年に甘夏の枝変わりとして発見された品種だ。そもそも甘夏(正式名称:川野夏橙)自体も夏みかんの枝変わりとして誕生している。品種としては、ミカン科ミカン属ナツミカン類に分類され「新甘夏」「田の浦オレンジ」「ニューセブン」とも呼ばれる。

サンフルーツの「サン」は、「燦々(さんさん)と降り注ぐ太陽
(SUN)」から由来している。ちなみにサンフルーツという呼び名は主に愛媛県で用いられるものであり、田の浦オレンジは和歌山県、ニューセブンは静岡県での名称だ。一般的な名称としては、サンフルーツよりも新甘夏として出回ることが多い。

3. サンフルーツの旬と入手方法

サンフルーツが出回るのは、3月下旬から5月中旬頃までだ。この出回る時期は、甘夏よりも早い。その理由に、サンフルーツのある特徴が関係している。甘夏や夏ミカンは、収穫したての状態では酸味が強すぎるため、しばらく貯蔵することで酸を抜く。ところがサンフルーツは木になったまま熟し酸が抜けるのだ。そのため、3月初旬から4月初旬くらいまでの間に収穫されたあと、すぐに出荷されるためである。

産地は発祥の熊本県をはじめ、愛媛県や和歌山県、三重県などにも広がる。旬になれば各地で出回る。また高級品ではないため全国のスーパーや八百屋の店頭で見かけることもある。ただし、旬が短く一般的な甘夏ほど流通量が多くないため、確実に手に入れたいなら産地直送便を利用しよう。

4. サンフルーツの美味しい食べ方

サンフルーツは果皮が硬く手でむくのは難しいため、ナイフで切り込みを入れてから皮や袋を取り除こう。果肉の粒がしっかりしているため、袋を取り除く際に果汁がこぼれてしまうことはあまりないが、面倒ならオレンジのようにくし形に切り分けても食べやすい。

果肉をそのまま食べるだけでももちろん美味しいが、ヨーグルトをかけたりジュースやスムージーに加工したりとさまざまな楽しみ方ができる。甘みと酸味のバランスがよくさっぱりしているので、デザートとしてだけでなく、サラダや和え物に使うのもおすすめだ。

また、果皮もマーマレードやピールに加工すると美味しく食べられる。美味しいだけでなく栄養価も高いため、旬の時期には日頃から積極的に摂り入れてみてはいかがだろうか。

結論

甘夏よりもやや甘く、しっかりとした酸味も楽しめるのが魅力のサンフルーツ。ほどよくすっぱいものが食べたい人や、さっぱりとした柑橘類を求めている人には、ぴったりな果物といえるのではないだろうか。初夏の柑橘類・サンフルーツのさわやかな味わいをさまざまな食べ方で存分に堪能しよう。
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