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中性洗剤の効果的な使い方とは?洗濯物や台所の汚れもおまかせ。

投稿者:
オリーブオイルをひとまわし編集部

2019年5月29日

普段使っている洗剤の表示を確認したことはあるだろうか。弱アルカリ性や弱酸性の洗剤は、相対する性質を持つ汚れを中和して落とすが、中性洗剤は少し違ったプロセスで汚れを落としている。中性洗剤とはどのようなものなのか、効果的な使い方と併せて紹介する。

1. 汚れと水を結びつける。中性洗剤に使われる界面活性剤とは

中性洗剤とは、合成洗剤の1つで、界面活性剤の力を利用して汚れを落とす。家庭用品品質表示法によると、酸性やアルカリ性の尺度となっているpHが、6以上8以下のものが中性洗剤として分類されている。

界面活性剤とは

中性洗剤に含まれている界面活性剤とは、水と油のように、本来であれば混ざらないもの同士を結びつけるはたらきを持った物質だ。水と相性のよい部分と、油と相性のよい部分を、どちらも持っているため、汚れと結びついて落としやすくしてくれる。

界面活性剤のはたらき

界面活性剤には主に3つのはたらきがある。1つ目は、水の表面張力を弱め、洗いたいものと水とを結びつける浸透作用。2つ目は、混ざりにくい水と油汚れを結びつける乳化作用。3つ目は、粉のように水に入れただけでは浮いてしまうようなものを、まんべんなく分散させる、分散作用だ。つまり界面活性剤を含んだ中性洗剤は、汚れを濡らし、界面活性剤に結びつけ、表面から取り除く、というプロセスで物をきれいにしているといえる。

界面活性剤の種類

中性洗剤に使われている界面活性剤にはいくつか種類があり、得意分野が異なっている。洗濯用中性洗剤やシャンプー、リンスなどに使われることの多いアニオン界面活性剤は、乳化作用や分散作用にすぐれており、泡立ちがよいという特長がある。洗濯用柔軟剤によく使われるカチオン界面活性剤は帯電防止効果を持っているため、静電気を予防してくれる。台所用中性洗剤に使われることの多い両性界面活性剤は皮膚への刺激が少ない。ノニオン界面活性剤はほかの界面活性剤と併用でき、洗濯用中性洗剤などに利用されている。

2. 中性洗剤と弱アルカリ性洗剤の違いとは?洗濯の目的ごとに使い分け

中性洗剤を洗濯に用いている人も多いだろう。洗濯用中性洗剤、という表記ではなく、おしゃれ着用洗剤として売られていることもある。洗濯用中性洗剤にはどのような特徴があるのだろうか。

洗濯用中性洗剤とは

ニットやカーディガンなど、デリケートな衣類を洗濯するときに活躍する洗濯用中性洗剤は、汚れをしっかり落とすという目的に特化した弱アルカリ性洗剤とは異なり、衣類の表面を保護して色落ちや毛玉などを防ぐことを得意としている。そのため、汚れてから長期間洗っていなかった衣類の洗浄には、あまり効果が期待できない。

おしゃれ着用洗剤は何が違う?

おしゃれ着用洗剤とは中性洗剤の1つで、弱アルカリ性洗剤に比べて、衣類へのダメージが少ない。シリコンなどが含まれており、生地を保護して縮みを防ぐことのできる製品もある。

洗濯用中性洗剤と弱アルカリ性洗剤の使い分け

中性洗剤は繊維にやさしいが、その分洗浄力はそれほど高くない。ひどい油汚れや長期間放置した衣類を洗うときには弱アルカリ性洗剤、軽い汚れや傷みやすい衣服を洗うときは中性洗剤、というように使い分けるとよいだろう。

衣類のタグなどに書かれた洗濯マークも、洗剤選びの基準となる。手洗いマークや弱水流マークのついた衣類は、おしゃれ着用中性洗剤の使用が推奨されている。

3. シンクの掃除もできる!台所でも中性洗剤を使ってみよう

台所でも中性洗剤が活躍している。昭和30年代ごろから普及し始めた台所用洗剤は、中性洗剤が主流だった。しかし現代は、より汚れを落としやすくするため、弱酸性などの台所用洗剤も登場している。台所用中性洗剤は、どのような汚れを落とすときに使えばよいのだろうか。

野菜も洗えた台所用中性洗剤

中性洗剤は水だけでは落とせない油汚れや、野菜についた虫の卵、農薬などを落とすために使われていた。かつては家庭でも安全面を考慮して、野菜を中性洗剤で洗ってから使っていた。しかし清潔な野菜が流通し始めると、水洗いだけでも十分に野菜の汚れを落とすことができるようになった。そのため、現在では主に食器や調理器具の汚れを落とすという目的で使用されている。

食器の汚れを中性洗剤できれいにするには

中性洗剤はひどい汚れには向いていないため、食器を洗う前にキッチンペーパーなどで目立つ汚れは取り除いておく。洗い桶にぬるま湯をため、台所用中性洗剤を数滴たらす。手でかき混ぜると泡が立ってくるので、食器を入れてスポンジで磨こう。

シンクの汚れも中性洗剤できれいに

台所用中性洗剤はシンクの掃除にも使うことができる。スポンジに中性洗剤を含ませ、泡立てながらシンク全体を磨こう。円を描くようにこすっていくと掃除しやすい。水で洗い流し、布で乾拭きすると水アカの付着を予防することもできる。

結論

中性洗剤とは界面活性剤の力を利用して汚れを落とす洗剤で、皮膚や衣類などへのダメージが少ない。その分洗浄力は下がるものの、軽い汚れであれば問題なく落とすことができる。色落ちや毛玉を防ぎたいおしゃれ着の洗濯にも適している。中性洗剤を使って食器を洗うときは、先にソースなどのひどい汚れを拭きとっておくことがポイントだ。
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