1. ツイストパーマには長さがどれくらい必要?

根元からかかったウェーブがさわやかさとラフさを演出するツイストパーマ。俳優やミュージシャンにもみられるおしゃれなメンズパーマのスタイルだ。パーマをかけるには、ある程度髪を伸ばさなければならないイメージがあるが、ツイストパーマに必要な髪の長さはどのくらいだろうか?
ツイストパーマは長く伸ばす必要がない
ツイストパーマは巻くためにロッド(筒状の棒)を使わない。指やピンで一定の髪の束を巻いてねじってから固定しパーマ液をなじませるスタイルなので、髪が短めの男性でもかけられるのが重宝される理由だ。しかし短すぎるとうまくかからないので注意が必要。美容院でオーダーする前に可能な長さかどうか確認しよう。
何cmからかけられる?
ツイストパーマをかけるのに必要な髪の長さは6cmから8cmといわれている。それよりも短いと毛束をねじりにくくなるので短髪の人は最低限そのくらいに伸ばそう。また、長すぎると髪の重みでボリュームが出にくくなるので、ショートからミディアムの長さでかけるのが最適だ。
2. ツイストパーマ前の髪の長さの調べ方

ツイストパーマをかける前に家で髪の長さを測っておくと安心だ。最低限必要といわれる6cmの長さを身近な物で測れる方法があるのでご紹介しよう。
用意するのはつまようじ!
大抵の家にあるつまようじ。一般的なつまようじの長さはだいたい6cmなので、これがあれば定規で目盛りとにらめっこしなくても一目瞭然。髪の根元から毛先に当ててみて、つまようじ以上の長さがあればクリアしているということだ。チェックする場所はトップ部分と前髪、耳のうえと後頭部。トップと前髪の長さは必ず必要だが、耳上と後頭部は短くてもツイストパーマをかけられる場合があるので美容師に相談してみよう。
伸びるのが待てない人は?
髪が伸びるのは一般的にひと月に1cmほど。伸ばしている間はヘアスタイルが決まりにくく早く美容院に行きたくなってしまうものだ。そんな人はツーブロックにして中途半端な長さの時期を乗り越えよう。髪が伸びてツイストパーマをかけるときも、ツーブロックとの組み合わせは問題なし。さっぱりとしたサイドにさわやかなパーマヘアはメリハリが効いて相性バツグンなので髪を伸ばす途中の人は挑戦してみよう。
3. 長さ別のおすすめメンズツイストパーマ

長さによっても雰囲気が大きく変わるツイストパーマ。ここでは長さ別のツイストパーマスタイルをご紹介する。いまの髪の長さはなりたい雰囲気にマッチしているか照らし合わせたり、自分のなりたい雰囲気に合わせて髪を伸ばしていったりとツイストパーマをかける際の参考にしてみよう。
ショート×ツイストパーマ
ショートは耳が出ていて前髪は眉上の長さ。ツイストパーマをかけると無造作な束感が出やすくなる。ツンツンと毛先をとがらせたスパイキーショートにすると、さわやかでかっこいいスタイルに。短すぎるとツイストの間隔が短くなってボリュームが出やすくなり、チリチリな印象になってしまうので注意しよう。
ミディアム×ツイストパーマ
ミディアムは耳が半分隠れるくらいで前髪は目のうえくらいの長さ。丸くカットするマッシュヘアをベースにするとパーマヘアもナチュラルな雰囲気になる。長めの前髪がセクシーで女性ウケもよい。ツイストパーマをゆるめにするとオフィスにもマッチしそうだ。
ロング×ツイストパーマ
メンズのロングは髪が結べるくらいの長さ。ツーブロックと組み合わせるとルーズさもありながら清潔感のあるスタイルに。無造作なウェーブに長めの髪は相性がよい。結んだりして印象を変えることもできる。きれいに髪を伸ばす必要があるので、傷んでいるところはカットするなどメンテナンスをしよう。
結論
ツイストパーマには最低6cmの髪の長さが必要だが、ミディアムの長さまで伸ばすとよりカッコよく決まる。伸ばし途中のヘアスタイルが気になる人はツーブロックを取り入れながら伸ばしていこう。髪がやわらかくペタンとなりやすい人や、毛量が少ないのを気にしている人もおしゃれにボリュームが出せるツイストパーマ。仕事上パーマはちょっと...という人も徐々に伸ばして長期休暇中に挑戦してみるのはいかがだろう。