1. 常備菜の基本

作り置きしておくと便利な常備菜だが、常備菜とはどういったものを指すのだろうか。ここでは、常備菜の基本やメリットについて見ていこう。
常備菜とは?
常備菜とは、基本的に日持ちする作り置きおかずのことを指す。きんぴらや煮物など傷みにくい根菜や乾物を使った副菜が定番であるが、ミンチや薄切り肉などアレンジが効きやすい食材を使った常備菜など数多くのレシピがある。冷蔵庫で保存する場合は2~3日程度、冷凍庫で保存する場合は2~3週間で食べきるのが目安だ。
常備菜のメリット
常備菜のメリットは食事の準備が簡単になること以外にもある。たとえば、少し余ってしまった食材や、野菜の葉や皮も利用できるため、食品ロスを防ぐことや節約にもつながる。また、冷凍で小分けに保存をしておくことで、好きな時に解凍して食べることができるので便利だ。
2. 和食の常備菜5選

まずは和食の常備菜について見ていこう。
和食1.人参しりしり
人参しりしりとは沖縄県の郷土料理だ。しりしりとは沖縄県の方言で千切りを意味し、人参と卵があれば簡単に作れる炒め物である。好みによってはツナ缶を入れたり、茹でたそうめんを入れたりとアレンジも可能な常備菜だ。
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和食2.焼きなす
そのままでも美味しくいただける焼きなすだが、アレンジが効きやすい一品のため常備菜としておすすめだ。なすのほかに食材はいらないため非常にシンプルである。焼いて皮をむいたなすは何も味をつけずに保存しておくことで、調味液につけたり胡麻和えにしたりとアレンジが効きやすい。
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和食3.菜の花の白和え
菜の花の白和えは、菜の花を豆腐や白ごまと和えるヘルシーな常備菜だ。菜の花以外の葉物でも作ることが可能なためアレンジも効きやすい。白和えは時間が経つと水っぽくなるため、豆腐や葉物野菜の水切りはしっかり行うのがよいだろう。
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和食4.肉豆腐
和食の定番である肉豆腐も常備菜として保存が可能である。牛肉の薄切りや豆腐、玉ねぎにしっかり味をしみ込ませれば、ごはんにピッタリでボリューム満点の一品の完成だ。冷める過程でも味がしみ込んでいくため常備菜におすすめの一品である。
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和食5.無限ピーマン
無限に食べることができることから呼ばれるようになった無限ピーマンは弁当のおかずとしてもおすすめの常備菜である。ピーマンとツナ缶、卵があれば簡単に作ることが可能だ。色鮮やかな赤ピーマンを一緒に使うと見た目も華やかな一品に仕上がる。
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3. 洋食の常備菜5選

洋食の常備菜もさまざまなレシピがある。ここでは洋食の常備菜について見ていこう。
洋食1.コールスローサラダ
切って混ぜるだけのコールスローサラダは簡単にできるため、時間をかけずに作り置きしやすい常備菜である。キャベツや人参、コーン缶があればあとは混ぜるだけだ。好みによってドレッシングの味を変えると味の変化も楽しめるため試してみてはいかがだろうか。
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洋食2.筍のペペロンチーノ
鷹の爪とニンニクを使ったペペロンチーノはパスタだけでなく筍でも作ることが可能だ。筍は水煮を使うと時短になるため常備菜を作る際も手間なく作ることができる。ごはんにはもちろん酒のつまみにもピッタリな一品であるため酒好きの常備菜としてもおすすめだ。
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洋食3.サーモンとカブのマリネ
スモークサーモンとカブを使ったマリネは酒にもピッタリなオシャレな常備菜だ。マリネは作った日に食べても美味しくいただけるが、さらに時間を置くと味わいがよくなるため常備菜としておすすめの一品である。白ワインビネガーなどで作ったマリネ液と混ぜるだけで完成するので簡単に作ることが可能だ。
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洋食4.ラタトゥイユ
トマトの甘みや酸味を活かしたラタトゥイユは食欲が落ちやすい夏にピッタリの常備菜である。ズッキーニやなす、玉ねぎなど好みの野菜を使うとよいだろう。そのままで食べるのはもちろんパンやそうめんのトッピングとしても美味しくいただけるため、作り置きしておくと重宝するだろう。
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洋食5.野菜のバター焼き
旬の野菜を使ったガーリック風味のバター焼きは酒のつまみにはもちろん、野菜が苦手な子どもでも食べやすい一品だ。常備菜として保存する場合は焼いたガーリックパン粉を冷凍保存しておくと、食べる前に野菜にふりかけるだけで完成するため、時短につながりおすすめだ。
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結論
常備菜はまとめて作っておくことで好きな時に食べることができる万能なおかずだ。野菜や肉、魚をバランスよく使って、作り置きをしておくことで日々の食事や弁当作りの時短や節約につながるため、この記事を参考にさまざまな常備菜を作ってみてはいかがだろうか。