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おでんの歴史と地域別の特徴。じっくり煮込むほど美味しいは間違い?

おでんの歴史と地域別の特徴。じっくり煮込むほど美味しいは間違い?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2020年2月14日

おでんといえば、大根にこんにゃく、ちくわぶ…。このように考えるのは、どうやらちょっと古いらしい。近頃では、トマトやトウモロコシなど、意外な食材を使ったおでんがあるようだ。さらに、冷やしおでんなるものも!今回は、おでんの歴史をひもときながら、ニューフェイスおでんを紹介していく。

  
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1. おでんの歴史

ルーツは田楽

おでんは日本人に親しまれてきた料理の1つ。そのルーツとも言われているのが、拍子木型に切った豆腐を竹串にさして焼いた豆腐田楽なる食べ物。安土桃山時代に生まれたこの豆腐田楽が、江戸時代になるとこんにゃく田楽へ進化し、それがいつしか煮込まれるようになって、おでんになったと言われている。

関東炊き

1887年に創業したおでん専門店「呑喜」の創業者は、当時まだ汁気が少なかったおでんを汁気多めにアレンジして売り出した。これが人気を博し、大正時代になるとそれが関西へと伝わった。関西では、従来のおでんと区別するよう、汁気の多いこのおでんを関東炊きと呼んでいたそうだ。

家庭料理に昇格

その後も発展し続けたおでんだが、昭和20年ごろまでは屋台や専門店で食べるものと認識されていた。おでんが家庭料理として馴染み始めたのは、戦後のこと。近年になると食卓に登場した鍋のランキングでも堂々1位になるなど、ポピュラーな料理へと進化を遂げた。

2. 現代の基本のおでん

出汁の味

おでんは、出汁いかんでその美味しさが決まると言ってもいいほど、出汁が重要。もっともポピュラーなものは、カツオと昆布でとる一番出汁を使用するもの。地域によっては、鶏ガラスープで作るこってりとしたおでんを食べるところもあるらしい。

関東風と関西風

おでんには一般的に関東風と関西風が存在する。味が濃いめのものを関東風、味が薄めのものを関西風という。両者とも醤油がベースだが、関東風はみりんを使用することが多く、対して関西風は薄口醤油を使い、あとは塩や砂糖、酒で味付けするものが多い。

美味しく作るコツ

おでんはじっくり煮込む方がいいという考え方。実はこれ、半分間違い。大根やこんにゃくなど、味がしみにくい具材としみやすい具材では、最適な煮込む時間が異なる。美味しいおでんを作るためには、味がしみにくいものから時間差で煮込んでいくのが正解。これは、基本のおでんはもちろん、これからご紹介する進化系おでんにも共通して言えること。覚えておこう。

3. 進化系おでんって?

冷やしおでん

つい数年前までは、おでん=冬のイメージが強かったが、近頃は冷やしおでんなる、冷たいおでんが流行っているのだそう。具材にもトマトやオクラ、トウモロコシなど、夏野菜を入れるのがお決まりらしい。作り方は簡単。普段通りに煮込んで、冷やすだけ。冷たくなると味がわかりにくくなるので、少し出汁を濃いめにするのがオススメだ。

野菜おでん

おでんといえば、練り物が定番だったが、ヘルシーブームの波に乗って、野菜だけのおでんが登場している。野菜おでんは、旬の野菜をふんだんに使うのがポイント。出汁をきちんと取ってから作ると繊細な野菜の味とマッチして、より美味しく感じられる。

エスニックおでん

出汁の味に変化をつけるおでんも流行中。ココナッツミルクとチリペーストで作るシンガポールのラクサのようなスープや中華の火鍋のようなスープ、ナンプラーベースのスープなど、アレンジは自由自在。お好みのスープでおでんを作ってみよう。

結論

コンビニエンスストアでも季節を問わず、当たり前のように販売されているおでん。平成に入ってからのおでんの進化は目を見張るものがある。それとともに具材や味付けも多様化してきたようだ。ぜひ、自由な発想でおでんを楽しんでみてはいかがだろうか?
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  • 公開日:

    2018年1月30日

  • 更新日:

    2020年2月14日

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