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カイエンペッパーとは?粉末状のトウガラシ調味料について解説!

カイエンペッパーとは?粉末状のトウガラシ調味料について解説!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 中山沙折(なかやまさおり)

2021年1月26日

赤トウガラシの区分の一つであるカイエンペッパー。赤トウガラシの中でも適度に辛味があり、細長いタイプを総称する言葉である。今回はそんなカイエンペッパーの基本・魅力・使い方・おすすめ品などについて解説する。なお、市販のカイエンペッパーには輪切りタイプもあるが、今回はより多く出回っている「粉末タイプのカイエンペッパー」について説明している。

  
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1. カイエンペッパーとは?

カイエンペッパー(Cayenne pepper)とは、特定の品種を指す用語ではなく、辛味が強くて細長い赤トウガラシの総称である。辛さの程度を表す「スコヴィル値」は3~5万程度であり、「辛い」と感じるレベルとなっている。また、カイエンペッパーは丸のままの赤トウガラシも指すが、一般的には辛くて細長い赤トウガラシを粉末状にした香辛料・調味料を指すことが多くなっている。

粉末状のカイエンペッパーとは?

カイエンペッパーは、カイエン種の赤トウガラシで作った粉末状の調味料を指すこともある。厳密にはカイエンペッパーは多年生の「キダチトウガラシ(学名:Capsicum frutescens)」だけで作られたものを指すそうだが、市販品の中には一年生の「トウガラシ(学名:Capsicum annuum)」が使われているものも多い。また、カイエン種を使った香辛料を「チリペッパー」と呼ぶこともある。

カイエンペッパーの名前の由来は?

カイエンヌペッパーの名前の由来は明確にはわかっていない。一般論としては、南アメリカ大陸にあるフランス領ギアナの首都「カイエンヌ」に由来するという説が強い。しかし、カイエンヌが誕生する前から、トゥピ語でトウガラシを意味する「quiínia(クィーニア)」があり、これが訛ったという説もある。ほかにも名前の由来はいくつかあり、正確な由来はわかっていないそうだ。

2. カイエンペッパーの特徴は?

日本では粉末状の香辛料・調味料として流通していることが多いカイエンペッパー。このカイエンペッパーは特定の品種のことではなく総称ではあるが、「辛味が強い」「見た目が細長い」などの特徴がある。そんなカイエンペッパーに見られる共通の特徴について紹介しておこう。

特徴1.辛味と風味が強い

トウガラシの辛さの程度はスコヴィル値で計測される。使用する品種によってカイエンペッパーのスコヴィル値は異なるが、平均的には3~5万程度となっている。これは沖縄県で作られている島唐辛子(1万5千~3万)よりも高い数値だ。一般的にカイエンペッパーを口にすると口の中が熱くなるような「辛さ」が得られる。ただし、風味がよいため、料理のうま味をアップすることができる。

特徴2.見た目が細長くて赤い

カイエンペッパーは全長10~25cm程度で、細長い見た目をしていることが特徴。日本で有名な「鷹の爪」も細長い見た目をしているが、全長が5~7cm程度と短いためカイエンペッパーに含まないことが多い。また、現在のカイエンペッパーは、ほとんどが完熟した赤色のトウガラシを指す。しかし、19世紀頃までは緑色や黄色のトウガラシも「カイエンペッパー」に含んでいたそうだ。

特徴3.品種の数が多い

一般的に「カイエンペッパー」と呼ばれる赤トウガラシの品種は数多くある。日本でも有名なものにはスウィートカイエン・ジョーズロング・カウホーンなどがあり、ほかにもエジプトカイエン・トルコカイエンなどの品種が含まれる。いずれも細長くて真っ赤な見た目をしているが、必ずしも一直線に長く育つわけではなく、先端が曲がっているものや表皮が波打っているものなども含まれている。

3. カイエンペッパーの使い方・使い道

市販の粉末状のカイエンペッパー(カイエンペッパーパウダー)は、煮込み料理・炒め物・揚げ物などさまざまな料理に使える。熱にも強いので、煮込んだり炒めたりしても辛みが損なわれることがない。以下ではそんな辛味調味料であるカイエンペッパーのおすすめの使い方・使い道を紹介する。

使い方1.料理の味付け

カイエンペッパーは料理に辛味をつけるときに使うのが一般的だ。たとえば、カレーや麻婆豆腐などの辛味が物足りない場合には、様子を見ながら少量ずつ加えてみるとよい。また、チリソースやキムチの辛味を強くするのにも役立つ。辛味を強くするとともに、うま味をアップすることも可能だ。

使い方2.料理の薬味

一味唐辛子のように、カイエンペッパーを少量加えるのもおすすめだ。たとえば、うどん・パスタ・豚汁・唐揚げなどに少しだけ振りかければ、料理にスパイシーさを加えることができる。カイエンペッパーという名前から洋食向きの調味料に思えるが、和食や中華などにプラスしても美味しい。

使い方3.料理の隠し味

カイエンヌペッパーが普及し始めた当時は、フランス料理などでは隠し味として使われるのが一般的であった。また、今でも料理の甘みを引き立てたり、スパイスの香りを高めたりするために隠し味として使われている。そのほか、おにぎり・炒飯・スープなどに混ぜてみても料理が美味しくなる。

4. 市販のおすすめのカイエンペッパー

粉末状のカイエンペッパーはさまざまな食品メーカーから販売されている。そこで数あるカイエンペッパーの中から、特に定番の商品を三つ紹介する。

その1.GABAN「カイエンペパー」

カイエンペパーは、ハウス食品が製造・販売している粉末タイプのカイエンペッパーである。人気のGABANシリーズであり、適度な辛味と良質な香りが特徴。また、クセが少ないため、さまざまな料理と合わせやすい。サイズは16g・80g・300g・1kgなどがあり、使い勝手も良くなっている。

その2.S&Bセレクト「カイエンペッパー(パウダー)」

カイエンペッパー(パウダー)は、エスビー食品が販売しているカイエンペッパーである。こちらも適度な辛味と良質な香り、クセの少なさが特徴となっている。また、料理にうま味を出す際にも使われることが多いようだ。缶タイプには80g・200g・300g、袋タイプには100g・500g・1kgがある。

その3.マスコット「カイエンヌペッパーパウダー 25g」

カイエンペッパーパウダーは、「マスコット」を手掛けるヤスマのカイエンペッパーである。こちらのカイエンペッパーも辛味が強いことが特徴となっている。ただし、サイズが25gの一種類だけしかないのがやや難点。薬味や隠し味などに使う人にとっては、使いやすい香辛料となっている。

5. カイエンペッパーがないときの代用品

カイエンペッパーがないときには「チリペッパー」「粉トウガラシ」「一味トウガラシ」などで代用できる。また、粉末状のトウガラシがない場合は、鷹の爪も細かく刻んで代用することが可能だ。ただし、「チリパウダー」にはクミン・パプリカ・オレガノ・ニンニクなどが使われているため、代用できないことが多い。あくまで代用するときには、一種類のトウガラシを使うようにしよう。

結論

カイエンペッパーとは辛味が強くて、細長い見た目をしている赤トウガラシの総称である。また、一般的にはそのカイエンペッパーを使った粉末状の香辛料・調味料を指すことが多い。カイエンペッパーは味付け・薬味・隠し味などに使えるため、一味唐辛子と異なる辛味がほしいときには使ってみるといいだろう。
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  • 公開日:

    2020年1月26日

  • 更新日:

    2021年1月26日

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