1. 「まずはラップで包む」はNG!?
チーズを冷蔵保存する際に乾燥を防ぐために...と、とりあえずラップで包んでいないだろうか?しかし、ラップで包むとチーズの発酵過程である水分調整や呼吸を邪魔してしまったり、チーズは匂いを吸収しやすい特性があるので、ラップ自体の化学的な味が移ってしまったりと、良いことなしだ。
正解は最初にオーブンペーパーで包むことだ。チーズ保存専用のオーブンペーパーも市販されている。
それでは、チーズを冷凍庫で長期保存するのは良いのだろうか?答えは、後日、加熱調理に使うのであればOKだが、そのまま食べる場合は、水分が抜けてボソボソしてしまうので避けた方が良い。それが正解だ。
正解は最初にオーブンペーパーで包むことだ。チーズ保存専用のオーブンペーパーも市販されている。
それでは、チーズを冷凍庫で長期保存するのは良いのだろうか?答えは、後日、加熱調理に使うのであればOKだが、そのまま食べる場合は、水分が抜けてボソボソしてしまうので避けた方が良い。それが正解だ。
2. 温度管理はどうする!?冷蔵庫での適材適所とは
ナチュラルチーズにも様々な種類があるが、ここでは代表的なチーズの保存方法と冷蔵庫での温度管理について説明する。
✔フレッシュタイプ「マスカルポーネ・モッツァレラ」
マスカルポーネは表面をオーブンペーパーで覆い、モッツァレラは断面を下にして浸かっていた乳清と共に密閉できる保存容器に入れよう。冷蔵庫の冷蔵室がベストで、チルド室に入れると冷えすぎて食感が悪くなるので避けるべし。
✔白カビタイプ「カマンベール」
白い外皮に覆われたカマンベールは、オーブンペーパーに包み、あれば販売時に入っていた木枠に入れ冷蔵庫の野菜室で保存しよう。この時にレタスやパセリを一緒に入れると乾燥が防げる。
✔青カビタイプ「ゴルゴンゾーラ・ロックフォール」
オーブンペーパーで包み、冷蔵庫のチルド室で保存する。水分が出たらペーパータオルで拭き取ろう。
✔ハードタイプ「パルミジャーノ レッジャーノ」
オーブンペーパーで包んでからラップで包み、密閉容器に入れて冷蔵庫の野菜室で保存しよう。水分を減らして製造する特性上、蒸れるのはよくないため、3日に一度は空気に触れさせた方がよい。
✔ウォッシュタイプ「エポワス」
ウォッシュタイプの大敵は乾燥。空気に触れないようオーブンペーパーで覆い、木枠ごとラップで包んだ上で、ジッパー付き保存袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存を。蒸れ防止のために2日に一度は空気を入れ替えよう。
結論
チーズの正しい保存法はお分りいただけただろうか。冷蔵庫で保存した後に食べる場合は、チーズ本来の風味や食感を楽しむために室温に戻すのが鉄則だ。正しい保存法を理解してチーズをより美味しい状態でいただこう。