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形が特徴的!スペインの【ケソ・テティージャ】はどんなチーズ?

形が特徴的!スペインの【ケソ・テティージャ】はどんなチーズ?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 藤江美輪子(ふじえみわこ)

2020年3月18日

牛乳から作られるチーズは多くあるが、どこでどのように作られるかで風味は大きく異なる。とくにチーズが身近なヨーロッパでは、地域によって独自の製法が伝わっていることもあり、そこでしか食べられないチーズが多い。ここでは「ケソ・テティージャ」というチーズを紹介する。

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1. ガリシア州で作られるケソ・テティージャとは?

ケソ・テティージャはスペイン北西部に位置するガリシア州で作られている。この地はスペイン最大の牛乳生産地として知られており、その生産量を活かしてさまざまなチーズが作られている。ガリシア州では、同じ牛乳から作られているとは思えないほど個性的なチーズが味わえる。

一度見たら忘れられない形

チーズといえば円柱状のものを思い浮かべるが、ケソ・テティージャの形は一般的なチーズとは異なり、直径9~15cmの丸みを帯びた円錐型をしているのだ。テティージャは「小さなおっぱい」という意味を持ち、この見た目からつけられたことがわかる。チーズは世界中にあるが、このような形をしたチーズは珍しく一度見たら忘れられないだろう。見た目のインパクトが強いケソ・テティージャだが、歴史ある伝統的なチーズで、イタリアやスペインで使われる認証で、品質や製法が認められた食品にしか与えられないDOP(Denominación de Origen Protegida)を取得している。

ケソ・テティージャの味わいと香り

牛乳から作られるチーズは日本でも馴染み深いが、ケソ・テティージャは日本で親しまれているものと少し風味が異なり、チーズでありながらバターのようなまろやかな甘さを堪能できる。また、しっとりとした見た目通りクリーミーで、チーズの概念を変えてくれる。

2. ケソ・テティージャの熟成と食べごろ

チーズは熟成させることで風味が変わってくる食品だ。原料や製法が同じでも、さまざまな風味のチーズができるのは熟成があるからだといっても過言ではない。例外的に熟成されないフレッシュチーズというものもあるが、多くのチーズは熟成過程を経る。熟成期間の長さは当然ながら、カビ付けを行うか否かも熟成の際には重要となる。ケソ・テティージャはカビ付けなどを行わず、そのまま熟成させるチーズだ。しかし、ケソ・テティージャの熟成期間は最低7日間と熟成チーズのなかでも短い。一般的に1年以上熟成させるチーズは旨みが強くなる分、水分をしっかりと抜けていくので硬くなっていく。しかし、ケソ・テティージャのように熟成期間が短ければ、やわらかい食感を保つことができる。熟成期間が短いことでケソ・テティージャのなめらかな口どけが楽しめる。

ケソ・テティージャの食べごろ

一定の時期にしか作られないチーズもあるが、ケソ・テティージャの場合は1年を通して食べることができる。熟成期間が短いため、搾乳のたびにすぐに作ることができるのがケソ・テティージャのメリットだ。店頭に並ぶものはすでに熟成を終えているものなので、購入直後から食べられるのもうれしいポイントだ。

3. ケソ・テティージャの食べ方

クリーミーな味わいが特徴的なケソ・テティージャは、そのまま食べるのがおすすめだ。ほかのチーズよりも塩気が少なく、甘みが強いことから食事の締めくくりにデザートとして食べてもよいだろう。1個1個のサイズがそれほど大きくないが、食べる際はカットしよう。外側の熟成している部分と内側の熟成していない部分を一度に食べることで、初めてケソ・テティージャのすべてを堪能したといえるからだ。独特な形をしているが、円盤状のチーズと同じように中心から放射線状に切り分ければ、外側と内側の両方をバランスよく味わえる。

チーズプラトーに挑戦する

ケソ・テティージャだけを味わうのもよいが、せっかくならチーズプラトーに挑戦してみよう。チーズプラトーとはチーズの盛り合わせのことで、パーティーなどでいろいろなチーズを食べたいときにおすすめだ。チーズプラトーを作るときに見た目や味わいが異なるものを組み合わせると、楽しみ方の幅が広がる。見た目も味わいも特徴的なケソ・テティージャはチーズプラトーに最適だ。

料理にも使える

バターのような味わいをもつケソ・テティージャは、溶かしてパイ料理などにも使われる。クセがないため、ほかの食材の味を引き立ててくれるのだ。しかしはじめから料理に使ってしまうと特徴的な形を楽しめないため、やはり最初はそのまま堪能したほうがよいだろう。

結論

世界にはさまざまなチーズがあるが、ケソ・テティージャほどインパクトのある形をしているチーズはあまりない。しっとりとした見た目通り、バターのような優しい味わいのチーズでデザートにも最適だ。いつものチーズに飽きたら、変わり種としてチャレンジしてみてほしい。

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