ロールキャベツの味付け5選！コンソメ以外のトマト味や和風味など！

ロールキャベツの味付けは家庭によって異なるが、基本となるのは「コンソメ味」である。多くは煮込む前に固形タイプや顆粒タイプのコンソメを入れて、それから中火でコトコトと煮込んでいく。そして、20～30分程度煮込んで中まで火が通ったら、塩コショウで味を調えてロールキャベツの完成となる。ロールキャベツの中では特に味付けが簡単で、作りやすいバリエーションとなっている。

ロールキャベツの味付けにはコンソメ以外にも、トマト味・クリーム味・和風味・カレー味などの種類がある。それぞれの味付けの特徴や使用する具体的な調味料などについて確認しておこう。

ロールキャベツの味付けとしては、コンソメ味と同じくらい定番なのがトマト味だ。作り方は、最初にコンソメなどで10数分煮込んでおく。その後、トマトピューレ・トマト缶・トマトケチャップなど加えて12～15分ほど煮込むというものだ。トマトのうま味が加わるため、いっそう美味しくなる。

クリーム味は、牛乳のまろやかさを楽しめる味付けである。クリーム味を作る場合は、事前にバターと小麦粉を混ぜ合わせておき、牛乳を加えてスープにする。それを使ってロールキャベツをじっくりと煮込めばよい。また、スープの中に粉チーズを加えれば、まろやかな味わいにすることが可能だ。

和風味は、主にたっぷりの和風出汁で煮込む。和風テイストにすると、おでんに入っているロールキャベツのような味わいを楽しめる。また、味付けに必要なのはだし汁・醤油・みりんとなっているので、基本的には家に揃っている調味料で味付けが可能だ。仕上げにケチャップを乗せても美味しい。

変わった味付けが楽しみたいなら、カレー味のロールキャベツに挑戦するのもおすすめだ。カレーとお肉の相性は抜群にいいので、ロールキャベツの味付けをカレー味にしても美味しく食べられる。カレー味にするときは事前にロールキャベツを煮込んでから、仕上げに刻んだカレールーを投入しよう。

ロールキャベツのベースとなる味付けは前述のとおりであるが、より美味しく味付けしたいなら香味野菜やスパイスなどを使うのがおすすめだ。以下では、それぞれのポイントについて解説する。

ロールキャベツをより美味しく作りたいなら、セロリやショウガなどの香味野菜を加えるのもおすすめだ。香味野菜を加えることでスープにうま味や香りなどがプラスされ、奥深い味わいを楽しめるようになる。また、香味野菜をロールキャベツの間に敷き詰めておけば煮崩れの防止にも役立つ。

ロールキャベツにローリエなどの香味料を加えるのもおすすめだ。こちらも香味野菜と同様でスープに香りをプラスしてくれる。また、お肉やキャベツの独特なニオイを取り除くのにも役立つ。市販の乾燥ローリエは賞味期限が長いので、よく料理を作るならストックしておくとよいだろう。

ロールキャベツの味付けは比較的簡単なものも多いが、より簡単に味付けしたいなら市販のロールキャベツソースを使うのがおすすめだ。ここでは市販されているソースをいくつか紹介する。

「ロールキャベツ煮込みソーストマト＆デミグラス仕立て」は、食品メーカーのモランボンが製造・販売しているソースである。トマトに飴色玉ねぎ・人参・キャラメルソースを加えており、うま味とコクが詰まっているのが特徴。なお、こちらはロールキャベツを置く前に、鍋に入れて使用する。

「ロールキャベツ トマト煮込みソース」は、豚肉の生産・加工などを行っているフリーデンが販売しているソースである。こちらのソースは自然な味わいにこだわっており、化学調味料を使っていないことが特徴となっている。煮込むときに加えるだけで、本格的な味わいを楽しめるようになる。