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赤色に変化するチーズ!?【ロビオラ・トレラッティ】とは

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

2019年10月 8日

山羊、羊、牛の3種類のミルクから作られる「ロビオラ・トレラッティ」。通常は白っぽいクリーム色をしているが、熟成が進むにつれて表面が徐々に赤みを帯びてくる珍しいチーズだ。3種のミルクから作られる味はどんなものなのか、ロビオラ・トレラッティの魅力について紹介しよう。

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1. ロビオラ・トレラッティの特徴

ロビオラ・トレラッティとは、牛乳・山羊乳・羊乳の3種の混乳から作るソフトチーズのことで、テーブルチーズとして人気がある。熟成するにしたがって、表面が赤くなるのが特徴だ。古いラテン語でルビー色、赤色を意味する「rubereルベレ」という言葉が転じてロビオラとつけられたといわれている。また、トレは「3種の」、ラッティは「ミルク」を意味する。ロビオラ・トレラッティは名前だけでその特徴が見事に表されているのだ。

味や香り

ロビオラ・トレラッティは、きめ細かく、なめらかでクリーミーな舌触りが特徴だ。また、3種のミルクの芳醇な香りを楽しむことができる。一般的に山羊乳や羊乳は臭みがあり、苦手とする人も多いが、ロビオラ・トレラッティは3種のミルクが合わさっているため、臭みが少なく、ほんのりと甘い優しい風味となる。羊乳のコクのある濃厚な味わいを、山羊乳のほどよい酸味がすっきりとさせ、全体を牛乳がまとめる。
3種混合のチーズだからこそ味わえる、見事なバランスなのである。

さまざまなロビオラ

前述したようにロビオラは表面が赤色に変化する特徴から名づけられた名前で、この名をもつチーズはほかにもある。
有名なのは主に山羊乳から作られる「ロビオラ・ディ・ロッカヴェラーノ」や水牛乳から作られる「ロビオラ・ディ・ブーファラ」だ。同じロビオラの名がついていても、その味や特徴は全く異なるため、機会があれば食べ比べてみるとよいだろう。

2. ロビオラ・トレラッティの産地や食べごろ

ロビオラ・トレラッティはピエモンテ州の代表的なチーズとして知られている。
ピエモンテ州はアルプスの山麓に広がる州で、ワインやトリュフなどが特産品の地域である。チーズではロビオラ・トレラッティのほかに、ハード・セミハードタイプの「ブラ」やかつて幻のチーズと呼ばれた「カステルマーニョ」などが有名である。

食べごろ

年間を通して楽しむことができるが、春から秋にかけて作られるものが最も美味しいといわれている。
熟成期間は最低20日で、1ヶ月程度経ってとろとろになった状態がもっとも人気である。さらに時間が経つとだんだんと味が締まり、辛みが感じられるようになる。
また、熟成期間が長くなるにつれて、山羊乳や羊乳特有の香りが出てくるので、苦手な人は早めに、好きな人は時間を置いて食べるとよいだろう。

3. ロビオラ・トレラッティの食べ方

ロビオラ・トレラッティは風味豊かなため、シンプルに味わうのが一番である。
酒のおともとしてそのまま食べたり、クラッカーをのせて食べたりするのがポピュラーだ。ナッツ類と一緒に食べてもよいだろう。本場ではマスタード風味のシロップに漬けた果物「モスタルダ」やコンフィチュール、果物などと合わせて食べることもあるようだ。

相性のよいワイン

ワインと合わせるなら同じピエモンテ州産のものを選ぶとよいだろう。ピエモンテ州は高級ワインの名産地としても知られている。ロビオラ・トレラッティの甘いミルクの香りを引き立たせるには、辛口のワインがおすすめである。すっきりとしたさわやかな味わいのガヴィなどを合わせるとよいだろう。

結論

3種のミルクから作られるロビオラ・トレラッティについて紹介した。3種を合わせることにより獣臭さが消え、コクのある豊かな風味となったロビオラ・トレラッティは一生に一度は食べたいチーズである。熟成期間によっても味が変わるためその変化を楽しむのもよい。ぜひ一度試してみてはいかがだろうか。
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