このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。

【ロッコロ】ってどんなチーズ?特徴や産地、おすすめの食べ方を解説

投稿者:ライター 松崎茉莉奈(まつざきまりな)

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

2019年11月20日

チーズの名産地、ロンバルディア州で製造されるウォッシュタイプのチーズ「ロッコロ」。近年の個性的なチーズのなかでは素朴な味だが、食べる部分によって味わいや食感が異なる不思議なチーズである。香りやクセが強すぎず、ウォッシュチーズを食べ慣れていない日本人にも比較的食べやすい。今回はそんなロッコロについて紹介しよう。

\この記事をシェアする/     
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

1. ロッコロの特徴

ロッコロは牛のミルクから作られる長期熟成のウォッシュチーズである。誕生してまだ日は浅いが、その作り方は古くからあるもので、新参者でありながらどこか懐かしさの感じられるチーズである。熟成期間が長いため、表皮には多種多様のカビが生えているのが特徴だ。ロッコロという名は、タレッジョ渓谷にある狩人の小屋(ロッコロ)から付けられたとされている。

味や香り

・質のよいミルクが生み出すコク

長期熟成によってできた表皮はさまざまなカビが生えているため、ウォッシュチーズ特有の香りがしっかりと感じられる。しかし、ロッコロは外皮をむくことが多いので、食べる際にはほとんど気にならない。むしろ、上品な甘さとほどよい酸味のあるミルクの風味が印象に残る。ロッコロにはイタリアの伝統種ブルーナ・アルピーナ種の牛のミルクが使用されており、その上質なミルクがロッコロのコクのある味を生み出すのだ。

・さまざまな味が楽しめるロッコロ

また、ロッコロは食べる箇所によって味や食感が異なるのも特徴である。外皮に近い部分はもっちりとした食感で、ナッツのような風味が感じられる。一方、中心部はシェーブルタイプのチーズのようなもろい食感で、酸味のあるさわやかな味がする。ひとつのチーズでさまざまな味を楽しむことができるのだ。

ロッコロ・ローズマリーノ

ロッコロの表面にローズマリーの葉をまぶして熟成させた「ロッコロ・ローズマリーノ」というチーズもある。ロッコロ自体、香りが控えめで食べやすいチーズだが、さわやかなローズマリーの風味が加わることでさらに食べやすくなる。チーズのコクのある甘みと鼻に抜けるハーブの香りが絶妙にマッチした一品だ。アフタヌーンティーにもぴったりのチーズである。

2. ロッコロの産地や食べごろ

主な産地

ロッコロはイタリア、ロンバルディア州で製造されている。ロンバルディア州はチーズの名産地として有名で、「ゴルゴンゾーラ」や「マスカルポーネ」など、日本でもお馴染みのチーズもこの地で誕生した。ロッコロと同じウォッシュタイプチーズとしては「タレッジョ」が有名である。

食べごろ

イタリアで作られるロッコロが日本にやってくるころには、十分に熟成されているので、購入後は早めに食べるのがよいだろう。ウォッシュタイプのチーズは熟成が進むほど香りが強くなる。あまりクセのないロッコロとはいえ、日を置きすぎないほうがよいだろう。

3. ロッコロの食べ方

長期熟成によりさまざまなカビが生えたロッコロは外皮をむいて食べるのが一般的である。特有の香りが気になる場合は皮を分厚めにむくとよいが、ロッコロは部分によって味わいも変化するため、むきすぎないように注意しよう。ロッコロは比較的クセが少ないので、まずは一口食べてみて判断するとよい。そのままつまみとして食べるのはもちろん、サンドイッチに挟んだり、パスタソースに使ったりするのもおすすめだ。

相性のよいワイン

ロッコロはフルーティーでさわやかなワインとの相性がよい。また、ねっとりとしたコクのある外皮に近い部分には赤ワイン、中心部の酸味のある部分には辛口の白ワインを合わせるなど、食べる箇所によって変えてもよいだろう。上品なミルクの味はワイン以外にも紅茶やコーヒーと合わせることもできる。

結論

コクのある風味とさわやかな酸味が混在する不思議なチーズ、ロッコロについて紹介した。ウォッシュチーズはクセが強く食べにくいイメージがあるが、ロッコロは素朴で上質なミルクの甘みをしっかりと感じることができる。長期熟成だからこそ生み出される奥深い味を、ぜひ一度味わってみてほしい。

この記事もCheck!

おすすめ記事おすすめ記事

    ページトップへ ページトップへ