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アニサキス症の予防と対処法をチェックしよう!どんな魚に多いの?

アニサキス症の予防と対処法をチェックしよう!どんな魚に多いの?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

2020年3月28日

アニサキス症をご存知だろうか?アニサキスという寄生虫が原因で、激しい下腹部痛に見舞われる病気だ。アニサキスは魚介類に寄生しており、それを生で食べることでアニサキス症が引き起こされる。できるものならなりたくない病気と言える。アニサキス症を未然に防ぐためにも、その予防法や対処法をチェックしておこう。

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1. アニサキスが寄生する魚の種類

アニサキスの寄生が見られるのは、どのような種類の魚なのだろうか?主に挙げられる種類としては、サバやアジ、サンマ、イワシ、ホッケ、サケなどがある。なかでも、西日本から関東にかけてはサバやアジ、イワシといった青魚、北海道ではホッケやサケなどがとくに多く見られる。そのほか、カツオやキンメダイ、マダイなどから見つかることもある。

アニサキスは基本的にはこれらの魚の内臓部分に寄生するが、寄生している魚が死ぬと、我々が普段刺し身などで口にする筋肉の部分にも移動する。ちなみに、アニサキスは魚を生のまま食べる種類の料理のみでなく、冷凍が不十分であったり、しっかり加熱しきれていなかったりした場合にも体内に入りうる。

2. 魚から感染するアニサキス症の症状

アニサキス症は、アニサキスの幼虫が生きて人の体内に入り、胃や腸の壁を刺すことが原因で起こる。そのため同じアニサキス症でも、胃で発症する胃アニサキス症と、腸で発症する腸アニサキス症の2種類がある。

症状はさらに緩和型と劇症型の2タイプに分けられる。緩和型の場合は症状が軽く、人によっては自覚症状がない場合もある。そのため、胃や腸に肉芽腫ができてから、それを摘出した際にアニサキス症の感染が発見されるケースも少なくない。

劇症型の場合、胃アニサキス症では、アニサキスに感染した魚を食べてから8時間ほどで、みぞおちの辺りに激痛を感じ、吐き気や嘔吐なども生じる。腸アニサキス症の場合は胃に比べると発症に時間がかかり、数日経ってから激しい下腹部の痛みや、腹膜炎の症状などを引き起こすのが特徴だ。そのため魚を食べてから数日が経過していても、急な下腹部痛などに襲われたら、アニサキス症を疑う必要がある。

3. 魚に寄生するアニサキスの見つけ方

アニサキスの感染を予防するためには、まずは魚を食べる前に、アニサキスがいないかチェックするといいだろう。アニサキスは目視で確認できるので、見つけ方としては、調理をする前によく見て探す方法がある。

アニサキスは長さが2~3cmほどで、1mm前後の糸のような形をしており、色は白色だ。見つけ方自体は難しくないので、魚を買ったらまずチェックしてみてほしい。目視での見つけ方で、もしもアニサキスと思われるものを発見したら、きちんと除去し、その周辺部位も取り除いたほうがよいだろう。

目視で見つける以外の予防策も見ておこう。まず、アニサキスは-20℃以下の状態で24時間以上冷凍するか、60℃以上の熱で1分以上加熱することで死滅させることが可能だ。また、魚を購入した際はなるべく早く内臓を除去することで、アニサキスが筋肉部分に移動するのを防ぐことができる。そのほか、魚の内臓自体を生で食べるのも避けたほうがよい。

4. 魚を食べてアニサキス症になった場合の対処法

急な腹痛に襲われて、アニサキス症の疑いがある場合は、すみやかに医療機関を受診しよう。なお、アニサキスに有効な治療薬はいまのところないとされている。

胃アニサキス症の場合の対処法としては、内視鏡によってアニサキスの虫体自体を取り除く方法が行われる。そのほか、アニサキスアレルギーによる腹痛やアレルギー症状においてはステロイドを点滴することで症状を緩和させる対処法がとられることもある。

腸アニサキス症の場合は、アニサキスが死滅するまで待つ対処法が多いが、悪化した場合などには外科手術で虫体を取り除くこともある。

結論

アニサキスはさまざまな種類の魚に寄生するので、気をつけたい寄生虫のひとつである。家庭で魚を料理する場合などは、アニサキス症の予防方法などを事前に知っておくだけでも、感染の確率を下げることはできるだろう。ちなみに、酢漬けや塩漬けにしてもアニサキスを死滅させることはできない。家庭で魚料理を美味しくいただくためにも、アニサキスについてしっかり覚えておきたいものである。

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