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歴史の長いチーズ【ポン・レヴェック】とは?特徴や楽しみ方を紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

2019年11月18日

ポン・レヴェックは、フランスのノルマンディー地方で生まれたウォッシュタイプのチーズである。ノルマンディー地方は、カマンベールやリヴァロ、ヌーシャテルなど有名なチーズの産地であり、ポン・レヴェックは、その地域で作られるチーズの中で最も古い歴史を持つといわれている。今回は、そんなポン・レヴェックの特徴や歴史、美味しい食べ方などについて解説しよう。

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1. マイルドな味のウォッシュチーズ、ポン・レヴェックの特徴

ポン・レヴェックは、牛の生乳を原料としたウォッシュタイプチーズである。見た目の特徴としては、四角い形をしており、わらの上に置いて熟成させた際についた小さな格子状の模様が見られる。チーズの表面の白っぽいカビの下の外皮は、淡い黄色をしているが、熟成が進むと赤褐色に変わっていく。チーズ内部には、全体的に小さな気孔がある。
ほかのウォッシュタイプチーズと比較するとにおいや味のクセは少なく、マイルドなのでウォッシュタイプチーズの初心者にも食べやすいチーズである。マイルドでありながらもしっかりとしたミルクのコクや風味を感じることができ、熟成すると弾力の中にも、ねっとりとした食感が楽しめる。
ポン・レヴェックには大きさにより4つのタイプがある。ポン・レヴェックは、一辺が10.5~11.5cm、重さ300~400g、ドゥミ・ポン・レヴェックは10.5~11.5cm×5.2~5.7cmの長方形で重さ150~200g、プティ・ポン・レヴェックは、一辺8.5~9.5cmで180~250g、グラン・ポン・レヴェックは19~21cmで重さ1.2~1.6kgである。また、熟成期間にも違いがあり、グラン・ポン・レヴェックは最低21日間だが、ほかの3種類は最低18日間の熟成期間となっている。

2. ノルマンディー地方で最も歴史の古いチーズであるポン・レヴェック

ポン・レヴェックの産地は、フランスのノルマンディー地方である。ノルマンディー地方は、リヴァロやカマンベールなどたくさんの有名なチーズが作られる名産地であり、ポン・レヴェックはその中でも最も歴史の古いウォッシュタイプのチーズである。
ポン・レヴェックの原型は1213世紀まで遡り、当時修道院で作られていた「アンジェロ(Angelot)」と呼ばれていたチーズではないかといわれ、「よい食事のあとには必ずアンジェロを食べる」という記述が残っている。16~17世紀にはフランス全土で食べられるようになり、生産の中心となっていたポン・レヴェック村の名前にちなみポン・レヴェックと呼ばれるようになった。
現在の生産は、ノルマンディー地方の5つの県とマイエンヌ県で、1972年には、優れた農産物や酪農品などに与えられるフランスの認証制度AOC(原産地名称統制)、1996年に伝統的で地域に根ざした食品などに与えられる品質認証のAOP(原産地名称保護)に認定されている。

3. ポン・レヴェック チーズの楽しみ方

ポン・レヴェックは、ウォッシュタイプのチーズとしては塩味が強くないため、そのまま食べても美味しくいただける。また、においやクセも少ないため、ほかの食材との相性もよい。加熱すると、さらに風味が増すのでパンに挟んでホットサンドとして楽しむのもおすすめである。
ワインに合わせるには、ポン・レヴェックが比較的高脂肪のチーズであるため、フルーティーで軽めの赤ワインとの相性がよい。また、この地方の酒では、リンゴを原料とした「シードル」や「カルヴァドス」にも合う。熟成が進んだポン・レヴェックは、渋みがしっかりとあるカベルネ・ソーヴィニョンなどの赤ワインと一緒に楽しむのもおすすめだ。

結論

ポン・レヴェックは、ウォッシュタイプのチーズであるが、においやクセが少ないためチーズ初心者でも食べやすい。大きさの違う4つのタイプがあり、また価格も比較的リーズナブルなことから手軽に楽しめる。ワインだけでなくリンゴから作られた酒、シードルとの相性もよいため、女性にもおすすめのチーズである。インターネット通販などでも手に入るので、試してみてはいかがだろうか。
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