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かぼちゃの煮物の正しい保存方法は?ポイントは「煮汁」の処理

かぼちゃの煮物の正しい保存方法は?ポイントは「煮汁」の処理

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 平原あさみ(ひらはらあさみ)

鉛筆アイコン 2021年1月 6日

かぼちゃの大きい塊を買った場合などに、かぼちゃの煮物を作り過ぎてしまうことがあるかもしれない。煮物の味や風味を保ったまま保存したいところだが、どのような保存方法を採用するのがよいだろうか。本記事では、かぼちゃの煮物について、目安となる保存方法を紹介する。参考になれば幸いだ。

  

1. どの保存方法にしても、まずはかぼちゃの煮物から煮汁を除くのが正しい!

かぼちゃの煮物を保存する際に、まず注意するべきなのは煮汁だ。煮汁が残ったまま保存してしまうと、劣化が早くなり、味や香りを損ねる原因になってしまう。どの方法で保存するにしても、煮汁を切る、もしくは煮詰めて飛ばすことが重要だ。それさえ気を付ければ、ぐっと保存しやすくなる。

2. すぐに食べきる場合限定、かぼちゃの煮物を冷蔵保存する

かぼちゃの煮物を当日、長くても翌日まで保存できればよいという程度なら、冷蔵保存を選択肢に入れてもよいだろう。まずは結露を防ぐため、粗熱をしっかり取ること。その後は、密閉容器に入れて冷蔵庫で保存すればよい。冷蔵庫に入れたままうっかり忘れると、すぐに劣化してしまう。早く食べきる自身がないのであれば、冷凍保存を検討することをおすすめする。

3. かぼちゃの煮物を冷凍保存するなら、空気を抜いて長く美味しく!

かぼちゃの煮物を冷凍保存する際は、煮汁をしっかり切ったうえで、空気に触れさせないことが重要だ。というのも、空気に触れた状態で冷凍すると、空気中の水分が結露してかぼちゃに付き、霜となる。霜は煮汁と同様に、劣化を進めてしまうのだ。フリーザーバッグなどに入れ、空気を抜けば、霜や煮汁による劣化を防いだ上で冷凍保存できる。なお、かぼちゃの煮物を小分けにして冷凍すると便利だ。冷凍と解凍を繰り返すと劣化の原因になるが、食べる分だけを取り出して解凍すれば問題ないからだ。複数の小さいフリーザーバッグに入れる、あるいは1食分ずつラップで包んでからフリーザーバッグに入れるなどの方法がある。冷凍保存すれば2〜3週間ほどは保存できるだろうが、冷凍といえども劣化は少しずつ進んでいく。美味しさが損なわれる前に、なるべく早く食べきってしまいたい。

4. じっくり時間をかけて、かぼちゃの煮物を美味しく解凍したい

冷凍したかぼちゃの煮物を解凍する際には、いくつか方法がある。一見、最も簡単そうに思えるのは電子レンジでの解凍・加熱だが、加減が難しく、失敗すると風味を損ねてしまうおそれがある。確実に美味しく食べたいのなら、時間をかけて解凍する方法を選びたい。たとえば、室温あるいは冷蔵庫に移して解凍する方法もあれば、容器ごと流水に浸けて解凍する方法もある。解凍までしばらく待つことにはなるが、冷凍前の風味をある程度再現することができるだろう。解凍が終わってしまえば、あとは鍋なり電子レンジで加熱してしまえばよい。

結論

かぼちゃの煮物を保存するなら、煮汁を除いたうえで冷凍保存が最も安心できそうだ。せっかく丁寧に煮込んでよい食感に仕上げたのなら、長期間変わらない美味しさで保存したい。忙しくて時間をかけたくない場合もあるだろうが、少し時間を取って、保存や解凍をじっくりと試してみてはどうだろうか。
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  • 公開日:

    2019年4月22日

  • 更新日:

    2021年1月 6日

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