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【シャルダン・ポワヴル】ってどんなチーズ?特徴や楽しみ方を解説

投稿者:ライター 田口忠臣(たぐちただおみ)

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

2019年10月23日

シャルダン・ポワヴルは、フランス西部のポワトー・シャラント圏で生産される黒コショウがまぶされたシェーブルタイプのチーズである。シェーブルタイプのチーズは、ヤギの生乳から作られるため独特のにおいとコクがあり苦手な人も多い。しかし、シャルダン・ポワヴルは黒コショウにより、シェーブルタイプのクセをやわらげているため、初心者でも食べやすい。今回は、このシャルダン・ポワヴルの特徴や味わい方などについて解説しよう。

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1. シャルダン・ポワヴル チーズの特徴

シャルダン・ポワヴルは、表面にびっしりとまぶされた黒コショウが特徴のチーズである。元となるのはヤギの生乳を使ったシェーブルタイプのチーズである。ヤギの生乳には、ビフィズス菌がたくさん含まれていることから、チーズを製造する際に乳酸発酵が行われる。このためシェーブルタイプのチーズは、ヤギ特有のクセとにおいに加えて酸味がある。

黒コショウとチーズの相性がよいことは広く知られていて、白カビタイプの「プティ ブリ ポワブル」などさまざまなチーズがあるが、シェーブルチーズの表面に黒コショウがまぶされているものは珍しい。シャルダン・ポワヴルの表面にまぶされた黒コショウは、刺激的な香りとさわやかな辛さが特徴で、肉料理などで肉の臭みをやわらげるために使用されることが多い。この効果により、シャルダン・ポワヴルはヤギの生乳特有のにおいやクセが抑えられており、シェーブルタイプのチーズが苦手という人でも美味しく食べられる。

2. シャルダン・ポワヴル チーズの原産地と歴史

シャルダン・ポワヴルの産地は、フランスのポワトー・シャラント圏のシャラント県である。この地域は、石灰岩の平野に沼が多く存在し、あまり豊かな土壌ではない。そのため、やせた土地でも育てやすいヤギの飼育が行われるようになり、その生乳を使ったチーズ作りが盛んになった。シェーブルタイプのチーズの一大産地として知られて、AOC(原産地統制名称制度)を1990年に取得した「シャビシュー・デュ・ポワトー」なども生産されている。また、ポワトー・シャラント圏では、ドーム型のかわいらしい形が個性的なシェーブルタイプのチーズ「トピネット」も人気であるが、シャルダン・ポワヴルはこのトピネットを作ったチーズ職人によって作られている。

3. シャルダン・ポワヴル チーズの楽しみ方

シェーブルタイプのチーズは、そのまま食べることが多いが、乳酸発酵のさわやかな酸味と黒コショウのピリッとした辛みが特徴のシャルダン・ポワヴルは、そのまま食べるのはもちろん、サラダのトッピングで楽しむのもおすすめである。酸味と辛みがサラダの風味を引き立ててくれ、さらにオリーブオイルを少しかければ、手軽で贅沢な一皿となる。

そのまま食べる際に、黒コショウが辛すぎるという人は、パンやクラッカーに挟んで食べるのもおすすめである。また地元では、ハチミツやジャムと一緒に楽しむ人もいるようである。

酒と合わせる際には、ワインよりアルコール度数が高いコニャックが合うといわれている。シャルダン・ポワヴルの産地であるシャラント県のコニャック地方は、ブドウを原料としたブランデーであるコニャックの産地としても有名である。酒は、同じ地域で作られる食べ物との相性がよいといわれるように、シャルダン・ポワヴルには、コニャックがよく合うようだ。また、ブドウの果樹にアルコール度数60度以上のコニャックを加えて熟成させる酒精強化ワイン「ピノー・デ・シャラント」やアルマニャックを使用する「フロック・ド・ガスコーニュ」も相性がよい酒である。

結論

シャルダン・ポワヴルは、表面に黒コショウがまぶされた珍しいシェーブルタイプのチーズである。ヤギの生乳から作られるシェーブルタイプのチーズは、特有のにおいやクセがあるため、苦手な人も多いがシャルダン・ポワヴルは、表面にある黒コショウにより臭みが抑えられるためクセが少なく、チーズ初心者でも美味しく食べられる。シェーブルタイプのチーズを、一度食べてみたけど苦手だったという人も、ぜひ試してみてほしい。
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