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【キュレ・ナンテ】ってどんなチーズ?特徴やおすすめの食べ方を紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

2019年11月 2日

キュレ・ナンテは、フランスのブルターニュ地方で生産されるゲランドの塩という名塩によって洗われて熟成されるウォッシュタイプチーズである。ゲランドの塩を使っていることからほのかに海の香りがするといわれるが、日本人には納豆の香りに感じるようだ。今回は、そんなキュレ・ナンテの特徴や歴史、食べ方について解説しよう。

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1. キュレ・ナンテチーズの特徴

キュレ・ナンテは、フランスの名塩といわれる「ゲランドの塩」を使ったウォッシュタイプのチーズだ。ゲランドの塩とは、フランスのブルターニュ地方の塩田で作られる自然塩で、9世紀以来、機械をほとんど使わずに、塩職人の手による伝統的な手法で生産されている。太陽と風、粘度の地層と自然環境を活かして作られるゲランドの塩は、ブルボン王朝時代より、フランス料理のシェフ達から高い評価を受けている名塩である。
キュレ・ナンテは、このゲランドの塩を使った塩水で表面を何度も洗いながら熟成させることから、ほのかに海の香りがするともいわれるが、日本人の嗅覚では納豆のにおいに近いと感じるようである。原料は、牛の生乳が100%で、チーズの表面は薄いオレンジ色をしており、ねばねばとしている。ウォッシュタイプ特有のアンモニア臭はそれほど強くなく、初心者でも比較的食べやすいチーズである。食感は、むっちりと弾力があり、味にもクセが少なくミルキーでコクのある風味が楽しめる。
キュレ・ナンテには、同地方の辛口白ワイン「ミュスカデ」で洗い熟成させた「キュレ・ナンテ・オ・ミュスカデ」もあり、白ワインの柔らかい香りが特徴である。機会があれば、ぜひ食べ比べてみてほしい。

2. キュレ・ナンテチーズの原産地と歴史

キュレ・ナンテの産地は、ゲランドの塩と同じくフランス西部のブルターニュ地方で、ロワール川下流のナントという街である。誕生は、フランス革命のころで、ヴァンテよりナントに逃れてきた司祭によって作られたのが始まりであるそうだ。ちなみに、キュレ・ナンテのキュレとは司祭を意味し、ナンテはナントの街を表している。
古い歴史を持つキュレ・ナンテであるが、一時期生産が途絶えていた。しかし、1978年にジョルジュ・パトラ氏がナントの西にあるポルニックの街にル・キュレ・ナンテ社を創立し、夫婦二人で再び生産を開始。その後、需要が増えたことから職人を徐々に増やして、現在は8名の職人によって作られている。キュレ・ナンテは、無殺菌乳(レ・クリュ)にこだわったチーズで、銅鍋を使用して作られる。熟成は、もみの木の一種であるエピセアの棚に寝かせて、週に2回ゲランドを使った塩水で洗う作業を行う。熟成期間は、普通のサイズで3週間、大きなものでは5週間で出荷される。昔の製法を受け継いでいるが、形は円形だったものが、現在ル・キュレ・ナンテ社で作られるものは正四角形の外観となっている。

3. キュレ・ナンテチーズの楽しみ方

キュレ・ナンテは、ゲランドの塩というフランスブルターニュ地方の塩を使って洗われることから、ほのかに海の香りがするウォッシュタイプチーズである。ウォッシュタイプチーズとしては、においも味もマイルドなので、チーズ初心者でも美味しく食べることができる。ワイン以外にも日本酒にも合うので、日本酒党の人にもぜひ試してみてほしい。
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